寒い時の服の選び方について
日本など比較的温暖な国からフィンランドに来る方、本当に寒い時の服の選び方に慣れてないんじゃないかなと思える出来事を前から見かけます。
なのでつい一言、言いたくなってしまう。
「厚手のコート1枚だけでは太刀打ちできないよ!」
例えば北極に行く人向けのコート(カナ●グース)を着ているのに寒いと思ってる方、中に着る服が足りない可能性が高いでしょう。
重ね着が基本
-20℃くらいを目安に寒さがぐっと体に堪えるようになります。
フィンランド人は寒さに慣れていますが、それでもしっかりと厚着をして対策をする温度です。
寒さに慣れてない人だと-15℃を目安にしてもいいかもしれません。
「暖かいアウターやセーターを1枚着たら大丈夫」ではなく肌着も含めて何枚も重ね着するのがポイントです。特に足元は冷えやすいのでトップスよりボトムスを注視してください。
また靴下や手袋も重ねて着けることも大切です。
大人用の手袋はすでに2重3重になっている仕様の商品があるので1つで何とかなることも多いです。何とかなるのであって暖かいわけではないですが、手袋は外さなければならない場面もあり着脱のしやすさとの兼ね合いで決めてもいいと思います。
屋外で長く活動するとき靴下を重ね着するのは必須です。
目安は自分の場合20分以上です。足先の防寒が足りなくなり屋外行動が制限されてしまう残念なケースはよく見られます。注意しましょう。
ちなみに夏の+20℃でタンクトップ短パンなのもフィンランド仕様です。
自分はもう長いこと住んでいるので+15℃くらいで半袖短パンになってしまいます。
寒い日が続くと、安心して歩けるほど海が凍ります。
また日照時間がぐんぐん長くなっているので海のお散歩日和になりそうですね。楽しみです。