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気温の急激な変化は全部「令和ちゃん」のせい?なんでも擬人化するネットユーザー

こんにちは。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているトゥギャッター株式会社です。

Togetter編集部がTwitterで注目された最新の話題を厳選、考察する連載「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」。

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今回のテーマは「”令和ちゃん”をはじめとするTwitterの擬人化文化」です。先週、突然気温が下がったことでTwitterでは「令和ちゃん」がトレンド入りしました。


令和ちゃんの誕生

“令和ちゃん”とは、元号の「令和」を擬人化したキャラクターです。誕生のきっかけは、2019年4月1日に新元号が「令和」と発表されたことでした。新元号決定の報道以降、Twitterでは思い思いに「令和」を擬人化したイラストが多く投稿されました。

ところが、実際に「令和」を体感していくなかで少しずつ”令和ちゃん”の共通イメージができあがっていきます。

“令和ちゃん”のイメージを最初に印象づけることになったのは、2019年5月1日に新元号になった直後の急な気温変化です。5月とは到底思えない真夏並みの暑さが記録されました。

今までとは異なる気候の激しい変化から「ドジっ子特性」「不器用」というさらに具体的なイメージが広がっていきます。


急な気候変動は令和ちゃんの仕業に

その後も”令和ちゃん”はたびたびトレンドに登場することに。2019年は5月だけでなく、夏も急激な気温上昇や台風などが続き、「温度調節が苦手な令和ちゃん」のイメージがTwitterユーザーの間で強まっていきました。

さらに、一気に冷え込んだその年の秋も再び”令和ちゃん”が話題になりました。急激な気候変動に名前をつけることで、ポジティブに捉えようとしているとも考えられますね。


なんでも擬人化するTwitterユーザー

Twitterでは”令和ちゃん”のように、様々なものや現象を「○○くん」「○○ちゃん」と呼んで擬人化する傾向があります。

実は、昔から日本人はこのように未知の対象に対して親しみを覚えやすい名前をつけてきたそうです。その存在への恐怖を緩和するためだとか。

ちなみに、台風も発生するたびに名前がつけらているのも「アジアの人々に馴染みのある呼び名をつけることで防災意識を高めること」を目的としているそうです。名前をつけることで理解を深めようとするのは、日本人だけの習慣ではないかもしれませんね。

現在では「くん」や「ちゃん」付けすることで親しみを持つほかに、様々なものや現象の共通認識を深める役割があると考えられます。


まとめ

Twitterに「令和ちゃん」をはじめとした擬人化文化がある理由は次の3つです。

・対象への共通のイメージが持ちやすい

・昔から未知の対象に呼び名を与え、恐怖を和らげてきた習慣があるから

・擬人化することでポジティブに捉えられる

以上、「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!

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