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やべっちF.C.に感謝を込めて!

おはこんにちばんは!とっきーです。

今日はゆるっと雑談。テーマはやべっちFCについて。

やべっちF.C.は2002年に放送が開始されてから今日にいたるまでの18年間、多くのサッカーファミリーに愛されている番組だ。その番組が、9月末で放送終了となる。

このニュースが流れた際には多くのサッカーファンが驚いたことだろう。

もちろん、その中の1人に僕もいる。

僕は父が子供のころサッカーを経験していたこともあり、小学1年生から気付いたらサッカーを始めていて、中高大、そして社会人となった今でも頻度は減ったが懲りずにボールを追いかけている。

僕は、初めてやべっちF.C.をテレビで見た日のことを覚えていない。(確か、中学生か高校生くらいだったと思うが。)

そうなるくらい、日曜日の夜は当たり前のようにやべっちF.Cを見る生活をしていたし、部活のチームメートとの話題にもなっていたと記憶している。

当時は、今のようにオンデマンド配信が当たり前ではなく、うっかり寝てしまい、見逃してしまったら番組が見られなかったので、生中継を頑張って起きてみるか、忘れないように録画をして、空いている時間に見ていたものだ。

うっかり、録画を忘れたり、見ていない回を消されてしまった日には「なんでだ!」と家族と喧嘩になったことを覚えている。

正直最近はテレビを見る時間も減ってきて、やべっちF.Cをみる頻度も減ってきてしまっていた。

それでもお正月恒例のフットサル対決だったり、ふとした時にポチッとテレビをつけると、いつもと変わらないメンバーが、いつもと変わらず面白くサッカーを解説してくれているので、なんかホッとする自分がいた。

「やべっち」こと矢部浩之さんは、面白く、わかりやすく、サッカーの楽しさを教えて下さっていたし、出演されるみなさんの掛け合いが本当に面白い。

選手たちのプレーに対して矢部さんがすごいプレーやミソになるポイントをを切り取って、様子見の横パスを出せば、それに対して中田浩二さんがクレバーに解説を入れて、リターンパスを返す。

話のパスがくるのを今か今かとオフサイドラインギリギリでボールを待っている中山さん。

矢部さんの「中山さんいかがですか」という絶妙なクロスに対して勢いよく飛び込んで代名詞のゴンゴールを決める。

プレースタイルとトークは比例するのだろうか、そんなことを画面越しに見てついニヤニヤしてしまうし、歴代アナウンサーの皆さんへの絶妙ないじり具合だったり、たまに出る奥様との惚気リアクションなんかも、面白い。

矢部さんは、やべっちF.C.の「完璧な10番」だと思う。

そして、色んな企画も面白い。プロサッカー選手からの「リフティングの宿題」企画では、部活に来た時みんなで練習し、できると「メッシじゃん」みたいな感じで言ってもらえる。後で調べたら「カリオカ」という技なのだが、大抵出題してくれた選手の名前で技を練習することが多かった。

歳を重ねるごとに異常なまでにリフティングが上手い奴が、どんどん出てきて負けじと練習していたこともある。

そんな中、次々に成功させる矢部さん。凄まじい。

選手のキャンプに潜入する「デジっち」も大好評の企画だった。

普段みることができないプロサッカー選手の素顔をみることができて、多くのファンが喜んで見ていたのではないか。

選手たちもたくさん工夫して、チームのカラーを出そうと面白く撮影していたのだが、

特に当時ジュビロ磐田に所属していた中村俊輔選手(現横浜FC)が、めちゃくちゃいじられている(?)のに大笑いしてしまった。勝手なイメージでクールでストイック。口数はあんまり多くないのかな?と思っていたが新たなキャラが見えて面白かった。

そのほかにも、選手が自分のプレーについて解説してくれる「解説するっち」は「そんなとこまで考えていたんだ」とすごく勉強になったし、

最近の自粛の影響で、久しぶりにやべっちF.C.をつけたときは、選手にいきなり電話をかけてトークする企画(名前を忘れてしまった・・・)をやっていて、これもすごい面白かった。

たくさんいる選手の中、声だけで誰なのかがわかったり、「誰!?」なんていうリアルな反応もみることができて、面白かった。

あげたらキリがないが本当に長い間楽しませてもらったので、終わってしまうのは寂しいが色んな事情もあるから仕方がない。

現代サッカーでは攻守の切り替えの速さが求められているから、僕も切り替えて次なるサッカーの楽しみ方を探そうと思う。

きっと矢部さんを含め、やべっちF.C.ファミリーには、王様こと高橋陽一先生の「キックオフ!」が鳴り響いているだろう。

これだけたくさんのことを教えてくれたのだから、

今度はみんなで日本サッカーを応援できればいいな!なんて思っている。

ただの1人のファンではあるが、関係者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。

18年間、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

あと2回、楽しみにしています!

そのあとはどうぞゆっくりおやすみをとっていただければと思います!

おしまい!


(余談)

今までたくさんサッカーを見てきて、色んなシーンが印象に残っているが、

最も印象に残っているのは、2011年のアジアカップ優勝を決める直前と直後の解説、セルジオ越後さんだ。(選手のプレーじゃないんかい!)

李選手の劇的ボレーでリードしたあと、ゴール正面からのFKを取られたときのセルジオ越後さん。「みんなで守ろうみんなで守ろう!」ともはや試合を見ていた全サポーターの心の声を代弁するかの如く声をかけ、興奮しすぎてピッチ解説の名波さんに「名波!・・・名波さん!」と素が出てしまっているのもクスッと笑ってしまった。そして試合終了のホイッスルと同時に「よっしゃー!イェーイ!やったー!勝った勝ったー!」の喜びようである。

当時高校生だった僕は、毒舌コメントで有名だったセルジオさんに対してあんまりいい印象を持っていなかったが、本当に日本のサッカーが好きだから、あえて毒舌で言っていたんだな、と気付いた瞬間だった。

暗いニュースが続く毎日なので、たまには、「ああ、あんな試合もあったなぁ」なんて思い出に浸ってみてもいいかもしれない。


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(10/5追記)

同じようなことを感じていらっしゃる方と出会うこともできた。

サッカー番組を通じて、こうやって人の交流もできてしまう。

はーい!やべっち!あなたのおかげでサッカーの輪をまた1つ広げることができました!ありがとうございます!





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