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あなたの肌ケアは大丈夫?「美容常識の9割はウソ」の感想

おはようございます!

先日、次の本を読みました。


肌ケアに関して次のように悩んだことはありませんか?

・いつまでも健康で若々しいお肌でいたい。
・化粧品の種類が多くてどれを選べばいいのかわからない。
・結局のところ毎日どんなケアをすればいいの?

本書を読めば、正しい肌ケアの知識が身につきます。




肌ケアについて著者は次のように言っています。

美肌を実現させるのは、じつはむずかしいことではありません。毎日手の込んだケアをせずとも、美しい肌を手に入れることは充分可能です。なぜなら、肌の仕組みはとてもシンプルだからです。


この記事では、みなさんにも役立つ美容常識を一部紹介します。

美肌を手に入れたい方はもちろん、肌を健康に保ちたい方にも有益な内容です。


■「肌の奥まで浸透する」はありえない


化粧品の広告で「肌の奥まで浸透する」とよく聞きますよね。

ここで言う肌の奥とは「角質層」のことを指しています。

角質層とは、肌の表面にある0.01~0.03ミリの死んだ細胞の層です。

つまり、化粧品が浸透するのは肌の表面のたった0.01~0.03ミリだけ。



これについて、著者は次のように言っています。

多くの人が、このたった0.01〜0.03ミリの死んだ細胞の表面をうるおわせるために、化粧水をせっせと使っている、ということになるわけですが、果たして意味があるでしょうか。


そもそも肌の最大の役割は「身体を守ること」。

異物が体内に侵入するのを防いでいるんです。

他にも、身体の水分や天然保湿因子を逃さない機能もあります。

大事なのは、正常なバリア機能を邪魔しないこと。化粧品を浸透させるのではなく、バリアとなる皮脂を補強するような化粧品の使い方を意識することです。

浸透させるのではなく、角質層を正常に維持することが大切なんですね。

これからはそういう視点で化粧品を選ぼうと思います。


■SPF15以上になると、紫外線の防御率はほとんど変わらない


日焼け止めを選ぶ際、とりあえず「SPF50」と書いてある商品を選んでいませんか?

実は「SPF50」も「SPF15」も、紫外線を防ぐ効果はほとんど変わらないのです。

むしろ肌にいいのは「SPF15」の方。

「SPF50」は「SPF15」に比べ化学物質を多く含むため、肌への負担が大きいのだそう。


効果的な紫外線対策について、著者は次のように言っています。

紫外線防止の効果をしっかり得るためには、「どの製品を選ぶか」よりも、じつは「こまめに塗る」ことが大切です。

肌に刷り込むのではなく、のせるようにつけるのが効果的だそうです。


■コラーゲンを食べてもコラーゲンは増えない


肌の健康に重要なのが「コラーゲン」。

肌の土台となる成分で、コラーゲンがしっかりあればハリや弾力がある若々しい肌を維持できます。

しかしコラーゲンを食べてもコラーゲンは増えません。

なぜなら体内で分解されるから。

そして分解されたあと、再びコラーゲンになるとは限らないのです。


ではどうすればコラーゲンを増やせるのか。

本書によると、コラーゲンを増やすのに役立つのは「ビタミンC」。

ビタミンCにはコラーゲンを合成する働きがあります。

さらに紫外線による障害防止や抗酸化作用などもあり、美肌に欠かせない栄養素です。


ただし、たくさん摂取すればいいわけではありません。

摂り過ぎたビタミンCは自然に排出されます。

普段の食事でビタミンCが不足しないよう気をつけることが大切ですね。


本書の紹介は以上です。

本書には他にも、美容に関する知識がたくさん書かれています。

まずは肌の仕組みを正しく知ること。それが、美肌を手に入れるためのいちばんの近道です。

日々の正しい肌ケアが、未来の若々しい肌を作ります。

まずは本書で肌の仕組みを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

わたしは肌の仕組みを学んだことで、化粧品の選び方・使い方が大きく変わりました。


最後までお読みいただきありがとうございました!




【さいごに】

化粧水を使うのをやめ、その分少し高い乳液を使い始めました。

ぶっちゃけ化粧水を使っていたころより肌の調子がいい感じです。

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