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理想の人生とリスクの取り方。

もうすぐ子供が生まれるので、いま自分が取っているリスク(主に投資している金額)は適切か?を考えました。

考えるうち、リスク許容度が高いか低いかは、大胆か慎重かという性格で決まるのではなく、「どんな人生にしたいか」で決まるのだと思いました。

理想の人生に高いリターンを求める人は、リスク許容度が高い


基本的に、リスクとリターンは表裏一体。「ハイリスクハイリターン」「ローリスクローリターン」ということです。一方、「ローリスクハイリターン」は(ほとんど)ありません。高いリターンを得たいなら、高いリスクを取る必要があります。例えば、都心に広い家を建てたいと思ったら、普通に会社員をやっていたらまず無理ですよね。起業する、年収1000万円以上の会社に転職して節約生活をするなど、リスクを取らなければいけません。逆に、地方に小さな家を建てるのであれば、普通に会社員として働いていれば十分です。

大胆な性格だからリスク許容度が高く、慎重な性格だからリスク許容度が低いのではありません。「どんな人生を歩みたいか」によって、その人のリスク許容度が異なるのです。

適正なリスクの取り方


とはいえ、「自分の理想の人生のために、どの程度リスクを取ればいいかわからない」という人もいると思います。参考までにわたしの考えを言うと、「失敗したときに今の生活が変わらないなら、適正なリスクと言える」です。失敗したときに今の生活水準が下がるのであれば、リスクを取りすぎています。

例えば、一般的な価値観では、わたしのリスク許容度は高いと思います。株式投資や仮想通貨投資をしているからです。高いリスクを取る理由は、70歳まで働きたくないから。だから、働かないで暮らせるほどの資産がほしい。そのためにはかなりのリターンが必要。マジメに働いて貯金だけしていては、まず無理です。

けど、たとえ投資が失敗してお金が0になっても、今の生活は変わりません。働く期間が、70歳から72歳まで伸びるくらいでしょう。失敗した場合の損失がこれで、成功した場合のリターンが仮に40歳でFIREだったら、リスクを取ったほうがいいですよね。

今の生活に満足してあるなら、リスクを取らないほうがいいでしょう。けど、人生をより良くしたいなら、失敗をおそれずリスクを取るべきです。失敗しても今と何も変わらないなら、極度に失敗をおそれる必要はありません。わたしは、老後のために生きるのはもうやめました。

人生100年時代、どんな人生にしたいですか?


自分の人生をどうしたいか。
そのためには何が必要か。
どれだけのリスクを取るべきなのか。
リスクを取りすぎていないか、または取らなすぎていないか。

環境が変われば、取れるリスクも変わってきます。家族ができて子どもが生まれたら、高いリスクは取りづらいです。この記事を書きながら、「もう少しリスクをとってもいいのかなぁ」と思いましたが、妻に怒られそうなのでやめておきます(笑)




今は人生100年時代です。

あなたはどんなふうに100年を生きたいですか?

理想の人生のために、今取っているリスクは低すぎ(高すぎ)ませんか?

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