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東日本大震災活動日記

■2011年3月11日 午後2時46分三陸沖を震源に国内観測史上最大のM 9.0の地震が発生

地震後のH.I.S.東北営業グループ本部。
棚から書類は全て落ち、床に散乱。キャビネットのドアも開いて中身が飛び出た状態。

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2011年3月12日 午後 H.I.S.スタッフ全員の無事を確認

東北の支店長や、本部リーダー、人事スタッフが最後の一人まで電話をかけ続け、 H.I.S.スタッフ全員の無事を確認しました。最後の一人の無事が確認できるまで1週間かかりました。当時は電話が繋がらず、東北スタッフの家族の安否確認は、北海道のスタッフが行いました。

2011年3月12日 19:00 仙台に救援物資隊第1弾到着!

深夜2:00 救援物資隊6名が本社のある新宿オークタワーを出発!

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水、食料、毛布、カセットコンロも積み込んだ、
移動相談車を含む2台がようやくたどり着きました。

「届けたい」思いの一心で、一般道で17時間。

H.I.S.東北営業グループ部長 宮本さんより
「みんなに、笑顔。美味しく食べてます」

H.I.S.救援隊は、食べ物やブランケットだけじゃなく、笑顔も運びました。

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救援隊到着時には、全遮断だったライフラインも電気と水道が復活。

救援隊が到着し、業務分担ができたので、スタッフも家族との時間をとれるようになりました。

余震が続く中、お風呂にも入れず、救援隊も一緒に会議室で雑魚寝です。

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だけど、みんな無事です。

■ 2011年3月15日 09:00 中部営業本部からの救援物資隊第2弾到着

待ちわびた中部救援隊の到着に思わず歓声。

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14日夜に名古屋を出発した、中部営業本部からの救援物資3台が中部営業本部からの救援物資3台が23時間かけて無事到着!

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中部救援物資隊。
東北メンバーの姿を見れて
ホッとした様子。

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炊飯器やお米も届き、
自炊ができる環境になりました。

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相談車内でみんなで食事。
システムスタッフは復旧に向けての
作業の手は止めません。

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おかげさまで、お米、インスタントラーメンなどの食料が確保できました。
“復興への力”の源たちです。
みんなで分けて 10日分。

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ここは会議室?!
臨時キッチンが整いました。
これで温かい食事がとれます。
全て、救援物資で運び込まれたもの。

東北営業グループ+関東救援隊+中部救援隊
合同終礼

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これから、また運転して中部に戻ります。

「ありがとう!」 By 東北

■ 2011年3月15日 午後 インフラが徐々に復旧!

ついに、インターネットがつながりました。本社情報システム本部 松本さん、原さん、ありがとうございました!

東北営業グループが本部として復活しました。

■ 海外支店も応援しています!

北京サービスセンターでの募金風景。
手前が王支店長です。
皆さん、ご支援ありがとうございます!

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加油!東北!!

■ ありがとう!救援隊

会議室の雑魚寝部屋。
救援隊も一緒に一夜を過ごし、
これから 山形→新潟を経由して中部に戻ります。
(写真は中部救援隊 南里さん)

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15日夜、帰京の途についた関東救援隊。地震後、一度も自宅に戻らず、
仙台に駆けつけてくれたメンバー+相談車岡本さん。
滞在中、スタッフの所在確認、その家族の安否確認、オフィスの片付け、栃木まで食料の再調達などに奔走。

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被災地はまだ雪が積もるような寒さです。

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写真手前で救援隊を見送っているるのは、
東北へ研修に来ていて被災した北海道チーム神崎さん。

一緒に復旧活動に勤しんでいます。

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全世界、各本部からの支援、本当にありがとうございます。

離れていても、心はひとつ。
一緒にこの局面を乗り越えましょう!

■ 2011年3月16日 会議室自炊始めました

6日ぶりの野菜。
タマネギが目にしみることもうれしい。
会議室で調理中。

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中部から届いたみんなの気持ちとレタス。
後ろにはトマトやたまねぎも隠れています。
愛情たっぷりH.I.S.スペシャルサラダです。

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■ 関東救援物資隊無事東京に到着

関東救援物資隊が帰京。
(左から、岡本さん・田中さん・林さん・原さん)

ガソリン給油のために新潟を経由し、約1日かけて戻ってきました。

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システム松本さん・営業販売グループ三原さんは
引き続き仙台で復旧活動を行います。

「東北スタッフだけでなく、 ご家族からもすごく喜ばれ、寒さも疲れも吹っ飛びました!」

■ 2011年3月17日
「Heart in the bottle」キャンペーン始動!
 ビジネスエアーから 水 4,800本到着!

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ペットボトルを大量に積んだカートが次々と出てきます。

荷物のターンテーブルで回ってきたのでしょうか・・・?

仕入本部長 ボビーさんも一生懸命運びます。

「事前手続きが必要で・・・」

と渋る税関でハードネゴシエーター&人情派ぶりを発揮し説得!

「被災地は一分一秒でも早く、水を求めてるんだ!」

ビジネスエアーのクルー達も一緒に運んでくれました。

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トラックへの積み込み作業。12本×400パック。
前夜に決まり、夜中までかけて搬送業者を探しました。トラック協会にも都庁にも連絡し、やっと見つけた運送業者。

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ビジネスエアーの皆様、日本へのご支援ありがとうございます!

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(写真左から三番目は、搬出を手伝ってくださったお客様。ありがとうございました。)

タイから届いた気持ちは、 早速、3月17日(木)の夕方、被災地に向けて出発しました。

搬送先は、災害対策本部に相談のうえ決まりました。必要なものを、必要とされている場所へ。

3月18日(金)朝 無事、東松島市に届けました。

■ 2011年3月19日 SG(新宿本店)にも水が届けられました

「Heart in the bottle」が本格的にスタートしました。

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SG(新宿本店)にもお客様から届きました!
あたたかいメッセージも一緒に。

ご旅行の予定は全くないお客様ですが、
このキャンペーンを知って、横浜から来店いただきました。

「なんとかしたい」の輪が広がっています。

■ 2011年3月21日 仙台空港の現状

「秋まで復旧しない」という情報も
うなずける惨状。

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中央写真の車の奥に見えるのは、就航航空会社の一覧。

一日も早く、仙台からお客様を送り出したいと願うばかりです。

■2011年3月24日 震災サポートダイヤル開設!
震災サポートチームが発足!
いい職場推進室が中心になり、社内横断的に全社でサポートします!

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【活動目的】
 1.HISスタッフ、及びそのご家族で震災に遭われた方々の物資の援助をできる限りサポートします。
 2.HISスタッフで震災後の業務で困ったり、不安に思ったりしたことをサポートします。

活動報告
4月14日(木)
 ■ 4月11、12日の余震の影響で被災状況が悪化された福島県いわき市の
   山間部のスタッフご実家へ、 水500ml 22本 お茶 2本を
   宅急便にてお送りしました。
4月12日(火)
 ■ 余震の影響の確認を兼ねて、MOGつくば営業所の様子を伺いに行って参りました。
    MOGつくばスタッフ、余震が頻繁に起こってますが、
    気持ちで負けないよう元気に明るくがんばってます!
4月8日(金)
 ■ 海外スタッフの東北のご実家へ支援物資(水、食料、長靴)をお送りしました!
4月7日(木)
 ■ 震災の影響があったモナ新浦安営業所、海浜幕張営業所の様子を伺いに
    行って参りました!
 ■ スタッフの被災地のご家族へ支援物資(水・カップめん)をお届けしました!(2件)
    (宮城県 石巻市) 
4月5日(火)
 ■ 水戸営業所の様子を伺いに行って参りました!
3月31日(木)
 ■ マスク・石鹸・生理用品・タオル・うがい薬等の衛生用品を東北営業本部へ
    お届けしました!
 ■ スタッフの被災地のご家族へ支援物資(水・カップめん)をお届けしました!
    (福島県 西白河郡)
3月30日(水)
 ■福島県在住のご家族に支援物資をお届けしました!
  (白河市、須賀川市、いわき市、日立市) 
 ■スタッフの被災地のご家族へ支援物資(水)をお届けしました!(宮城県・多賀城)
3月29日(火)
 ■浦安市在住のスタッフへ支援物資(水)をお届けしました!
 ■スタッフの被災地のご家族へ支援物資(水)をお届けしました!(仙台)
 ■スタッフ宅に避難されている、2歳以下のお子様がいらっしゃるご家族に
   お水をお届けしました!
3月26日(土)
 ■スタッフの被災地のご家族へ支援物資(水・食料)をお届けしました!
   (栃木、仙台、盛岡、久慈、八戸)
3月25日(金)
 ■東北被災者 スタッフのお姉さんのお子さん(生後2ケ月)用の水をお届けしました! 
 ■浦安市在住のスタッフへ支援物資(水・カップめん)をお届けしました!(3件)
 ■茨城県在住のスタッフご家族へ支援物資(水・カップめん)をお届けしました!
 ■2歳以下のお子様のいらっしゃるスタッフへお水をお届けしました!
    
 皆さんからの支援物資が、本当に喜ばれており、感謝されております。
 一般店舗からの支援物資も受付中です!

■ 2011年3月25日 被災地救援バス「かいと」始動!

東北道が開通し、H.I.S.国内事業本部は
新宿-仙台間の臨時高速バスを期間限定で運行!

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1日1往復
 新宿発 3/25-27
 仙台発 3/26-28

被災地から避難される方をサポートします。

地元紙の生活情報欄にも掲載されました。

テレビにも案内テロップが流れました!

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「26日の仙台発はほぼ完売です!」

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By 仙台東口 大岡所長
部署なんて関係なく、みんなで協力しています!

■ 2011年3月25日 本社スタッフからの救援物資を届けました!
東北スタッフ及び東北以外で勤務するスタッフのご家族支援のための呼びかけに、お応えいただいたオークタワー本社のスタッフの皆様、本当にありがとうございます。
“はんぶんこ”の気持ち、ちゃんとお届けします!

カップ麺類 225個!

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飲料水 375本 !!

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乾電池やお菓子、ご飯まで !!!

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新宿発のかいとバスに東北へのスタッフ物資を
載せていただきました。

(朝7時から積み込みました。)

段ボールがどんどん出てきます。

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20箱以上!
ありがとうございます!

運んでくださった中央交通さんと
東北国内 太田所長
「国内もがんばってます!」

■ 2011年3月25日 関西営業本部からも救援物資が到着

現在、被災地では食料の確保がまだ十分ではありません。

仙台地区も同様なため、仙台地区の営業所はランチには本部へ行き、各地から届いた救援物資を分けあって食べています。

そのため数キロのお米もあっという間になくなってしまいます。

関西営業本部からは、ビーフカレーやレトルトご飯が届きました。ありがとうございました!

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■ 2011年3月25日 宮城県・七ヶ浜プロジェクト実行!
お客様からお預かりした

ペットボトル約1,000本
ビジネスエアーで届いたペットボトル約2,000本
ブランケット1,000枚、
そして紙おむつなど生活用品317箱

宮城県・七ヶ浜に届けるプロジェクトを始めました!

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県の対策本部には、たくさんの救援物資が届いて「充足」というのに、地方の小さな町の避難所までは行き渡っておらず、まだ必要としているものがたくさんあります。そこで、私たちH.I.S.は直接お届けすることにしました。

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営業、本部、管理部、そして取引先の方までが一丸となって取り組んだプロジェクトです!

震度5強。10mの大津波が襲来。海水浴場など町内の沿岸全域で壊滅的な被害。6箇所の避難所に1,121名が避難されています(3月26日現在)

「Heart in the bottle」キャンペーンへご支援の申し出をいただいた「KONDO RACING」(代表:近藤真彦様)のトレーラー。

前日に、御殿場の倉庫で既に、紙おむつ・お尻ふき類300箱、靴下17箱(約5,600足)を積み込み済。

到着ロビーにはたくさんの水、水、水!

「何かしたいと思ってたので、手伝えてよかった」

早朝の労働も気持ちよく。時に気合の掛け声を出しながら。

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今回は、
ブランケット1,000枚の提供もありました。
まもなく積み込み完了!

お客様からお預かりした約1,000本の
「Heart in the bottle」も積み込んで
13トントレーラーの荷台は満杯に。

いよいよ、七ヶ浜町に向けて出発!

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七ヶ浜プロジェクト 成田空港積み込みチーム!朝早くから力仕事にがんばってくれました!
海外事業部 波多野GL、林さん、中司さん、移動相談車所長 岡本さん
アイボリー 木村さん、経営企画室 清水さん、 本社経理 前田さん、
千葉本店 水野さん、五十嵐さん、林さん、濱田さん、成田営業所高根さん

ジャパンアシスタンスさんにもご協力いただきました!(順不同)

東北営業グループからも、七ヶ浜町へ続々出発!
荷下ろしも被災地任せではなく、自分たちで行います!

いよいよ物資搬入

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強い雨と厳しい寒さの中での作業開始
荷台からこぼれそうな物資

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次々と荷物が積み降ろされます
チームプレーで寒さも暗さも乗り越えました!

ビジネスエアーからのブランケットもあります
宮本さんも現場監督として頑張ってます!
3月25日 21:20頃 救援物資配達終了!

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東京・東北のスタッフ合同のプロジェクトメンバーたち

「こんなに寒いのに、気持ちいい汗をかきました!」

■ 2011年3月25日 平林社長 東北営業グループ応援へ!
ついに、3月25日(金)夕方、平林社長が被災地に向け、新宿を出発されました。 

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夜、平林社長東北営業グループ本部到着。
突然の訪問にスタッフは、大喜び。宮本さんのテンションは、上がりっぱなし。

社長にいじられる宮本さんに、スタッフは大喜び。

七ヶ浜プロジェクトも無事終わり、ホッと一息と復旧・復興への意欲を新たにした夜でした。

■ 2011年3月25日 被災者支援プラン(海外ツアー)を発表!

一旅行会社が出来ることとして、物価も手頃で、物資調達も比較的容易で過ごしやすい海外の地で、落ち着かれるまでの一定期間を過ごされるという選択肢もあるのではないかと考え、現地ホテル、航空会社からも「何か支援したい」という声もいただきH.I.S.で形にして特別プランとして発表しました

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■ 2011年3月26日 被災地にお住まいのH.I.S.スタッフご家族へ物資配達開始

七ヶ浜プロジェクトで、
東京から物資とともに被災地入りした
海外事業部リーダー 波多野さん、林さん
移動相談車所長 岡本さんが
被災地のご家族へ物資を配達。

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田んぼに囲まれた山奥の家の方は
ガソリン不足で物資調達にも出かけられず
心から喜んでくださり、
配達したスタッフの方が元気をいただきました。

■ 2011年3月26日 平林社長 被災地訪問

朝7時から被災地・七ヶ浜町を実際に視察されました。「社長の行動力はすごい。負けてられんな」と宮本部長は、この後、バスと電車を乗り継いで、盛岡と八戸のスタッフ家族へ物資配達へ。

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■ 2011年3月27日 「Heart in the bottle」キャンペーン継続中!

3月25日までに集まったボトル約1,000本は
七ヶ浜町に無事届けました。

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各空港では再度回収スタートです。
中部、関西、福岡空港でもお預かりを始めました。

台湾からの少女が持ってきてくださったボトルのラベルには

「加油日本」

この週末からは、成田と羽田では、法人団体グループ、本部、管理部のスタッフがシフト制で早朝5:00~24:30までお預かりカウンターを担当します。

みなさん、引き続きご協力をお願いします!

■ 2011年3月28日 「Heart in the bottle」キャンペーンが河北新聞に掲載されました。

【H.I.S.海外旅行客の善意届ける】

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H.I.S.は旅行客らに協力を求めて集めたペットボトル水や、H.I.S.が調達した紙おむつや毛布など救援物資を宮城県七ヶ浜国際村に届けた。


3月27日の地元紙の河北新聞に掲載されました。

■ 海外支店からも応援メッセージが届いています!

海外支店からも
多くの応援メッセージが届いています。

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掲示して、みんなで励みにしています。

ありがとうございます!
がんばります!

■ 2011年3月29日 本社人事総務本部 大谷リーダーが東北営業グループ本部を訪問

東北スタッフの面談のため、
大谷リーダー(右)が仙台を訪問されました。

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「仙台のスタッフから直接話しを聞き、 店舗や街を実際自分の目で見て、仙台の本部で震度4の余震を体験し、晩御飯に炊き出しを皆さんと一緒に食べ、エアコン・シャワーが使えないホテルに震えながら泊まり、仙台のスタッフと同じ生活をしないとわからないことが沢山あり、『動く!』即実行の重要性をしみじみ感じました。

やっぱ、メールや電話だけじゃダメダメっ!!
ってことで、今、宮本さん・三原さんと3人で郡山に向かってます。」
(3月30日 15:30)

■ 2011年3月31日 被災地スタッフの実家で片付けを手伝い

被災地のスタッフの実家へ
被災後の片付けの手伝いに行きました。

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5人で1日中取り組んでもなかなか進みません。
長期的な支援が必要です。

■ 2011年3月31日 スタッフのご家族からメールをいただきました

支援物資配達時。
スタッフのお婆様と宮澤さん

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拝啓  時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、3月11日の東北地方太平洋沖地震、津波により甚大な被害に見舞われました。我が福島は人災とも言える原発問題で、行方不明者の捜索はもちろん遺体回収もままならない状況で東京電力への怒り不信感は募るばかりです。

放射能漏れの影響と恐れで、マスコミも入らず福島県の地震・津波被害が採り上げられません。原発問題は専門家に任せるしかありませんが、県民としては ニュースや会見を注視し、一刻も早い収束を願うばかりです。野菜の出荷制限を皮切りに風評被害に拍車が掛かり福島と言うだけで嫌がられる有様です。
このような状況下の折、会社で福島出身の家族を見舞うとの一報が娘より連絡入りました。宮澤様の訪問に際しては、妻と外出しており応対出来ず失礼致しました。お届けの品々ですが有り難くいただきます。御社の気遣い、心遣いに感銘致すと伴に感謝申し上げます。娘が離れた地で此れからも頑張れるものと改めて確信致しました。

なお、エイチ・アイ・エス様に於かれましても、大変な時期に貴重なお時間を割いていただき恐縮致します。
まずは、取り急ぎ書中をもってお礼を申し上げます。
                                     敬 具

■ 2011年4月1日 入社式に東北の新入社員6名が参加しメッセージを伝えました。 
 東北営業G宮本明美さんのメッセージ

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3月11日の地震発生後電話が繋がらない中、北海道からスタッフの家族に連絡をしてもらうなど、全社一丸となり、様々なところで私たちの助けになってくれました。

東北地方ははたくさんの物を失いましたが、HIS東北としては、たくさんの物を得ました。本社からの救援物資隊は、自衛隊より早く駆けつけてくれ、自衛隊よりも私たちが必要としている確実な物資をすぐ届けて下さいました。

また、何よりも強い結束力が生まれました。私は地震当日、今日入社した東北地方の新入社員6人とPC研修をしていました。帰宅も出来ず、営業所に唯一あったONE PIECEのバスタオルをみんなで首に巻いたり、体に巻きつけたりして暖をとりながら、電気も通っていない暗い中、自分達に出来る事をしていました。東北の各スタッフが部署をこえて役割を組みなおし、今やるべき事を見失わないでいたからこそ、お客様のケアなど他のどの企業よりもいち早く出来たと思います。

そして、多くの企業が入社式を見送る中、こうして本日、入社式に東北全員でそろって参加できたのは、平林社長を始めたくさんの方にまだ危険な被災地まで足を運んで頂き、私たちの置かれている状況を目で確かめ、必要なものを把握し、私たちの安全確保のために自ら動いてくださったからだと思います。私たち東北勢は、皆さんから頂いた勇気や、このような素晴らしい会社の一員である事を誇りに明るく元気に何事にも取り組んでいきたいと思います。引き続き宜しくお願い致します。

 東北営業本部の新入社員6名のメッセージ

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3月11日東日本大震災。このとき私たちは仙台でPC研修中でした。その日は交通手段やライフラインが閉ざされた状態で東北営業本部内で一夜を過ごしました。家族や友人の事を考え不安になっていた時に気持ちが暗くならずに前向きでいられたのは、先輩方や同期の存在が大きかったからです。『明るく元気に』という宮本部長の言葉に励まされました。

そして、 何より実感したのがHISの絆と強さと行動力です。震災の起きた次の日には移動相談車で物資を何処よりも早く届けてくれたり、電気がつかない状況で、お客様の対応に全力であたっている姿にとても感銘を受けました。たくさんの方の協力のおかげで、本日入社式を迎えられた事をとても嬉しく思います。

たくさん支えられ、励まされた分、次は私たちが東北を元気づける番です。明るく元気にをモットーに1人でも多くのお客様に笑顔を届けられるような社員を目指していきたいです。

■ 2011年4月1日 スタッフのご家族から東北営業本部にお米が届けられました。 
イベントセクションの矢吹さんが福島のご家族に「会社でも被災に遭われた方々に支援物資を持ち寄っているのよ」とお話されたところ、「少しでも役に立ちたい、家で作ったお米を送りたい」とのからこのようなご支援を頂きました。中にはお米、ふりかけなどの他に宮本部長へのお手紙も同封されていました。

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お米やお漬物、ふりかけなどたくさ
んの物資と温かい気持ちに感謝感激しています。
東北・北海道事業部 宮本秀樹様

私は、福島出身の矢吹の母でございます。
運良くここ田村市は、原発より40km程離れており、地震にもめげず、ライフラインも一度も切れることなく被災者を受け入れる程、普段の生活をしておりますことを有りがたく感じています。

テレビ等の報道では、仙台市の悲惨な現状を見るにつけ、何かできることはないかと思いながらも、私どもも毎日報道される放射線の値に不安を感じている毎日です。

昨日、息子より仙台への宅配のラインも普及したこと、食事もままならない様子を伺い、早速気持ちだけを送らせて頂きます。
皆様方の生活が1日も早くもとにもどれるよう、仙台が1日も早く復興できますようお祈りしております。

平成23年3月31日(木)  矢吹の母より

■ 2011年4月4日 九州営業本部から貴重なお水が届きました。
被災地や東日本でなかなか手に入らないお水が、大量に九州営業本部から届きました!!

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貴重なお水の到着は、復興へのパワーに繋がります。九州営業本部の皆さん、本当に有難うございます。

■ 2011年4月5日 支援物資をお届けしました

スタッフの実家へ
支援物資をお届けしてきました。

仙台市内ですが、ガスが復旧してない、また水道には泥が混ざっているとのことでした。

早速、九州からいただいた水20リットル、そしてガスボンベを中心に皆さんから送って頂いた食料などを届けて参りました。

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(写真は、スタッフの妹さんといわき営業所の渡邉さん)

■ 4月6日 スタッフのご家族からお礼のお手紙を頂きました

 3月25日に茨城県在住のスタッフご家族へ支援物資(水・カップめん)をお届けしたところ、お礼のお手紙を頂きました。

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■ 4月7日 Heart in the bottle 支援の輪が広がっています。
 
4月5日に成田空港のHeart in the bottle受付カウンターにロンドンからご帰国された方が12本入り×3箱=36本のお水をお持ち下さいました。

こちらのお客様はH.I.S.を利用して海外に行かれていたのではないようですが、H.I.S.の取り組みを知り、大量のお水をご用意し運んでくださいました。

本日、Heart in the bottleお届けプロジェクト第三弾のお届け先が決定する予定です。私たちの取り組みを通じて被災地への支援の輪は広がっています。引き続き私たちに出来ることを行っていきましょう。

■ 4月7日 東北営業G 石巻にあるスタッフの実家に大掃除に行きました

東北営業Gで石巻出身のスタッフの実家にお掃除の手伝いに行き汗を流しました。

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また、支援物資を2軒のお宅に届けました。

午後は現在も1000人が避難している門脇中学校に行き支援活動を行います。

まだまだ支援が必要な地区はたくさんあります。引き続き東北営業本部一丸となり『明るく・元気に』地元を支えていきます!

■「Heart in the bottle」 第3弾の場所は、宮城県石巻市門脇中学校(かどのわき)に決定!
宮本部長と東北団体の柳沢所長とが実際に避難所である中学校を訪問し、担当者と現状の確認と打ち合わせをしてきました。

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現在、約700名の方が体育館、校舎で避難生活を送られてます。

市内ではまだ電気、水道、ガスの復旧が出来てないエリアもあります。満足に物を購入する事も出来ない現状で、飲料水は貴重な存在です。

■ 4月7日 宮城県石巻市出身のスタッフのご自宅に支援物資をお届けしました

ご実家を親族等の避難所として提供しているそうです。
まだまだ営業しているスーパーが少ない中、
食料の確保は困難です。
ご飯などの食料を中心にお届けしました。

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(宮本部長とスタッフのおばあ様、おじい様)

ご実家の一部が浸水されたとの事。生活用品を中心にお届けしました。

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(宮本部長とスタッフのお母様)

■ 4月7日 23時32分頃 M7.4の余震発生 また最初から…でも頑張ります!

 4月7日の23時30分過ぎに宮城県で震度6強の余震が発生しました。

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東北スタッフの安否確認はとれ、全員無事が確認されています。

3月11日の震災後、スタッフ全員で片付けた本部もモノが散乱してしまいました。

また最初からになってしまいましたが、余震に負けずこれからも頑張ります!

■ 4月12日 東日本総括 高木取締役 仙台入り!

震災後初の東北所長会議開催に合わせて
高木取締役が仙台入りされました。

出勤前に、宮本部長と七ヶ浜訪問。
Heart in the bottle 第2弾プロジェクトから3週間

あの時に比べて瓦礫が片付けられているようです。

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写真右は、社会貢献事業室 矢内室長。
ボランティアバス運行の下見・検証のため訪問中。

■ 4月12日 震災後初 東北所長会議開催!
高木取締役を迎えて、震災後初めて東北エリアの所長会議を開催しました。

高木取締役は前日の余震の影響を受け、高速は通れず、一般道でようやく仙台にたどり着かれました。

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(写真は朝礼風景)

高木取締役からの差し入れ 国産牛約6キロ!

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所長会議後に、東北所長を含めみんなで美味しく楽しく青空バーベキュー!
「めいっぱい食べて、パワーつけて、明るく元気に復興させようや!!」
「高木さん、本当にありがとうございます!!」

■ 4月13日 Heart in the bottle 第3弾 搬送先が変更になりました

石巻門脇中学校にお届けする予定でしたが、水環境が改善されたとのことで、搬送先が石巻 女川総合体育館に変更になりました。
ここは、今なお断水が続き、約2,000人の方が避難されています。
被災地の状況は日々変化しています。被災者の方々の環境が少しずつでも改善されることは望ましいことです。

今後も、H.I.S.は「必要なところへ、必要なものを」お届けしてまいります。

■ 4月13日 Heart in the bottle キャンペーンについてお手紙をいただきました!


突然の手紙にて失礼いたします。
私は3月11日、東日本大震災にて仙台で被災し、被災者として今も仙台で暮らしています。
御社の“Heart in the bottle”キャンペーンに感謝の念を抱き、ペンをとりました。

被災地にいると、日本中、世界中から手を差し伸べていただいていることを強く感じます。 一人一人にお礼を伝えたい気持ちでいますが叶いません。 だからせめて、連絡先のわかる方たちには何らかの感謝の気持ちとして手紙を書こうと決めました。

幸い、私は津波の被害にあう事はなく、被災はしたものの全てを失ってしまった方と比べたら恵まれた生活をしております。けれどもあの地震の恐怖は今も忘れることは出来ません。今も余震は続き、日常を取り戻すには時間がかかりそうです。与えられた支援は私たちの明日を見る光となります。

ありがとうございます。感謝を込めて。

■ 4月14日  「Heart in the bottle」お届けプロジェクト第3弾 女川に到着予定!

今回は宮城県女川町にたくさんの方の想いが詰まった水をお届けします。

<<お届け先選定について>>
ビデオレターの感想でも「誰がどうやって決めているのですか?」という質問がありました。
第1弾は、宮城県災害対策本部と相談し、指示のあった東松島へお届けしました。
第2弾は、同様に宮城県対策本部に相談したところ「水は十分にあるので不要」とのこと。ところが、東北営業グループのリサーチでは、地方の小さな町の避難所ではまだ断水は続き、「水はあるだけほしい」との要望があるとわかり、七ヶ浜町へ届けることを決めました。
第3弾も、現地の情報をよく知る東北営業グループでリサーチをして、お届け先を決めました。
被災地の状況は日々変わっています。「必要なところに必要なものを」お届けする努力をしています。

新宿オークタワーに各地区本部から集まった水をトラックに積み込む。
この後、成田空港でお預かりした分を積み込み、宮城県女川町を目指します!

■ ローマから応援画像が届きました!

ローマの街角のポスター。

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「イタリア人も皆応援してます」 (ローマ支店 福井支店長)

■ 4月14日  「Heart in the bottle」お届けプロジェクト第3弾 決行! 累計 10,333本!!

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今回のお届け先の女川総合体育館
女川総合体育館地域は津波の影響で、
浄水場が機能しておらず、現在も断水状態が続いています。

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第3弾の搬送内容 
・ペットボトル合計 2,365本  
・乾電池 1,686本
今回も世界各国から届けられました。

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自衛隊とH.I.S.の協同での積み下ろし作業
断水が続く女川では、水は非常に喜ばれ、
本日お届けした水も早速夕方には配布されるとのこと。

■ 4月15日 ご実家に支援物資をお送りした海外スタッフからメールが届きました

先日は、東松島の実家に援助物資を送っていただきありがとうございました。
とても質の良い食料品が届き、普段より美味しい物を食べることができたと喜んでおり、両親と親戚一同とても励まされたと言っておりました。

両親の家は運良く半壊で済み、寝泊りする部分は助かりました。
家の隣には公民館があり、全壊して家を失った人達が今も不便な避難生活を送っているのを毎日目の当たりにしているので、調理に時間をかけていいものを食べる気になれず、あと余震も頻繁なのでガスを使うのは避けて、地震の起こったときにすぐに逃げれるように食事には時間をかけないようにしているそうです。
余震が続く限り、被災者が精神的に気を取り戻して復興に向けてがんばれるようになるまでは、まだ長い時間が掛かるだろうと母が言っていました。

今日、たまたま共感疲労をわずらう人が増えているという記事を読みました。被災地外で、いろいろな哀しい報道を見て同情のあまり気持ちが落ち込み、全ての気力を失うという精神病のことらしいです。
最近、私自身もそれに近い感覚を覚えていたので、気を確かに持って被災地を支援して行きたいと思っています。

東京も余震のたびに電車が遅れたり、精神的に疲労している人が多くいると聞きました。

本社の皆様もお身体にお気をつけ下さい。

■ 「つなプロ」が行うボランティア活動に賛同し、東北応援バスを運行!

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■ 「H.I.S.ボランティア隊」募集!

現在、東北営業グループと本部の有志により、皆さまの善意の支援物資を被災地でお困りの方々、東松島、七ヶ浜町、スタッフの実家や被災した中学校などにお届けするとともに、東北営業グループのみなさんで石巻にあるスタッフの実家の大掃除などでお手伝いを行っています。 スタッフの皆さまからも、「自分に出来ることで何かボランティアをしたい」という声を多数いただきました。そこで、東北営業グループで実施している「H.I.S.ボランティア隊」の活動に東京からバスを出し参加希望のスタッフを募集します。 詳細はこちら

■ 4月18日 再開6日目の仙台空港の様子

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あとは、新幹線が再開すれば、復興への道も万全です!

■ 4月19日 支援の輪がさらに広がっています。

法人団体専門店事業部に配属された
ある新入社員が、飛び込み営業先のお客様から、
『H.I.S.さんは、被災地に水や乾電池を届けているんですよね?良ければ、持って行って下さい』と単一電池24本を頂きました。

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毎日必死に営業をしている新入社員の努力の賜ですし、取引先以外の法人様にもHeart in the bottleの取り組みが広く認知されている結果です。着実に支援の輪が広がっています。

■ 4月22日 宮本部長、震災後初めてオークタワー本社へ

4月の取締役会及び全国営業会議での東北大震災後の報告のために、宮本部長が震災後初めてオークタワー本社へ出社されました。

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会議では、厳しい状況の中でも、東北スタッフ一人一人が、「今出来ること」を「今すべきこと」を考え、取り組んでいる様子をお話されました。
また、少しずつ夏に向けてパンフレットのはけ数や来店数が増え、お客様からは
「スタンダードに戻りたい」
「先の楽しみを作って、それまで頑張りたい」
という声が聞かれるようになったと現状を報告されました。

※宮本さんからの全世界のH.I.S.のスタッフの皆さんへのコメントは、4月20日リリースのビデオレターにてご確認ください。(営業所長がダウンロード)

■ 【速報!】4月22-24日 H.I.S.ボランティア隊第1弾 東北へ

全国の営業所から集まった有志達で構成されたボランティア隊。それぞれ公休を利用して、約300名のみなさんが現地へと駆けつけてくれました。

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21:00 オーク11階に集合した34名。熱気で暑い部屋。
出発リーダーの新宿団体 小林さん

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東北G宮本部長が作業先の様子を説明
22:00 和田取締役お見送りのもと出発!
ナンバープレートがラッキーナンバー!偶然?!

作業を終えて、スタッフのご家族やご近所の方々とともに。

まだまだ終わりが見えない作業です。

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バトンを第2弾に託します!一緒に頑張ろう!東北!!

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■ 4月25日 被災者支援コース参加のお客様がバリ支店を訪問されました。被災者支援コースにご参加されたお客様がどうしてもH.I.S.にお礼を言いたいとの事でバリ支店を訪問されました。

お客様はご出発の当日まで本当に参加していいのか、親戚を日本に置いてまで海外へ行く事が許されるのだろうかと悩んでいらっしゃったそうです。

でもバリ島に来て、バリの人々の温かさや海外からの支援活動等を知る事が出来、今は『本当に来て良かった』と思っていらっしゃるようです。
バリ支店とのミーティングの際は、お持ちのiPadにて被災地に有る実家の現状をお見せ頂き、今後の不安や日本に期待する事などをお話し頂きました。

そして、H.I.S.に対してのご要望を伺ったところ、『被災者はこれから長く厳しい生活が続くので、今回体験できたような思いを出来るだけ沢山の被災者の方に提供して下さい。』との事でした。

日本に帰国した際にはご自身がバリ島で触れた貴重な経験を出来るだけ多くの方に伝えて下さるとの事です。

バリ支店の全スタッフで、お客様に明るさと元気をほんの少しですがお伝え出来たと思っております。By バリ支店一同

お客様のご希望で、集合写真を撮影しました!

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バリ支店のスタッフに、地震の怖さや被災地の現状を説明頂きました。

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また、バリ人の笑顔に癒される毎日です!とお礼のお言葉を頂きました。 お帰りになる前に、スタッフひとりひとりより、
激励の言葉と共に握手を交わしました。

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■ 4月27日 ハワイから元気を届けたい。 ALOHA SENDAI 開催!!

宮城県名取市でハワイ州観光局主催のイベントが開催され、その後、商店街の真ん中にあるHIS仙台本店前にお越し頂き、”ハワイから元気を届けたい”ALOHA SENDAI が開催が実現しました。

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ミス・ハワイUSA2009の『アリアナ・セイユ』さん、親子3人組バンドユニット『マノアDNA』が出演し、仙台がハワイの雰囲気に包まれました。

日本だけではなく、海外からも支援して頂き、仙台の街に復興への頑張る力を分ける事が出来ました。

■ 4月28-30日 H.I.S.ボランティア隊第2弾 東北へ
今回は、東京から37名、東北から13名、計50名と、第1弾を上回る参加人数でした。

2度、にわか雨に降られましたが、ほぼ庭の姿を取り戻せました。
お疲れ様でした!

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↓一週間前の状態

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↓4月29日作業中

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■ 5月6日 Heart in the bottleキャンペーンではたくさんの方にご協力いただきました。
<ペットボトル>
回収場所 本数
成田空港(第一・第二合計)3,078本
羽田空港国際線ターミナル 1,291本
TWL新宿本社 159本
関西空港 125本
中部国際空港 85本
TWL名古屋 77本
福岡空港 10本
MOGつくば営業所 3本
群馬法人 1,160本
ビジネスエアーから 9,600本
合計 15,588本

<乾電池>
回収場所 本数
成田空港(第一・第二合計)3,394本
羽田空港国際線ターミナル 1,073本
TWL新宿本社 57本
関西空港 224本
中部国際空港 1,118本
TWL名古屋 320本
福岡空港  60本
MOGつくば 6本
東日本法人セクション 24本
合計 6,276本

その他、関西空港にてラーメン(5個×24袋)をお預かりしました。
頂いたみなさんの善意は、すでに東松島市・七ヶ浜市・女川町 にお届けしています。
(まだお届けしていないお水・乾電池等は来週中に搬送先を決定する予定です。)
Heart in the bottleキャンペーンは終了しましたが、これからも、HISらしく被災地の支援を続けていきましょう。

■ 5月9日 被災者支援プランがインドネシアのじゃかるた新聞(5/3付)に掲載されました。
4月25日にご紹介した被災者支援プランにご参加されたお客様が、インドネシアのジャカルタ新聞に掲載されました。

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今回、被災者支援プランに参加し、バリ島の生活環境、人々の温かさなどに元気付けられ、『たくさんの方に知っていただきたい!』『バリの人たちに感謝の気持ちを伝えたい!』という熱い思いから滞在先のホテルを通じて新聞社にコンタクトをとられ、新聞掲載へと繋がりました。

バリ島を訪れて一番驚いた事は、バリ日本人会が行っている募金活動や、バリ島各地で繰り広げられているチャリティ活動だったそうです。『四千キロも離れた日本を思い、祈りや支援を行う人々の姿に胸が熱くなった。果たして何人の日本人が、こうした活動を知っているだろうか。』とお話されています。

日本にご帰国された後はバリ島での体験をたくさんの方たちに伝えてくださるそうです。

■ 5月10日 5月1日BKKからの訪日旅行再開!お客様からは東北への救援物資も頂きました。
東日本大震災後、TWLバンコク支店ではタイ外務省の勧告などもあり、訪日旅行の催行を中止していましたが4月上旬にようやく募集を再開し、GW真只中の5月1日8Bにて34名ものタイ人のお客様が来日されました!インバウンド事業部も久々の受入で本領発揮しました。

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また、今回ツアーにご参加されたお客様から救援物資もお預かりいたしました!(高木取締役がお受取下さいました。)

世界各国の日本への渡航自粛勧告も緩和され始め、いよいよ海外拠点のアウトバウンド・日本のインバウンドも今後に向けての再出発を切りました。これからも、旅を通じてたくさんのお客様に元気になっていただきましょう。

■ 5月10日 Heart in the bottle 第四弾お届け先が南三陸町歌津中学校に決定!!
Heart in the bottleの最後のお届け地が南三陸町歌津中学校に決定致しました。5月12日にオークタワーを出発し、5月13日にお届けする予定です。

今回は、ペットボトル1505本・生活用水1160本・乾電池4437本の他、ミウィ橋本のスタッフがお客様からお預かりしたたくさんの方の思いが詰まったエコバック(左の写真)約100枚をお届けします。

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■ 5月13日 Heart in the bottle ファイナル!

たくさんの物資が届きました トラックが到着 いよいよ作業開始です

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(小口リーダー) 小口リーダーも一生懸命!
いい汗かきました。

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生徒も積極的に手伝ってくれました。 ミウィ橋本営業所 飯島さんのお客様より頂いた手織りのバッグです 生徒と校長先生 歌津中学校 (5/10にようやく
授業を再開できたそうです)
3月12日にオークタワーを出発したHeart in the bottle第四弾。途中成田空港にてお水を詰め込み、また、13日の朝、群馬にて群馬法人のお客様から生活用水を1160本お預かりし、13日の午後ようやく目的地である南三陸町に到着しました。

今回は、5月から東北営業チームに異動された小口リーダーと、泉セルバの竹内所長のお二人に立ち会っていただき、南三陸町歌津中学校の先生方、野球部の生徒さんに協力して頂き、約1時間かけ荷物の搬入が終了しました。

3月17日から開始したHeart in the bottleですが、本日、無事第四弾のお届け先である南三陸町歌津中学校にお届けし終了になります。Heart in the bottle キャンペーンではお客様に協力して頂きトータル15,588本ものお水を被災地にお届けする事が出来ました。被災地の方々にもきっとお客様からの心温まるコメントやご厚意、私たちの気持ちが届いたはずです。

Heart in the bottleは終了致しますが、東北地方には長期的な支援が必要です。私たちも頑張れ東北!の気持ちを忘れずに、引き続き私たちに出来る方法で支援をしていきましょう。

■ 5月17日 平林社長が郡山営業所の朝礼に参加されました。

平林社長と東北小口リーダー、郡山営業所の皆さん
本日、平林社長が郡山営業所を訪問され営業所の状況・お客様のご様子などヒアリングされました。

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福島のお客様が懸念されている事として
 ・パスポート記載の本籍地が『FUKUSHIMA』ということで、
 渡航先に入国拒否されないか?
 ・成田空港まで車で行った際、空港や付近の駐車場で
  『福島』ナンバーであることを理由に嫌がれたり、イタズラ
 されないか?というような事が挙げられるようです。

そして、実際に福島を訪れてみて、
『被災に遭われた方々は私たちが考えるよりずっと「気丈」で
「辛抱強く」生活しているが、私たちが過敏になりすぎているのではないか、そして私たちの過剰な反応が被災地の方々をより萎縮させているのではないか。被災地の方々の為に私たちが出来ることはまず”普通”でいることだろう。』と、このような事を平林社長は福島で感じられたそうです。

思いやりや気遣いは必要ですが、過度に敏感になりすぎると、壁が生じてしまいます。正しく”普通”でいる事が大切です。
引き続き、様々な境遇におかれている被災された方を支援する『気持ち・心』を大切にしていきましょう。

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放射能計測器で数値を計測中  計測の結果:0.48

■ 5月20日 歌津中学校の校長先生からお礼状を頂きました。
5月13日に行ったHeart in the bottle 第四弾でのお届け先の、
歌津中学校の校長先生からお礼状を頂きました。
頂いたお礼状は校長先生の趣味でもある書を下さいました。

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・自分の顔を恥じないこと
・どんな時にもにっこり笑うこと
・人の身になって思うこと

心にしみるお手紙です。

■ 5月27日 仙台空港国際線再開決定!
7月25日仙台空港国際線再開と発表されました!

そして臨時便として就航する仙台空港復興一番機コンチネンタル航空グアム線を、誰よりも早く、どこの旅行会社よりも早く、得意の一枚ずりで、泥臭く宮城地区70名全員で、朝から ビラ配り!「仙台空港が再開しますぅうううう」という声に、ほとんどの人が、ビラをとっていただきました。

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「よかったね」や「グアム以外はいつ飛ぶの?」など、一度もらったお客さまが、振り返って聞いてくださるぐらい、待ち望んでいた感じをうけました。

当日23PAX(うちビジネスクラス4PAX)

の結果でした!

■ 5月28日 仙台バリ伝統舞踊ショー開催!

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5月28日七ヶ浜国際村にて、バリ伝統舞踊ショーが開催されました。バリ支店からから星野支店長も来て頂き、盛大にもりあがりました。
夕食にはバリからの留学生が作ったナシゴレンを頂きました。おいしかったー!

その後、仙台本店前でも、バリダンス!
海外旅行会社だから出来ることを、HISだからこそ出来る事を、少しでも明るい話題を、スタッフ全員で誠意一杯やりました。

バリ星野支店長、他、インドネシアからわざわざ来て頂き、本当にありがとうございました
(5月29日ミヤギテレビに紹介されました)
(5月29日河北新聞に掲載されました)

■ 6月03日 HIS×仙台七夕折鶴プロジェクト盛り上がっています!
関東営業販売事業部では、東北地方の復興と平和への思いを込め

【HIS×仙台七夕折鶴プロジェクト】

を開催しています。

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ご来店されたお客様に協力していただき、21,000羽の折鶴で七夕飾りを作り仙台へ届けます。そして七夕飾りを見に仙台を訪れて頂く事で東北を支援していきます。


【渋谷本店の様子】お待ちの時間に折っていただいています♪

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既にたくさんのお客様のご協力を頂き続々と鶴が完成しています!

■ 6月06日 東北では短冊を!思いよ届け…。

関東では折鶴を!

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東北では短冊を!

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共同プロモーションで「おもい」を届けています。

■ 6月10日 祝!仙台⇔ソウル線復活!

仙台空港国際線再開の朝ビラ第2弾を行ないました。

仙台⇔ソウル線がチャーターで復活です。

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■ 7月2日 宮城県のために!宮城の経済復興のために!

「がんばろう」から
「前にすすんでいく」ために!

★今だからこそ、実現できた2つの明るい話題のボランティア施策
サッカー仙台ベガルタ応援チケットを100枚を、抽選でプレゼント

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通常スポンサー契約(300万)がなければ出来ないことだが、今回は、ホーム・アウェイ関係なくみんなで宮城県を応援するために、実現しました。7月27日柏レイソル戦宮城ホ-ム試合をCOとHISで1日貸切りイベント実現。


バスケット仙台89ERS応援チケット
100名プレゼント

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一度は解散まで追い込まれたプロバスケットチームだが、宮城県民・企業・そしてHISの強い希望により、10月以降再開決定!12月の仙台ホーム試合をHISメインスポンサーで実現

 ★仙台ー成田 全25商品発表
7月25日国内線全路線の定期便が決定!の発表がされた翌日には、SDJ-NRT のアドオンを「IT」で仕入れ、全25商品を発表!
【仙台から行く海外旅行 仙台空港 祭り】 と題して,たった1日というスピードで、仕入れ・企画・製作スタッフが商品造成を実現!翌日には、店頭にて販売開始!

HKG・BKK・マカオ・SIN・バリ島・ホーチミン・アンコールワット・ハワイ・パリ・ロンドン・ロサンゼルス・グアム・ソウル と大幅に仙台発着の品揃えができました! 

ご予約いただいたご旅行の収益の一部(営業利益の3%を予定)を義援金として被災地へ送ります。 

今後は、仙台空港で、空港内に移動相談車を入れ込み、HISスタッフさらに、他旅行会社を巻き込んで、イベント計画中

当日は、国内線の全線フライト日で、被災地の招待された子供たちに向けたイベントも計画中

7月27日 仙台ベガルター柏レイソル(現在J1の1位と2位で一番もりあげる試合)のホームゲームをHISで、大イベント計画中!

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■ 7月14日 こどもたちの未来のために!

200万粒を用意 HSアシストの浅野社長と宮本部長 郡山支店梅木支店長と宮本部長 放射性ヨウ素を飽和するという天然ヨウ素を含んだサプリメントを健康が心配される被災地のお子様にお配りするプロジェクトを開始しています。

今日は、南相馬市長に活動内容の説明をしてきました。

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■ 7月19日 たくさんの折鶴が届きました!
多くのお客様を始め、営業所の皆様に折っていただいた『2万1359羽』もの折鶴が東北営業本部に到着しました。

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皆様のご協力、本当にありがとうございます。

■ 7月20日 一輪の希望

3月11日 絶望だった私たち

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すこしでも力になろうとたくさんのスタッフがボランティアに訪れてくれました。

ボランティアに来てくださった皆様、同じ場所とは思えないくらい綺麗になりました。

そして4ヶ月がすぎ瓦礫に埋まっていた木から希望の一輪の花が…

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ボランティアに来てくださった皆様本当に有難うございました。

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■ 7月27日 仙台空港国内線定期便再開・国際線臨時便就航
7月25日国内は定期便が前便再開しました。
国際線は、HISで飛ばしたチャーター便のソウルとグアムが、
満席で出発しました。副知事をはじめ、業界関係者、それよりも、たくさんの「お客さま」で、仙台空港は、4か月ぶりに、活気にあふれていました。今回は、初めて、HISが音頭をとり、東北の旅行会社や航空会社一体になって全員で、仙台空港を応援した一日でした。

仙台空港です。震災の面影はありません!

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見事に復活を遂げました! 旅行会社と航空会社や空港関係者が一つになって『翼をください』の大合唱!

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国際線の定期便を全便もっと早く復活させるために、これからも海外旅行のHISだからこそ出来ることを行動で証明していきます。

空港内には七夕の短冊が飾られていました。 皆さんの想いが届きますように・・・。空港内には七夕の短冊が飾られていました。 皆さんの想いが届きますように・・・。

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■ 8月8日 「子どもの未来」を郡山・仙台にて配布しました。
郡山のお祭りと仙台七夕まつりで「子供の未来」(放射性ヨウ素を飽和するという天然ヨウ素を含んだサプリメント)を配布。
郡山→1,500袋 仙台→400袋  
用意した全てのサプリを皆様にお配りしました。

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福島県のみなさん(特に子供がいるお母さん)は非常に関心があり、「子供の未来」を強く欲していました。

■ 8月8日 『復興と鎮魂』をテーマに 仙台七夕まつり開催
お客様、海外支店、東日本スタッフの皆さんが心を込めて折った24000羽の鶴と東北各営業所にご来店したお客様とスタッフが書いた130枚の短冊が仙台の七夕の空を飾りました!

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七夕飾りは、仙台本店前と仙台一番町営業所前の2ヶ所に飾られ HISの七夕飾りをご覧になられた多くの方が折鶴の多さに圧倒され足を止め記念撮影をされていました。

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そして、300ある七夕飾りの中から、初めて賞(銅賞と佳作)を取ることができました。

H.I.S.グループの皆様

東日本大震災からの「復興と鎮魂」の願いを込めた仙台七夕まつりが無事に終了致しました。
全国の皆様から頂いた復興への願いや希望が込められた折鶴は、
吹流しの前で立ち止まり感動の声を漏らす人、
色んな角度から吹流しの写真を何枚も撮る人、
みんなの願い事が沢山つまった吹流しを手に取り真剣に見つめる人々、
多くの方々の目を魅了し、心に刻まれました。

その結果、300以上ある七夕飾りの中から、私達が未だかつて受賞した事のない「銅賞」と「佳作」を
受賞する事ができ、本当に全スタッフ並びにお客様の思いが一つになったと実感しています。

まだまだ東北は強化しなければいけない課題も沢山ありますが、今後もこのような地元イベントへ積極的に参加する事で地域・社会への貢献と経済復興をより強めてゆきます。

皆様への恩返しは、1日でも早くHIS本来の二桁成長に戻す事だと思っており、現在も東北スタッフ一丸となって『明るく、元気に、楽しく』日々の業務を行なっております。

あらためてHISという会社の素晴らしさ、そこで働いて頂いている
皆さんの温かい気持ちを胸に抱き今後とも精進してゆきます。

東北・北海道事業部 宮本 秀樹
東北グループ    スタッフ一同

皆さん、 本当にありがとうございました!
これからも東北の応援をよろしくお願いします。

■ 8月11日 天然ヨウ素入りサプリメント「子どもの未来」が福島県の新聞に掲載されました

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 ↑ 2011年8月10日 福島民友

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 ↑ 2011年8月11日 福島民報

■ 8月8日 澤田会長が東北営業本部を訪問されました(最後の投稿です)

朝礼に参加していただきました。たくさんのお言葉いただきましたが、
やっぱりHISといえば、「明るく元気に!」

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■最後に、

H.I.S.スタッフの皆様へ   

この度は、多大なるご支援・心温まるお心づかいを頂きありがとうございます。
25日13:00国内バス「かいと号」が仙台営業部に到着し、20箱以上の支援物を 受け取りました。本当に本当に、全国のH.I.S.スタッフに感謝しております。

3月11日(金)午後2時46分、国内最大規模マグニチュード9.0の地震に襲われ、未曾有の被害を受けた仙台では、地震当日は、水・電気・ガス・公共交通機関が復旧しない中、H.I.S.スタッフと他業者の被災者と約60名で、ビルの1FでH.I.S.ジャンパーを着て寝泊りしました。

その後は、会社でおにぎりを作り、朝昼夜と自炊生活しながら、ご出発のお客様の安否確認や出発されたいお客様ケアで、部署関係なく全員で電話対応をしている毎日です。 地震の翌日からは、東北地区旅行会社が臨時休業する中、H.I.Sではお客様の為に、営業を再開し、全国スタッフの皆様にご協力頂き、対応することができました。

現在も電気・水道・ガス・公共交通機関が復旧しないスタッフ・ご家族も多くいらっしゃいますが、皆さんからいただいた物資を大切に利用させていただき生活をしていきます。今回、ビジネスエアーでお送りいただきました水・毛布、その他調達していただいたオムツ・靴下などは、弊社スタッフの自宅近郊救援所に届け、今もなお不自由な生活を送っていらっしゃる被災者の方々に救援物資を届けることができました。

全国のH.I.S.スタッフ皆さんの力が一つになり、改めて 【みんなでH.I.S.】と痛感し、このようなご支援を頂き、H.I.S.を誇りに思います。
 
私達東北営業グループにご支援頂き、東北スタッフ一同、心から感謝申し上げます。東北スタッフも【明るく、元気に】これからもやっていきます。
がんばります!

東北・北海道事業部 東北グループ スタッフ一同







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