セクハラ謝罪文 (蛇足)WAN署名、差別者と差別主義者。人種主義に外部はない。人権はバーターであること。

●セクハラ謝罪

登川琢人です。
今日は2021年12月24日金曜日です。

今日はわたしから皆さんにお伝えしたいことがあり、このノートをおこしました。

結論から申しまして、わたしはTwitterのDMのやり取りにおいて、ある女性アカウントにセクシャルハラスメントに当たる言動を取り、彼女の権利と尊厳を傷つけてしまいました。

本当に申し訳ございませんでした。

人の特に女性の容貌に言及するのはセクハラです。
わたしは容貌に言及していまいました。
つまり、セクハラした。

セクシャリティもです。
ツイートでも書いていますがわかい頃は自分のセクシャリティには迷いがありました。
橋本治、栗本薫からBL、ゲイスタディーズまで色々読みました。
だから、色々な人に話してきたし、深い人生の話になれば、自分も話すし、相手にも聞く。
しかし、男性と女性は対等ではないのだから、聞いたりするのはセクハラになりますね。
やはり、怖がらせたし気持悪い思いをさせてしまったと思います。

二次加害になるので名前をあげるのは避けますが、謝罪致します。
人権侵害をしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
以後、しないように致します。

他の人、男性にも女性にもツイートで容貌に言及することをやったと思います。

自分もされたりしてきたからだけど、セクハラになりますね。

これも大変申し訳ありませんでした。
自主学習していましたが、腹に落ちていない。
認識が甘い。
昔から甘いと思う。
世代的に正式な教育も受けていないし。
セクハラについて更に学んでいこうと思います。
仲間が学びを助けてくれます。

以上です。

以下は蛇足です。
差別に関心がある人はどうぞ。

●WAN署名


これは他の人にも聞かれました。
署名しています。
別に隠していないし。
でなければ実名で署名などしません。
いまは反対ですね。

もともと「トランス女性は女性です」と言わないといけないとは思っていました。
ただし、深く考えていたとは言えない。

TRAとGCの闘いも知らなかったですね。
noteにも書きましたが、「ファイヤーデモいいじゃん」とつぶやいたら、大炎上して問題に気づいた訳です。
署名は忘れていましたね。
いまから考えると炎上してよかったかもしれない。

TRAがあんたが差別者であることを教えてやると来たので散々話を聞きました。
DM、電話、会いたいという奴もたくさんきましたが、会うのは拒否しています。
言語化できないなら意味はないから。

しかし、疑問を出しても、とにかく「トランス女性は女性です」とマントラを繰り返すだけなので、あまりにもおかしいので、最終的には拒否しました。

GC女性達にも話を聞かせてもらいました。
同志の藤島さんにも教えてもらった。
結果、性自認至上主義は間違っていると判断した訳です。
2ヶ月くらいはかかったと思う。
GID、TRAなる用語を理解することからはじめましたね。
たぶん、普通の人はいまも意味不明でしょう。

普通の民衆を説得しないといけないですね。
なんでもそうです。
わたしらが考える天皇制解消も同じです。
わたしら民衆によいことだから主張する訳ですから。
天皇に敵対する感覚ではない。
相手からしたら敵対になるんでしょうが、わかってもらうしかない。
直球の身分差別ですからね。
天皇家は同じ日本人なんだから、同胞のことを考えて身を引いてもらいたい。

●(人種的)差別には外部はない


つまり、わたしは差別者とイキナリ断定しません。
散々、色々な人の意見や話を聞きます。
ただし、あまりにもしつこく攻撃し、論理的な話を聞かないと差別者もしくは差別主義者と断定せざるを得ない。

なぜなら、以前も書きましたが、わたしも差別者になりうるし、事実、差別してしまうこともあるからです。

「レイシズム・スタディーズ序説」(2012年、以文社)という本があります。
著者は鵜飼哲、酒井直樹、テッサ・モーリス=スズキ、李考徳。

この中に「人種主義には外部がない」という印象的なフレーズがあります。

簡単に言えば、人類は人種差別を克服していないのだから、誰もが人種的差別に加担せざるを得ないということです。

おそらく、女性差別も同じでしょうね。
わたしの問題である労働者差別(資本主義)も外部はないでしょう。

資本主義社会である限り。
現行の共産主義社会も完全にはできていないはず。

人種的差別、女性差別も資本主義社会ではなくすのは難しいと思う。

植民地主義(開発、搾取、収奪)が人種的差別の目的だし、たとえば、アメリカも日本も植民地主義を克服できていない。

「慰安婦」問題が典型的で、女性差別、民族差別(人種的差別)、階級差別がすべて詰まっている。

日本政府は解決したと言い張っていますが、解決などしてないですね。

ここからはわたしの考えですが、ではどうすればよいか。

個人に限ればですが、人に指摘されたら話を聞いて、納得できれば、謝罪して、直すしかない。

(納得できなければ謝罪してはいけない。日韓がこじれまくっているのは、納得してないのに謝罪するからです。)

性自認至上主義的なツイートをした人には、我々が書いた文章をぶら下げています。
沖縄の人などにはわかるはずだし、最初は丁寧にいいます。

実際、ハッと気づく人はいます。

ただし、JKローリングさんの踏ん張りやGC、わたしら左翼の働きかけで、ツイッター人間は問題には気づいている人は多い。

その場合はハッキリ言います。

ともあれ、わかりにくい。
疑われるのはわかります。
署名はこの場で撤回します。

●差別者と差別主義者


散々話をして、あまりにしつこく、話を聞くつもりがない、人権侵害を直すつもりがないと判断せざるを得ないと「差別を社会システムとして必要とする人間」、つまり差別主義者と判断します。
あるいは病者。

差別者と差別主義者は違います。

差別者は問題を知らなければ、誰でもなりえます。
差別主義者は違う。

「差別を社会システムとして必要とし肯定する人間」です。

差別は人間が人間を支配して搾取するためにします。
バカだからする「だけ」ではない。

違いを判断するのは時間がかかると思う。
はじめて問題に気づく人間もいますからね。

で、差別してしまった場合、謝罪して修正しても差別の問題は残ります。

なぜなら、差別は構造の問題だからです。
個人をシバけば差別がなくなる訳ではない。
足りないですね、シバキ主義は。

差別主義者が差別を社会システムとして必要とする人間だということは構造を肯定しているという意味です。

究極的には資本主義を肯定する人間は差別者か差別主義者でしょう。

だから、差別主義者になるのを拒否したいなら、少しでも差別をなくすように行動し、かつあらゆる差別構造を解消するしかない。

なんでもいいはずです。
できることをやる。

ツイートする。
拡散する。
団体をつくる。
デモをする。
法律をつくる。

個人の状況によりやれることは限定されますが、やる、と。

●被差別者が差別をしないということはない。


わたしは常に怒っています。

身分差別(天皇制肯定)
労働者差別



認識している人が少ないからです。

わたしたち共産主義者からみれば日本語人のほとんどは差別者か差別主義者です。
外部はない訳です。

被差別者である女性も在日コリアンも被差別部落民も気づいていない場合は差別者だな、とみているし、その上で会話します。

その場合、糾弾しても仕方ない。
わかってもらうしかないし、ちゃんと説得力のある文章を書く必要があるし、時間がかかる。
こちらの認識に瑕疵があるかもしれないし。

わたしがGC達(男性も女性もです)を変だと感じはじめたのは、TRAの主力は在日コリアン差別者カウンターであるのは明らかなのに、在日コリアン差別に無感覚な人が多いからです。

黒人差別は分かるのに自分の国はなぜわからないんだろう、と。

差別は普遍性を目指さないとなくせません。
有り体に言えばバーターです。

我々が南京大虐殺の人権侵害を認めないなら、原爆被害の人権侵害を認めてもらえない。

いい訳をしだせばきりがないし、いくらでもできます。
現に日本の政治家はいい訳をする。

関東大震災朝鮮人虐殺は日本政府は調査すらしていない。
当然、謝罪もしていない。

右翼は横網町の関東大震災朝鮮人虐殺の追悼式を邪魔している。

小池都知事はとめもしない。
これが今の日本の状況です。

台湾も同じ。
南京大虐殺を認めない日本人が、台湾に肩入れして、中国を挑発しています。

人権はバーターですから、我々日本は人権侵害されても仕方ないと認めてることになる。

逆に言えば性自認至上主義(LGBT法)を推進する在日コリアンやアライは、人権侵害されても仕方ないと認めていることにもなる。

そういうもんでしょう。

戦争はこうして始まります。

DPRKの核も同じです。

植民地支配の人権侵害を認めないといけない。
DPRKは拉致の人権侵害を認めました。
まだ、解決はしていないが、人権侵害を認めあって外交するしかない。

話し合うしかない。
「ノーディベート」などとんでもない話です。

話を戻すと、女性差別に怒る人が民族差別をスルーしたら、女性差別の人権侵害も認められにくくなる訳です。

女性の場合は理不尽ではありますね。
(男性の場合は理不尽ではない。
関係ないじゃん?と思うかもしれない。

そう断言する人もいます。

ただでさえ、差別されまくっているのに民族差別だって?
ふざけるな、オマエらがやれ。
というか、わたしら日本人は差別などしてない、とかね。
在日外国人が悪いんだ、とかね。

よく声をききます。
男がすべてやらかしたんで男が責任とれと。
しかし、ネットの在日コリアンも似たことをいいます。
差別は日本人の問題なんだから日本人がやれ、と。

わかるところもあるが、やはり違うと思う。
差別は日本社会の問題だし、資本主義の問題だからです。

ただし、別に理解しないのは自由です。
その場合は戦争(シバキあい)になる可能はあるし、差別されていればよいだけです。
それも自由な選択です。

戦争で被害にあってわかることもあるでしょう。
欧州は2度世界大戦をやってようやく止まりました。
いまではフランスとドイツが戦争することは考えられないですね。
東アジアはまだ一回しかやっていません。
兵器の発達により日本は滅びるかもしれませんが、民衆が選択するなら仕方ないとわたしは思います。
反対はしますが。
恐ろしいです。

さて、課題は山ほどあります。

性自認至上主義を推進している左派は沖縄差別反対を熱心にやっています。

社民党はメール一本で性別変更できるようにしたいとトンデモを言っていますが、沖縄の基地問題では誠実に頑張っている。

女児や女性の「生存権」の問題です。
米兵がレイプするんだから。

共産党は慰安婦の「強制連行」の証拠を見つけて地道に政府を追求しています。

だから、左派が女性差別者のクソ野郎「だけ」であるはずがない。
LGBT平等法は女性差別のクソ法案ですが。

これがわたしのGCの皆さんへの不満です。 
男性も女性もです。

勝つつもりがあるのか?と。

やり返せばいい。
わたしらは在日コリアン差別や沖縄差別を許さない。
だから、差別者ではない。
あんたらは反差別を自称しているが女性差別をしている。
反差別ではない。
だから、いますぐ差別をやめろ、と。

その代わりに在日コリアン差別も沖縄差別も認めなければならなくなります。
認めてはいる人が多いでしょうが、信用はマシたほうがよいとは思います。
でも、自由ですね。

あるいは、左派や市民運動に偏見と憎悪が強過ぎるとできないかもしれない。

●個人の限界と組織、反新自由主義


とはいえ、女性差別で疲労困憊している人には難しいでしょう。

だから、男か元気な女性がやるしかない。

差別概念を理解する能力も必要です。

言っておきますが概念を理解できないからといって、人間の価値はかわりません。

そうであれば学問をした人間がより価値があることになる。
反民主主義的な考えで受けいれられない。
下らない権威主義です。 
そもそも、わたしは高卒ですしね。

性自認至上主義者の学者の体たらくをみればわかる。
福島原発事故でもコロナでも学者など信用できないことはわかった。
弁護士も同じですね。

そうではなく
理解力があり
元気な民衆

が発言し、引っ張るしかない。

金と時間もありますね。
これが一番重要かもしれない。

で、わたしは会話して、できる能力があると感じた人に色々いいます。

(まあ、セクハラ体質がなおならないかぎり話すのはよくないですから、やめてしまいます。
もう左翼としての役目は果たしたと思うし。
カウンターでも女性、男性ともに飲みに行ったりしてないですね。
終わったら総括してすぐかえる。
そもそも、うつ病治り中で人と長くいたくない。
信用できる人、同志としか会わないですしね。

文章を書きたいし、文章で言論をしたい。
同志の女性とは話しますが。

ただし、できないのに、こちらに踏み込んであれこれ指示してくる人は拒絶します。

もちろん言うのは自由です。
クソオスはヘイトスピーチではありません。
しかし、人権がバーターだとわからない人間の言うことは聞きません。
越権行為です。
命令など許す訳はない。
派遣労働で散々人権侵害されて、命令されてきたのだから。
女性にも男性にもです。
この怒りは派遣労働、請負労働をやらないとわからないかもしれません。
本来、指揮命令権もない癖に脱法して
、なあなあで命令してくる連中。
労働者もです。
ともあれ、指揮命令したい人は離れてもらいたい。
当然ながら、今回のわたしのように人権侵害したら別です。

個人の限界はあります。
だから、連帯するんです。
知恵が増す、元気になる、金も時間も手にはいる。

メディアも政党も相手にしてくる。
匿名人間が個人で政党にかけあっても、他の課題で山ほど来る訳だから、相手にしないでしょう。

また、新自由主義的な価値観ではひとりで声をあげることに価値をおきますが、そんなことはない。

そもそも「ジェンダーの個人の自由な尊重」の性自認至上主義が新自由主義です。

対抗するには反新自由主義の組織が有効でしょう。

「女性スペースを守る会」ができたことで状況はかわりました。

個人の限界を超えた。

民衆は金も時間もない。
知識もない。
ただ、おかしいと気づきます。
人権侵害されたら、なんかおかしいな、とわかる人が多い。
だから、連帯して対抗するしか勝つ方法がない。
相手は金も時間も知識もメディアももってます。
だから、知識、時間、金を持ち寄ります。
アイツが気に入らないからどうたらはほどほどにする。
しかし、そもそも民主主義だし、民衆がやるしかないですからね。
我々が主権者なんだから。

「性別不合の会」もできました。
団体は方針を書きますから、批判ができる。
議論も現実も進むでしょう。

両団体に不満な人達は「特例法を廃止にする会」を結成すれば良いだけです。

実名が必要になりますけどね。
ペンネームでやっている人もいる。
発言や方針の責任がとれればよいだけですからペンネームはありでしょう。
作家などはそうです。

もう、団体もできてきたし、散々、左派を叩きまくった。
つらい作業だったけど仕方ない。
左翼として、役目は果たしたという感じです。
LGBT法を推進してしまった人達も、ちゃんと謝罪して撤回してくれればよいな、と思います。

さて、長くなりました。
読んで頂きありがとうございます。

まだ書けていませんが、わたしの問題である労働者差別概念を書かないといけない。

身分差別(天皇制)もですね。

非常につらく厳しい認識だと思いますが、正確に書いていきたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?