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レップ数のマジック

武漢由来の新型コロナ感染症の症状が喉の痛みとして現れた日を0日目とした隔離期間が終わり、今日から晴れて自由の身になったので、仕事前に早朝からGYMに行ってきた。久しぶりのワークアウトなので、じっくりと関節を温めるため軽めの重量からアップを始める。バーやダンベルの重さを筋肉が歓んで受け止めているのがわかる。といった感触を得た今日は、サプリの話ではなく、『レップ』について書いてみたい。

筋トレで使われる「レップ数」という言葉、これは英語のRepetition=繰り返し・反復を略したもので、回数を意味する。ベンチプレスで言うと、握ったバーを胸骨までおろしてから腕が伸び切るところまで上げる一連の往復運動の1回分を1レップとカウントする。筋トレの話題になると、何キロのベンチプレスを上げられるか?とか、何レップx何セットやっているか?という話題が多くなるのは世の常だが、アラ還トレーニーの自分は、そこは気にかけないポイントだ。そもそも誰かと比較したり、勝負するつもりはない。そもそもGYMを徘徊する若きライオンたち勝てるわけがないのだ。では何を気にするのか?

自分の優先順位は、①見栄を張らず怪我をしない重量を見極める、②目的の筋肉に効く正しいフォームと呼吸法を心がける、③インターバル60秒で10レップを3セットできる重量をベースに新たな刺激を求めて重量を徐々に増やす、というものだ。ベンチプレスは大胸筋に効かせたいので、尻をベンチにつけて脚を上げた体勢で行う様にしている。大胸筋上部を狙うときはスミスを使う、インクラインベンチの角度は30度ほどに設定し鎖骨から指3本下あたりにバーが下りるようにセットする、腕・肩を使わないように丁寧にゆっくりネガティブ重視でレップする、という塩梅だ。プル系の種目では、反動を可能な限り抑え、上腕の負担を軽くするためにパワーグリップを活用する、という基本に忠実なトレーニングがやっぱり大事なのだ。

アラ還トレーニーの老い先は短い、愉しめる時間を最大化するためには、筋トレは短時間で集中して効率よくピンポイントで筋肉に刺激を与える必要がある。だからこそ、1レップのクオリティこそが大事なのだ。ちゅうか、今日はめっちゃパンプした!さぁ、1レップ毎に魂を込めよう。

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