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笑顔の雨宿り

こんばんは、toga.shiです。
雨の日が増えてきましたね。

先日、職場の若い職員さんがだいぶ疲れているようで、いろいろ溜め込んでいるようだったので、私と、おじさん職員、若い職員さんと、ご飯でも行こうか、ということになりました。  

食べ放題の焼き肉をたらふく食べてお腹いっぱいにしてから、近くのカフェで話すことにしました。お店が混んでいたので外のテラス席にしました。

職場のどこが嫌なのか、何かつらいことがあったのか、何が大変なのか?
そういう話になるのかなと思っていたけど、
自然に話していくと、若い職員さんの家族の話になりました。そのご家族の関係が、ずいぶんヘビー、大変な内容で…。
その人は普段、すごく楽しくて笑わせてくれて、周りにすごく気を使ってくれて、仕事もきちんと頑張っていて、仲のよい彼氏もいて、愛情に恵まれてる人なんだろうな、と私は思っていたのです。
だから、そのような大変な家族の中で、よく曲がらずに、ひねくれずに、周りの人を笑顔にするような彼女になったものだなぁ、と驚きました。

大変だったね、と私が言うと、よくある話ですよ
と、サラっと言っていました。

彼女にとって、周りに気をつかいながら周りの人を笑顔にすることは、大変な家族の中でうまくやっていくために身につけた力なのかもしれません。そんな彼女はすごいと思うし、とっても愛おしい存在です。
だけど、同時に、周りを気にしすぎて、周りの人のちょっとした嫌な態度が気になって怒りを発散できないまま自分の中に溜め込みすぎてしまっているように感じました。
私やおじさん職員が、あの人はこういう人だから、とスルーできるようなことが、この職員さんは気になってしまって許せなくて、怒りを溜め込んでいる、そんな心もようが見えてきたのでした。

ぷんぷん

どうしたら働きやすくなるでしょう。職場の改善できるところは変えていかないといけないし、彼女自身の感じ方ももう少し幅が広がるといいですが、それには時間がかかると思います。

話している途中で、雨が降ってきました。最初は小ぶりだったけど、だんだん激しい雨になりました。テラスにはパラソルがあって、3人で肩を寄せあって雨宿りしました。その感じが面白かったので、爆笑しながらコーヒーをすすりました。そのとき、心の距離がぐっと近づいた気がしました。いろいろあったけど、今も悩みはつきないし、問題が解決したわけじゃないけど、こうやって3人で雨宿りできて楽しかったね、出会えてよかったなと思ったのでした。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。たまには雨宿りも楽しいです。
読んでくれた優しいあなたに、明日もいいこといっぱい起こりますように😉

おやすみなさい

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[しろねこくんと仲間たち2]


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