スコおじのスコーン記録17「オーブンレンジのプロファイリング」
◎作成日・レシピ
作成日:2024/9/1(日曜)25:00
レシピ:薄力粉135g/強力粉65g/BP15g
牛乳40g/全卵40g/ヨーグルト25g
無塩バター50g/
きび砂糖25g/塩2g
オーブン温度については後述
◎感想・考察
どうも、スコおじです。
前回オーブンレンジの
予熱設定温度と
実際の温度との剥離が判明。
そこで今回はオーブンレンジの
庫内温度を調整する点に
ウェイトを置いて焼いてみた。
なのでレシピは結構オーソドックス。
とりあえず予熱を200℃に設定。
そして予熱完了のアラート。
でも、実際の庫内はこの時160℃。
ところが、前回で
その事は織り込み済みなので
こちらも動じない。
今度は210℃に設定して再度予熱。
温度計の針もじわじわと上がる。
その間にスコーンを切って
天板に並べて卵黄を塗って…
とかやっていたら庫内温度が200℃に。
ドンピシャのタイミングで焼成に入る。
焼成は再び200℃に設定を戻す。
そして、焼き始め1分後から
2分間隔で庫内温度も測定してみた。
焼いている間の温度変化はどうなるのか。
その結果がこうなった。
↓
↓
↓
↓
↓
焼成開始時:200℃
焼成1分経過時:190℃
焼成3分経過時:160℃
焼成5分経過時:150℃
焼成7分経過時:140℃
焼成9分経過時:140℃
焼成11分経過時:150℃
焼成13分経過時:160℃
(15分 焼成終了)
なんだ、この計測値は。
1分後に測った時の-10℃は
ドアを開けた時の影響かなと思えたが、
3分後の160℃で流石に違和感を覚える。
その後、どんどん下げていき
MAX140℃まで下がっていった。
「200℃で焼いてくれ」と言ったのに
140℃で焼かれたらもうお手上げだ。
で、当然ながら
15分では焼き足りないので
設定温度を210℃にして追加焼成。
で、これも焼き始め1分後から
2分間隔で庫内温度も測定してみたら
↓
↓
↓
↓
↓
焼成開始時:160℃
焼成1分経過時:180℃
焼成3分経過時:200℃
(追加5分で焼成完了)
今度はしっかりと
温度が上がり始めたのだ。
何故こんなチグハグな事が
起こったのか?
実は、そのからくりには
追加焼成を始めた瞬間に気づいた。
追加焼成の時は
天井のヒーター管が点いて、
先ほどは点いていなかったのだ。
多分このオーブンレンジ(象印エブリノ)が
予熱の段階では設定温度の手前でストップし、
そこから実際の焼成時に
徐々に設定温度に近づけていく、
みたいな仕様なのではないかと思う。
で、今回の場合は2段階予熱で無理やり
庫内温度を200℃に持って行ったので、
実際の焼成時はこれ以上
温度を上げない為にヒーター管を付けず
焼きに入ってしまったから、
結果どんどん下がっていった…という推測が立つ。
“予熱の設定温度と実際の庫内温度が異なる”
のは結構よくある事で、対策としては
予熱の設定温度だけ少し高めに設定する
予熱完了のアラート音が鳴った後も5〜10分ほど置く
オーブンの扉の開閉は手早く
と、非常にシンプルな
この3つの解決策に集約される。
そういえば以前は予熱だけ210℃で
焼く時は200℃にしてたけど、
いつの間にか予熱から200℃にしてたな。
オーブンも使い込んできての
パワーダウンを起こしてるのかもしれないので、
次は予熱210℃に戻してやってみる。
そして、膨らまないのは改善されず。
だいぶ気温も下がってきたので
夏の暑さで生地がダレてたせいだとしたら
そろそろ戻るはず。というか戻ってくれ。
精進します。
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