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新紙幣は「ダサい」?実はよく考えられたデザインに「見やすい」との声も

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今回のテーマは「新紙幣」です。2024年の上半期をめどに流通が開始される予定の新一万円札。そのデザインについて読み解きます。

新一万円札のデザインが満を持して公開

先日、日本銀行が新一万円札のデザインを「じゃーん!」とツイート。「日本資本主義の父」とも呼ばれる渋沢栄一や東京駅があしらわれたデザインは話題を呼び、13万リツイートも拡散されました。

なんか…「ダサい」?

そんな超バズった新デザインですが、ダサいという声がたくさんあがっていました。特に「10000」というフォントに違和感を覚える人が多く見受けられました。たしかに今までの一万円札では、漢字で「壱万円」と書かれていた部分が「10000」と大きな数字になっています。

実は工夫が多く込められたデザイン!

しかしそれにより、外国人や弱視者を含む多くの人にとって使いやすいデザインになっていると指摘する意見も。数字を大きくしたりフォントを工夫することで日本人以外もわかりやすく、さらに文字を読むことが困難な人にも判別できるようになったのです。

実際に「見やすい!」という意見も

流通はもう少し先ですが、すでにそのデザインの利点は発揮されているようです。お父様が弱視だというこちらのこちらのユーザーによると、新デザインはお札を区別しやすいとコメント。

また、「治療のための瞳孔を開く目薬をさしたあとに、現在の一万円札と見比べてみた」というユーザーも登場。焦点が合わない視界の中でも、新しい一万円札は金額の数字や漢数字、人物をはっきり判別できたそうです。

ユニバーサルデザインへの関心が高まっていた

性別や国籍、能力などを問わず多くの人が使えることを目的とした設計をユニバーサルデザインといいます。特に最近はパラリンピックが東京で開催されていたこともあり、多くの人の関心が高まっていました。

パラリンピック開会式では、色弱の人でも読みやすいプラカードが話題になりましたよね。このような背景もあり、ユニバーサルデザインの新紙幣はより注目されました。

デザインに込められた配慮を知って納得するという人が続出。さらに新紙幣についての話題が広がっていきました。

そうは言っても、使ってみないことにはわからない

たくさんの工夫がある新一万円札、「慣れるためにまずは配りましょう!」と面白おかしく期待する声も多くあがっています。ひとまず10枚ほど配布していただいて使用感を確かめたいですよね?

まとめ

「新紙幣」が大きな話題になった理由は、次の3つです。

・紙幣はみんなが使うものであり、話題にする人が多かった
・不満の声も多かったが、デザイン理由の考察が広まり、納得する人が増えた
・パラリンピックが開催されたこともありユニバーサルデザインが注目されていた

デザインに込められた配慮を知ることで、新紙幣の登場が待ち遠しくなりましたね!

以上、「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!

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