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書く習慣 Day2 | 今やっている仕事、学んでいること

さて、今日は仕事と学びについて。

自分はいま、コーヒー屋で働いています。

地元では割と主要な駅の近くにあるお店なので、人の出入りが激しく、昼間は老若男女の声とエスプレッソマシンの音でにぎわっています。でも、早朝や閉店間際になると、「あ、この曲好きだなあ」と店内BGMを聴く余裕が生まれます。そういう時に作ったラテはいつもよりおいしい気がする(いや、もちろんふだんから一杯一杯心を込めて作っていますよ!)。

ここで働き始めて、この春で丸2年経ちます。

正直言うと、いまだに実感がありません。というのも、学生時代からよく通っていた場所だったからです。高校生のころから、先が気になってしかたない小説を読破したいとき、自信をなくし何もかも投げだしたいとき、友だちと心ゆくまでおしゃべりしたいとき、気付けば足を運んでいました。そして社会人になってからも、それはずっと続いていて。

「ここなら、どんなときでも、どんな自分でも受け入れてくれる」という安心感がある不思議な場所。

もちろん、仕事するうえで大変なことはたくさんあります。毎日毎日ほんと大変。でも、お客さんの笑顔を見れた日や「ありがとう」「また来ます」なんて言われた日には、何もかもチャラです。

恩返しというよりは、「恩送り」のような。もらったものを相手に返すのではなく、ほかの誰かにそのまま送る。そんな仕事をしています。


もうひとつのテーマ、今学んでいることについて。

ぶっちゃけ、毎日が学びの連続という気持ちで生きています。いまは。

というのも、最近役職が変わって毎日てんやわんやでして、「初めて見たぞこれ……」「何が起きているかわからんがとりあえずやってみる」「うわぁ~!」って感じなんです。

季節ごとに変わる豆の特徴。おいしいアイスコーヒーの淹れ方。和菓子に合う豆の研究。コクをうまく出すベストな抽出器具について etc…

人にものを頼むときの言い方やタイミング。機嫌の悪い上司の鎮め方。同じミスを繰り返す新人の育て方。売上の複雑な計算方法。うざ絡みしてくるお客さんのいなし方 etc…

これら「学んでいるもの」ないし「学ばざるを得ないものたち」は挙げたらキリがない。

ですがこのほかに、個人的な興味から学んでいるものがいくつかあるんで
す。

まずは、外国語。
いまチャレンジしているのは、英語と台湾華語。
理由は、「日本語の表現能力が上がりそう」という期待が5割、そして「現実逃避」が5割です。

外国語を学ぶときって、はじめのうちは母国語(自分は日本語)がセットですよね。単語の意味も文法の説明も、まずは母国語で理解する。「英語力をつけたい!」って気持ちはもちろんあるんですけど、なんというか、そこで使われている「日本語の表現」にも個人的にとても興味があるんです。

だからなのか、Netflixで海外ドラマや映画を観るときは必ず字幕をつけたくなります。吹替え用の台詞と字幕用の台詞では、翻訳の仕方が違うんですよね。面白いです。

そして、現実逃避。特に、台湾華語はその意味が大きいかも。
ずっと行ってみたくて、台湾に。台湾華語に触れているときは、脳内で妄想旅行を繰り広げられるので楽しい。「いつか行ったときにこのフレーズを使ってみよう!」ってモチベーションを上げています。うふふ。


そして、メンタルヘルスケアについて。

メンタルヘルスケアとは、

全ての働く人が健やかに、いきいきと働けるような気配りと援助をすること、およびそのような活動が円滑に実践されるような仕組みを作り、実践すること。

https://kokoro.mhlw.go.jp/attentive/atv003/ 厚生労働省HP

大切なのは全ての働く人を対象にしていること。
健康な人も、半健康な人も、ストレスによる疾患や精神障害の症状がある人、すべてです。

数年前に一度うつ病になってから、自分にとって「こころのケア」はより身近なものになりました。

それまでは「精神状態に支障をきたす=情けなくて恥ずかしい」みたいなイメージがあったんです。「あの子病んじゃったらしいよ」と噂されることは、大人としてあってはならないと思っていました。言葉を選ばずに言うと、異常だと。

でも実際に支障をきたしてみて、「こころのケア」というものは、人間が人間の形を保つうえで欠かせない活動で、何も特別なことはない、しごく自然な働きなのだと実感しました。

いつも笑顔を絶やさないあの人も、家に帰ると常に「しにたい」と思っているかもしれない。いつもご機嫌に見えるあの人も、実は何もかも諦めているだけかもしれない。

感情をコントロールしたり沈んだ心をケアしたりする方法は、一人ひとり違います。それは、それぞれが生きてきた過程で培ってきた大切なもの。でもある日突然、それらが一切通用せず途方に暮れる瞬間がやってくることがあります。何の前触れもなく。

「そんな暗闇に放り込まれる前になんとかしよう。あ、でももし放り込まれてしまっても大丈夫。なんとかしましょう、一緒に」みたいな気持ちで、ここ数年過ごしています。

いまはとにかく、「セルフケア」について学んでいます。
学んでいると言っても、図書館や書店で見つけた関連書籍を読んだり、実際に手法を試して感じたことを記録したりという、あくまで独学の域を出ません。

でも、ある程度セルフケアの地盤が固まったら、次は誰かのケアをする段階にいきたい。

より専門的な知識を得るために学校へ通うのか、実用的な資格取得を目指すのか、いまはまだわかりません。学びはまだまだ続きそうです。


なんだか長くなってしまったな。
ここまで読んでくださったあなた、
本当にありがとうございます。

明日のテーマはなんだろう。

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