見出し画像

英語のリスニングを鍛えるかどうか悩んでいるという話

この2~3年間、英単語と英文読解に特化して勉強してきた結果、ある程度語彙力と読解力が身につきまして、私の生活圏内ではほとんど困ることが無くなりました。
ガチの難解な英文は置いといて、一般的な英文なら日本語と同じくらいの速さで読むことができます。
英語を英語で理解できるようになってきているので、あまり意識せずに頭の中で映像が構築されていきます。

ここまで来るために市販の単語帳の大半を潰したので、もう読みたい書籍もなくなっています。
やっと一段落だなという感じです。


一方で、リスニング(L)については何も訓練をしていないのでできません。
スピーキング(S)もライティング(W)も同様です。
英検2級程度のリスニングなら問題ない状態ですが、準1級だとギリギリだなという感じです。

この程度のLSW能力でも私の場合は全く困りません。
なぜなら、引きこもり投資家だからです。

外国人と話す機会もないですし、英語で文章を書く機会もありません。
というか、この人生でLSWの能力が必要になった経験自体が数える程度しかありません。
リーディング(R)はかなり頻繁に使うので今後も必要性を感じますが、それ以外は別にいらないという状況です。

だからこそ最近悩んでいます。
L能力を鍛えるべきかどうか。

投資活動で一切使わない能力なのでただの趣味ということになります。
趣味にどこまでのお金と時間をかけるか悩ましいところです。

まだ結論は出てないのですが、今のところの脳内をまとめていこうと思います。




リスニング能力を向上させるメリット


L能力が低くても私の生活圏内では全く支障がないので、できないままでもデメリットがありません。
だから今回の論点は、リスニング能力を向上させるメリットがどの程度あるのかにかかっています。

思いつく限り上げていきます。



1.なんかカッコいい

一番大きなメリットはこれです。
リスニングができるってなんかカッコいいじゃないですか。

洋画?あぁ、英語音声英語字幕で見てるよ。

とか言ってみたい。

今の私でも、フォレスト・ガンプくらいの簡単な英語であれば、英語音声英語字幕で内容がほぼわかります。
語彙力が上がったおかげで英語字幕を普通に読解できるので、英語音声を聞きつつ英語字幕を追えば困りませんし、普通に泣ける映画です。


L能力が今以上に向上すれば、字幕を見るまでもなく理解できるわけですから、なんかカッコいいです。
タイタニックとかマトリックスも英語音声で見れるかもしれないです。
そうなればなんかカッコいい。

勉強において、自分がその知識・能力を身に着けたらなんかカッコいいと思えることはとても重要なことです。
勉強という活動は、理想の自分に近づくための行為でもあるので、カッコいいと思える方向で努力しないと意味がありません。
そういう意味でメリットになり得ます。


2.TOEICを受けられそう

私は今までの人生でTOEICを受けたことがありません。
単純に必要性を感じなかったというのが主な理由ですが、そもそも人混みの中で試験を受けることが大嫌いなので、正直受けたいとも思っていません。
ゆえに問題形式もよく知りませんし、Partごとにどんな感じの勉強が必要なのかも知りません。

ただ、TOEICの文法問題集(でる1000)と長文リーディング問題集は前に解いたことがあるので、あのレベルの問題が出るのだなということだけはわかっています。

この状態でリスニングを鍛え上げれば、たぶんTOEICを受けられます。
TOEICはLRテストのはずなので、リスニングさえ鍛え上げればあの試験を攻略し得る状態になれるはずです。
※詳しくないからまだ先があるのかもしれない

TOEICの点数を上げても私には何らメリットがないのですが、900点超えるレベルまで行けたら、なんかカッコいい気がします。
今まで出会ったTOEIC点数高いだけの皆さん(いけ好かない人多し)にマウントを取られなくなるかもしれません。

もうあの人達に会うこともないと思いますが、今後新たにマウンティングゴリラに出会うかもしれないので、そのときの武装のために点数上げておくというのも一つの趣味としてありかもしれません。

・・・・と考えましたが、やっぱどうでもいいやと思ってるので、メリットにならない気がしてきました。

TOEICの点数高くなるとなんかカッコいいという程度のメリットです。
900点超えたらなんかカッコいいですからね。


3.英語で動画を見れる

テレビを持っていないので、YouTube等での話になりますが、もしかしたらBCCとかTEDとかの英語系動画をそのまま見れるようになるのかもしれません。

最近試してみたのですが、半分くらいしか聞き取れませんでした。
聞こえた英文を理解しようと頑張っていたらすぐに別の話になっていくので脳内処理が追いつかないという感じです。

もしあのスピードの英語を普通に聴き取れたとしたら、なんかちょっとカッコいい気がしなくもないです。
英語のジョークを聞いてタイミング良く笑えたら、アメリカンジョークを理解できる大人になれる気がします。

だからどうしたという話ではないですが、単純になんかちょっとカッコいいでしょう。
それだけのメリットです。


4.他になにかある?

私の生活圏内ではそれくらいしかメリットが見当たらないです。
全部「なんかちょっとカッコいいかも」くらいのヤワヤワ絹豆腐メリットです。

弱い。

これだけのためにやれるかどうか、それが問題だ。




リスニング学習のデメリット


続いて学習のデメリットも挙げていきましょう。

日頃は勉強についてあまりネガティブなことを言わない私ですが、リスニングだけは微妙だなと思っているので、あえて書いていきましょう。
ここをクリアする何かを見つけられれば、とりあえずの暇潰し的趣味として続けられる可能性が出てきます。



1.勉強しづらい

私が今までL能力を鍛えてこなかった理由は、単に使わないからというだけではありません。
最も大きな理由は、勉強しづらいからです。

リスニング系の書籍には、未だにCDがつけられていたりします。
これが書籍を開くときにすごく邪魔で、しかも今のPCのほとんどにはCDプレイヤーなんてついていませんから、私からすると硬いゴミがつけられた本という感じです。

かといってダウンロード形式だと、いちいちPCに取り込んで、勉強をするときも再生ボタンをクリックして、素早く本を手にとって……という無駄な作業が大量に発生します。
これが非常に煩わしく、やる気を削がれます。

アプリ等で再生する場合であっても、スマホと書籍の両方を必要とする時点で面倒です。
アプリに集約してくれ!と毎回思います。

大して使いもしない能力を鍛えるためにどんだけ手間がかかるんだと思ってしまうわけです。
おそらく英語学習者の一部は私と同じことを思っているのではないでしょうか。

それを解決してくれるものがスタディサプリやabceedなどのアプリなのでしょうが、月額課金額が全然見合っていないなと感じます。
絶対に必要な資格ならあの程度の金額は年間契約ですぐに出せますが、日頃使いもしない趣味のために年間25,000円~40,000円は高いなと感じます。
そういう意味で、軽く趣味でやりたいライト層には向いていない値段設定だなと感じます。

abceedは年間契約だとなかなか安いので、検討の余地がありますが、半額セールを年に1回程度という頻度しか行わないので惜しいなと思います。
四半期ごとに行えばもっと会員数増やせると思いますし、今のタイミングでセールをやっていたら私も課金してしまっていたかもしれません。

そんなことを考えていたら段々と面倒になってくるので、今回もリスニングは放置でいいやということになりやすいです。

今までリスニングをやらなかった理由は主にこれです。
書籍またはアプリだけで完結できない勉強は面倒なのです。


2.すぐ衰える

私だけかもしれませんが、L能力って鍛えてもすぐ衰えるんですよね。
日本で生活している限り英語を聞く機会なんてほとんどないですから、勉強を停止した瞬間からL能力が衰えていきます。

お金と時間をかけて一生懸命鍛えても、半年もすればまた元通りです。
これは私の知人らにも多く発生している事象で、彼らも学生時代(留学生時代)は相当に英語能力が高くて、外人と普通に話していた時期があったのです。
しかし今ではほとんど聴き取れなくなっています。

この点がコスパ悪いなと思います。
もしL能力を維持し続けたいなら、英語を頻繁に聴く住環境に身を置くか、英語を使う仕事をし続けるかしかないのですが、それを全員が実現できるわけではありません。
ほとんどの日本人は日本人とだけ関わる生活をしているので、意図的に英語を聴き続けない限り、L能力が低下していきます。

そうだとすれば、TOEICの点数が必要になるような会社(楽天など)に勤めている場合でもない限り、本当にL能力が必要になった段階で学び始めれば良いのではという判断になりやすいです。




まとめ


書きながらやっぱ微妙だなという結論に達しつつありますが、リスニングできるとなんかカッコいいという一点勝負で何とか頑張れないか検討を続けたいと思います。

もう他に学びたい分野もないので、どっかのタイミングでリスニングにも手を出さないといけません。
そうなるともう行くところまで行くしかない気もしているので、海外移住も含めて検討をしようかなと思っております。

ということで今の時点での脳内整理でした。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集