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スタバのシナモンロールの食べ方が分からない



シナモンロールは苦手だった

ずいぶん前の話。
スターバックスのフードメニューに『アールグレイロール』なるものが存在したのをご存知の人はいらっしゃるでしょうか。

私、あれが大好きだったんです。
アールグレイの風味をしっかり味わえる美味しいパンで、行く度に注文してはドリップコーヒーと一緒に味わっていたものでした。


アールグレイロール絡みで、いまだに覚えている出来事があります。
いつも通りアールグレイロールとコーヒーを注文して、受け取って席について最初の一口目を食べた時。
アールグレイとは全く違うクセの強い風味に「なんだこれ!?」と度肝を抜かれました。

どうやら店員さんが、アールグレイロールの隣に置いてあったシナモンロールを間違えて取ってしまったようでして。
その「なんだこれ!?」の戸惑いの正体はシナモンだったわけです。

当時はまだシナモンの風味に全く馴染みが無かった上に、第一印象がその突然の衝撃と戸惑いという状況。
そしてレシートを受け取らなかったので、間違えられている事を申告するわけにもいかず…。

アールグレイを期待していた分だけ動揺も大きくて、そのシナモンロールを美味しく味わう事は、どうしても出来ませんでした。

そんな出会い方をした影響も大きくてですね。
シナモンロール、苦手な食べ物として脳内インプットされたまま、いっさい口にしない日々を長いこと過ごしてきました。



唐突に好きになった経緯

そういう思い出を持っているにもかかわらず。
今年、唐突にシナモンロールを好きになりました。
ここ最近はスタバに行くと必ず注文しています。

きっかけは、推しのつぶやきです。
「シナモンロールにハマっている」
たったこれだけ。
単純ですね。自分でも分かってますとも。

推しのその一言から「スタバにシナモンロールあったよな…」と連想したのと同時に、あの忌まわしい思い出も浮かんだけど。
当時よりはシナモンを口にする機会も増え、あの独特の風味にも慣れてきていたので「今なら食べられるんじゃないかな」と楽観的に考えた次第。


つぶやきを見かけた翌日、スタバで早速注文しました。温めてもらってコーヒーと一緒にいただきます。

「え、美味しい」
という、かつての衝撃とは真反対の感想を持ちました。
以前よりはシナモンの風味に慣れている筈、という予想は大当たりだったわけです。
かつて抱いた拒否感は何だったのかという勢いで、あっという間に完食しました。

という経緯で「苦手」から「大好き」へとひっくり返ったんです。
人生ほんと何が起こるか分かりませんね。
一歩踏み出すきっかけをくれた推しにも感謝です。シナモンロールいっぱい食べてほしい(?)



私なりの美味しい食べ方(写真解説)

そんなわけで、最近急激に食べる機会が増えたスタバのシナモンロール。
どうやって食べたらいいんだろう?
という疑問をずっと持っています。

アールグレイロールとほぼ同じ形なんだから、食べ方もおんなじで良いんじゃないの、と思うじゃないですか。
でも大好きだったとはいえ「どうやって食べてたか」なんてもう覚えてないよ…。

丸みを帯びたシナモンロール(あたため)

スタバだと店内飲食で注文すれば、ナイフとフォークを添えてくれます。
それを使って美味しくいただく場合、どうすればいいんだろう??
と考えた成果を、ここからは写真で解説します。


一番外側をナイフで剥がし、一口サイズで食べ進める。


剥がしつつ食べ進めて、自立しなくなったら寝かせる。


ナイフで一口サイズにして、ちょっとずついただく。

この流れで、甘さがしみしみになっている内側の柔らかい部分を最後に食べます。
最初に外周のあっさり味から始まって、徐々に濃い甘みにたどり着くところもお気に入り。

難点を挙げるなら、よく温まってる外側を最初にいただくので、内側にたどり着く頃には若干冷めてしまう事でしょうか。
(なので結構急いで食べたりとかして)


と、写真までつけて解説してみたものの。
これがスタンダードな食べ方なら普通に恥ずかしいですね。
食べ方って個人的なものだから一般的な作法をあとで知る事もしばしばです。そうだったらひとり悶絶する事にします。

そうじゃなくても、最初と最後で甘みに偏りが出てしまう点をデメリットだと捉えられる人もいらっしゃるかもしれないので、手放しでおすすめ出来るかと言われるとなんか違う。


シナモンロールを美味しく、かつ綺麗に食べ終える方法。
ご存知の方はコメントいただけますと幸いです。
(スタバ以外の美味しいシナモンロール情報もお待ちしてます!)

お読みいただき、ありがとうございました。
#66日ライラン59日目


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