あなたの過去や失敗は、あなたの未来を表している訳ではない
自分がしてしまった過去の過ちや失敗を、
ずっと心の中に抱えて生きている人がいます。
わたしもここ数年前まではそうでした。
✓人にしてしまった酷い仕打ち。
✓悲しませてしまったこと。
✓仕事でしてしまったミス。
✓過去の選択に対する後悔。
考えればキリがないですが、頭の中に浮かんでは悶々とする日々。
今回はそんな過去の自分や、現在悩んでいる人に対して、
伝えたいことがあって、記事を書きます。
あなたの過去や失敗は、
あなたの未来を表している訳ではありません。
今日はそんな、
未来に向けて一歩踏み出す勇気を与えたい内容です。
過去や失敗が気になる理由
なぜ人は、過去の過ちや失敗を気にしてしまうのでしょう。
これにはいくつかの理由があると思っていますが、
大きな理由はひとつだと思います。
それは、
自分がまた同じ過ちを繰り返してしまうと思っているから。
また繰り返してしまうという恐怖が深く根付いているんです。
対人関係において、
・元恋人にしてしまった酷い仕打ち。
・家族や友人を怒らせてしまったこと。
自分の中の、
・学校、職業、結婚相手の選択に対する後悔
・職場でのミス
それらを思い出し、自分がまた同じ過ちを繰り返すと思っている。
過去がそのまま現在、未来でも同じ状態である
と思っているんです。
過去、失敗をしてしまった自分は、未来でも失敗するだろう。
そんな風に思ってしまっているんです。
変化ではなく決意を見る
私もここ最近までは、
現在も未来の自分も、過去の自分と同じ。
自分はそんなにすぐに変わらないし、実際変わっていない。
と思っていました。
でも、そんなことありませんでした。
正確に言うと、考え方がちょっと違う気がするんです。
今の私はこう思っています。
自分はすぐには変わらないけど、
変わろうと決意することはすぐできる。
実際がどうであろうと、
変わろうと決意した現在の自分は、
過去の自分とは全く違います。
過去が気になる人は、過去の過ちではなく、
本当は未来の自分を気にしているんです。
でも、それは今考える必要はありません。
なぜなら、
今述べたように、
あなたが今変わりたいと思考した瞬間に、
1秒後の未来の自分は、
変わりたいと思ったあなたへと変化しているからです。
もうすでに過去のあなたとは違います。
ほんの少し、ほんの少しの変化ですが、
過去を振り払うには十分な変化です。
人は決意してから初めて変化する
人は、勝手に変化する生き物ではありません。
私は、自分が変化を望むのであれば、
それは決意をしてからだと思っています。
そして、もちろん、
その決意は軽いものであってはいけません。
だから、
もう二度と同じ過ちは犯さない、と誓うんです。
自分自身だけでなく、周囲の大切な人間にも誓うことです。
そして、一番大事なのは、
過去なにがあったかではなく、
今あなたがどうしたいかを考えることです。
そうすれば、徐々に過去のことから現在のことに意識が向くようになっていくはずです。
焦らずとも、大丈夫です。
人は、いつからでも、何度でも変われる
まとめです。
過去や現在の自分が、
未来の自分と同じであるとは限りません。
今日変わろうと決意した明日のあなたは、
もっと違う生き方や性格をしているかもしれません。
そう、
あなたの過去や失敗は、
あなたの未来を表している訳ではありません。
人は、いつからでも、何度でも変わることができます。
あなたが変わろうと決意する限りは。
最後に、ドラマ古畑任三郎の中で、私が最も好きなセリフを引用して終わりにしたいと思います。
たとえ明日死ぬとしても、
やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか？
まだまだこれからです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
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