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トレーニングって、どんだけやればいいの?

還暦に手が届く歳になって筋トレに目覚めてしまった自分にとって、筋トレはどれだけやるべきか? は、大きな問題だ。
もともと運動神経が良いわけではない。骨格的にも体格的にも、中の下、というのが正直なところだ。ましてや、初老になってGYM通いが始まった訳で、GYMに行くだけで御立派、と褒めてほしいお年頃だ。
まず、扱える重量は大したことはないのだ。それでも重量は決めなければならない。1レップで魂まで燃え尽きるような超高重量、という考え方も筋トレ業界にはあるが、アラ還トレーニーの自分には無い。自分の場合、1セットを10レップとして、3セットやり切れる重量、という教科書通りの重量設定を探索するのが第一歩になる。3セット目は10レップ目で止めず、続けられるところまで出し切る、これが最適な重量を見つける一つの指針になる。11回、12回、と続けられるようなら、続けられるところまでやり切って、次回は重量をチョッピリ足していく。できなくても、できるレップ数で3セットをやる。そうして重量と回数の足し算を進めていくのだ。終わった後に、狙った筋肉に鈍い疼きがあれば、それでよい。
同じ種目で同じ重量で同じレップ数でも、ポジションと姿勢と呼吸で、結果が異なることも学んだ。疲れてくるとポジションも動作も雑になって、それでもレップ数はこなせることもある。狙った筋肉以外の筋肉が補助をしてくれるからこなせたレップ、ということだ。でも、それは自分が目指すトレーニングとは異なる。効かせたい部位にしっかりと効かせるためには、丁寧にポジションを決めながら呼吸を整えてレップを重ねるしか無いのだ。
目標のレップ数に届かなくても仕方がない、最後の1レップは周りから見たらみっともなく弱弱しい小さな動きであろうと、次のレップはもう無理だ、というところまで出し切って終わりたいのだ。セイフティ・バーに助けられて無様に床にへばりついても構わない。最後の1レップにこそ、魂を込める必要がある。
自分が自分を褒められるレップを重ねる、これしか無いだろ?

なお、写真は最近食べた宅配寿司、銀のさらの『四万十』。

https://www.ginsara.jp/areas/1/products/303457?isCampaign=true

高タンパク低脂質な食事を心がけている。

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