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結婚前に知りたい話題が満載!婚活体験談の数々がTwitterで盛り上がる理由

こんにちは、ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)です。
トゥギャッターが毎週月曜日にお届けする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」。今回のテーマは「婚活」です。

Twitterにはマッチングアプリや結婚相談所へ登録し「婚活」を始めた人たちが、経験談などを投稿しているケースが多数みられます。

婚活の様子がわかる実録漫画が好評

まずは、実録漫画をご紹介しましょう。漫画家のことり野デス子さん(@DEATHcotori)が投稿した実録漫画「漫画家が婚活で数学者と出会った話」は、ネット婚活で知り合ったお相手とのエピソードを描いています。漫画家と数学者という、一見共通点を見出すのが難しそうな者同士の出会いでした。

ことり野さんがお相手のプロフィールを見ると、容姿、年齢、体型、結婚歴などを「気にしない」と書かれていたことに驚き、会ってもらいやすいかもと思ったそう。しかし実際に会ってみると、お相手は「全然しゃべってくれない」「数学しか興味がない」「目を合わせてくれない」といった人。それでも「とりあえずまた会ってみよう」という気持ちになり、交際を継続。こうしておふたりは結婚に至りました。

この内容に「いい話で面白かった」「この先が気になる」など、好意的な反応が多く集まっています。婚活の様子がわかる実録漫画や体験談は非常に参考になるようです。

結婚前には気づきにくい文化の違いを知る

婚活を始めると男女間での感覚の違いを、結婚してからは家庭の文化の違いを知ることがあります。Twitterではすぐに気づきにくい価値観の違いを知るヒントが得られることも。

婚活で知り合った人と食事に行く時、食事の場所が決められない、という経験をしたことはあるでしょうか。思い当たる人にとってはピンと来る「決められない理由」を推測したツイートが注目されました。

「お店をリサーチしたり、ストックしたりすることが日常生活に自然に組み込まれている人と、そうでない人がいる」という意見に「納得した」「そのためにストックしておくべきという考えは理解できる」という声が。

こうした事情を理解していれば、男女ともにお店選びで困ることもなく、ふたりで好みの店をすり合わせることもできそうです。

もうひとつ、結婚後に気づく食事文化についての言及もあります。家族で外食した時に「お酒を飲む家庭」と「飲まない家庭」との違いに関するツイートが注目されたことがありました。

Twitterユーザーの地獄で松子(@kkst416)さんは結婚してから「お酒を飲みながら食事をする家庭と、食事が終わったらすぐにお会計……という家庭ではお互い相容れない」と気づいたとのこと。このツイートに対し「わかる気がする」「後者の人(お酒を飲む家庭)と付き合ったときは長続きしなかった」という経験談や、徐々に違いを受け入れられたという人の声が集まっています。

食事の仕方や好みが一致するかどうかといった違いは多くの場合、結婚して一緒に暮らしてみないとわかりにくいものです。

このように、交際中に戸惑いがちな話や、結婚前ではわかりにくい話が出てくるのもTwitterならでは。カップルや夫婦の価値観の相違をどうするかという議論に発展しがちなので、Twitterでは常に注目されやすい話題のひとつです。

「オタク同士ならうまくいく」は本当?

結婚相手として、同じ趣味を持つパートナーを望むことは自然なこと。自分がオタク気質だと感じている人の場合、相手も同じ気質なら趣味に対する情熱や活動も理解してもらえそう……と期待を抱く人は少なくありません。そんなニーズを汲んだ「オタク同士専門の結婚相談所」も誕生しています。

しかし、オタク同士というだけで安心はできないようです。オタクの婚活支援をしているというひかりん@婚活孔明(@hikarin22)さんは、同じオタクでも「オタク趣味の合間に人生をしている人」と「人生の合間にオタク趣味をしている人」は全く違う生命体なので一緒になるのは無理」とツイート。

「オタク」と自称していても、時間もお金も注ぎ込んでいる人と、余暇としてオタク活動を楽しんでいる人とでは熱量の違いがあるので、必ずしもお互いの理解につながるとは限らないそうです。

その実態がよりリアルに伝わるのが、オタク専門の結婚相談所「とら婚」の公式アカウント(@ToraCon_Akiba)のツイート。「オタク話で盛り上がると相手の人となりがわからず別れるケースもある」「3次元の推しがいても旦那と子どもを推せないようだと厳しい」など、シビアなアドバイスを投稿しており、たびたび話題になっています。

趣味が合うからといっても、そこはやはり人間同士。これらのツイートへの反応も「辛辣な現実か?」「間違ったことは言っていない」といった内容が多く、適切な行動をしないまま、うまくいくはずがないという現実を突きつけています。

実際にオタク同士で成婚に至った人の事例もあります。同人作家のVAG(@vagblue)さんによる「34歳低所得オタクが婚活する話」を紹介しましょう。

当時33歳のVAGさんは婚活を開始して一週間でお相手と出会い、2ヶ月目に交際開始、結果的に1年かからない間に結婚に至ったそうです。

VAGさんは最後のページに「価値観の合う人とタイミングよく出会うことができたのは本当に運が良かったと思っています」「行動したら結果がついてきてくれた」「2次元の嫁も3次元の嫁もどっちも大事にする」と綴っています。オタクかどうかに関わらず、趣味の話はきっかけであり、パートナーと価値観を同じくしているかどうかが大きなポイントであるようです。

結局は「行動力」が大事?

VAGさんの話を知ると、結局はしっかり行動することが大事なのかもしれません。「嫌いじゃないから付き合ってみる、ができる人ほど先に結婚している気がする」というツイートが「これはけっこう真実ではないか」と支持されている現象も観測されています。

人と会い、コミュニケーションを取るという行動を躊躇しすぎていると、結婚へのハードルは上がっていってしまうのかもしれません。そんな教訓が得られるツイートでした。

まとめ

Twitter上で婚活の話が注目される主な要素は次の3つです。

  • 婚活の体験談が多数読めること

  • 結婚後でないとわからない話があること

  • オタク同士など、特定の相手との婚活エピソードが読めること

婚活のエピソードはときには既婚者にとっても刺激になっているようで、ツイートへのリプライにはアドバイスだけでなく、自身の結婚生活や夫婦のあり方について振り返っている内容も見受けられます。他人同士が生活をともにする結婚生活には、やはり振り返りとアップデートが必要なのかもしれません。

以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!

この連載は毎週月曜日に更新予定です。今後もTwitterでバズっている、あるいは流行りそうなトピックをテーマとして取り上げていきます。

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