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フィルムカメラに触れて

フィルムカメラを使ってみて思った事に、「X100V」や「X-Pro3」といったデジカメに持ち替えた際、ファインダーのライブビューに少しだけ息苦しさを感じる気がします。幸いこれらの機種は、OVFに切り替えて使う事ができますので、フィルムカメラから持ち替えた直後なんかは特にOVFにして撮ったりしますね。

正確な露出なり構図なりを取りたい場合はEVFの方が断然良いんですけど、それでもOVFを使ってしまうのはそういう事なんだと思います。

フィルムカメラを使う前は、EVFでないと「ちゃんと撮れているのか?」が心配でなりませんでしたが、今ではおおらかな気持ちでOVFを使うことができます。仮に変な写りになっていたとしても、それもまた「写真」なんですよね。

クラシックネガよりの写りではありますが、フィルムの「味」はやはり独特で、フィルムにハマる人の気持ちが十分に分かりました。これは確かにハマる世界です。まぁ金銭的な観点から、ある程度自粛というか、制限を設けてでないと出来ませんけどね。デジカメの感覚で撮りまくる訳にはいかないのですよw

デイキャンプにも持っていきましたが、この写りは反則ですよね。激渋です。割とお気に入りの1枚です。

と、言うことでデジカメX100Vの背面液晶も表示をオフにしました。ファインダーもOVFオンリー。この際ISOも固定にしてホワイトバランスも「晴れ」に固定しちゃいましょうか。絞りとシャッターのどちらかは必ずオートにしておかないと露出が取れませんのでソコはお許しあれ。50年前のC35FDだって「シャッター優先オート」なんだから別に良いでしょう。

これはこれでX100Vをよりアナログに楽しむ感じでアリですよね。もちろんX-Pro3でも同じような遊び方はできますよ。あ、そうそう、背面液晶をオフにすると暗いところでピカー!ってならないモンですから目立たなくて助かります。

はい、まとめ。フィルムカメラを使ってみて本当にカメラの世界が広がりました。デジカメだけでも十分に楽しかったんですけど、また一つ楽しみが広がりましたね。基本は富士フイルムのカメラを楽しむ感じですが、まぁフィルムカメラのフィルムも富士フイルムですからね。「富士フイルムを楽しむ!」ってところは何ら変わらないのです。

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