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スコおじのスコーン記録⑩「スペルト小麦のお手並み拝見といこうか」


◎作成日・レシピ

作成日:2024/4/25(木曜)23:00 ※生地は一晩置き
レシピ:スペルト小麦粉100g/強力粉100g/BP12g
    牛乳30g/全卵30g/生クリーム50g
    無塩バター50g/きび砂糖25g/塩2g

    余熱200℃→200℃ 14分(下段)
    →180℃ 6分(下段)→180℃ 2分(上段)


◎感想・考察

色んなお店のスコーンを食べると
原材料名の欄でたまに見かける
“スペルト小麦”の文字。
初見のイメージは
“スペシウム光線”の劣化版みたいな
印象しか受けなかったけれど、
流石にスコーン業界にまで
円谷プロが幅を利かせる訳は無いので
まずスペルト小麦について調べてみた。

「スペルト小麦」は、現在広く利用されているパン用小麦(普通小麦)の原種にあたる古代穀物。優良な油脂分が多く、ナッツのようなコクと風味があり、普通小麦にはない味わい深さも魅力。吸水率が高い故、生地がべたつきやすくなるが、もっちりとした食感になる。

なるほど。
取り扱いが難しい反面、
普通の小麦では出せない味わいを
引き出すという点でかなり有効っぽい。
べたつきやすさも水分少なめで
まとめなければならない
スコーンにはむしろプラスに働きそう。

まぁ作った後に考察してるので
作る時はこんなこと微塵も
考えてなかったんですけど←

とりあえず
美味しさを担保する為に
余っていた生クリームも入れて、
いつも通り作ってみる。
生地は少しベージュがかって
まとめる時、確かに
いつもよりベタつく感じもあった。
そして、焼き上がりを食べてみると・・・

ほぉ!!

薄力粉っぽい軽さと
強力粉っぽい力強さを併せ持つ、
これは正にスコーンの旨みを
底上げするような小麦粉。
生クリームでしっとり感も保たれて、
自分が作ったスコーンで
リベイクしなくても美味いと
感じたのは初めてかもしれない。

スペルト小麦・薄力粉と
生クリーム・牛乳の微調整は
もう少し検討してみたいけど、
プレーンなスコーンは
もう完成の域に入ったと言っても
良いかもしれない。

たまにスコーンのレシピで
準強力粉を使うものがあるけど、
その代用として行けるのでは?
本当に薄力粉と強力粉の
良いとこ取りという印象だった。

精進します。

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