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理学療法士による「お金のリハビリ」💴 ・損をすればするほど、プロでもリスクを大きくしてしまう

負けが込むと、損を挽回しようとギャンブルに走る傾向はプロの投資家でも見られます。

あるファンドの運用者はファンドの運用成績がS&P500などの基準指標を下回っていると当該年度の最後の四半期により大きなリスクを取りに行く傾向があるんです。

それどころか、会社に大損を負わせた社員はどうにかして損失を埋め合わそうとしてリスクをどんどん膨らませていきます。

この行動は社員の視点からすれば、合理的だったのかもしれませんよね。なんせ、損を取り戻せなかったら職や立場を失いかねないからです。

しかしもしそうだとしたら、経営陣は損を出している社員の行動を注意深く見守らなければいけなくなります。

普段はきわめてリスク回避的なプロの投資家であっても、大きな損失を出しそうになっていて、それを取り戻すチャンスがある時には、とんでもなく大きなリスクを取りに行こうとするんです。

プロの投資家も、人間なんです👌

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