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《自分の強みがわからない人へ》「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の感想

おはようございます。

先日、以下の本を読みました。


あなたは自分の”強み”がなんだかわかりますか?

「自分には強みなんてない」

そう思う方もいると思います。

わたしもそう思っていました。

けど本書を読み、わたしには強みがないのではなく

「強みに気づいていないだけ」
「強みになるまで育てられていないだけ」

ということが分かりました。

本書を読めば自分の強みを知ることができます。


そもそも「強み」とはなにか。

本書では「強み」を以下の式で表しています。

才能(思考・感情・行動パターン)✖自己投資(練習や知識を身に付けるためにかける時間)=強み

つまり自分の個性を知り、それを伸ばしていくことで強みになるということ。


成功したいなら強みを伸ばせ

世の中の「成功者」と呼ばれる人たちの多くは、”強み”を伸ばしている人たちですよね。

しかし多くの人は自分の個性が何なのかを知りません。

なぜならわたしたちは「強みを伸ばす」のではなく「弱点を無くす」教育を受けてきたからです。

あまりに多くの人が間違った方向に向かうことに人生を費やしている。ゆりかごから職場を経由して墓場まで、すばらしい才能と可能性に気づくことなく進んでいく。

だから成功したいのであれば、自分の”強み”を伸ばしていく必要があります。


本書を読んでわかること

本書では34個の個性が紹介されており、本書を読めば自分がどの個性なのかを知ることができます。

さらにはその個性を伸ばすための行動や、失敗しないための注意点が書かれています。


参考までに、わたしの個性である「学習欲」「規律性」が高い人向けの行動アドバイスを紹介します。


〇学習欲が高い人向けのアドバイス(抜粋)

・何らかの技術的な能力が必要とされる職務を探しましょう。専門性を習得し、維持する過程を楽しむでしょう。
・できる限り、技術や規則が常に変化する分野にキャリアを変更しましょう。これに対応しようと挑戦し続けることであなたはいきいきとします。

正直、今の職場は技術的な能力が必要とされるとは言い難いんですよね。

転職も考えたほうがいいのかなぁ、なんて思いました。


〇規律性が高い人向けのアドバイス(抜粋)

・正確さはあなたの長所です。あなたは詳細に調べるのが大好きなのです。契約書や重要なやりとり、財務書類に間違いがないか精査する機会を探しましょう。あなたのおかげで、あなた自身やあなたの周囲にいる人たちが重大な間違いをおかしたり愚かな行為をしなくて済みます。
・人はあなたほど規律的ではないことを認識しましょう。多くの場合、彼らの無秩序なやり方があなたを苛立たせているかもしれませんが、そこから視点をそらし、過程ではなく結果に着目するようにしましょう。

確かに周りが規律的じゃないことに苛立つことがあります。

でもそれは自分の規律性が高いからなんだと、本書を読み気づきました。


以上、参考になれば嬉しいです。

周りにいるすごい人を見ると、「自分もあんな強みがあればなぁ」と思ってしまうことありますよね。

わたしはコミュニケーションが苦手なので、コミュ力が高い人を見るとほんとに羨ましいなと思います。

けど、本書では次のように書かれています。

自分にない資質をうらやむのではなく、自分が持つ資質を認めてそれを受け入れたときにこそ、あなたはそれを使ってすばらしい結果を出すことができます。

他人は他人、自分は自分です。

自分を受け入れ、自分にできることを伸ばしていくことが大切なんですね。


本書は、まだ自分の個性や強みが分からないという方におすすめです。

早い段階で自分の個性を知りそれを伸ばすことができれば、今後の人生が大きく変わるかもしれません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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