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トーハクのボランティア募集に落ちた話

私は博物館が好きです。
静かな空間で普段目にすることのない貴重な展示物を眺めるのが好きで、またグラフィックデザイナーをしており博物館で得た知識は仕事に生かせるという理由もあり、社会人になった今でもひと月かふた月に一度は博物館や美術館に足を運びます。
学芸員資格を取得するくらい博物館が好きです。金銭的余裕があれば大学院まで進み学芸員として働きたかったほどです。

しかし日本で博物館施設で働くハードルは高いと感じています。
学芸員は正社員としての募集は非常に少ないうえ、高い専門知識も求められます。そして日本の学芸員は研究、展示の企画、来館者対応など幅広い業務をこなすことが多いと聞きます。
学芸員以外のお仕事となると、受付や清掃などが想定されますが、そちらはアルバイトや契約社員だったり、外部に委託していることなどもあると思います。施設自体が好きなのでそういったお仕事にも興味はありますが、私の場合はそういったお仕事だけで生きていくのは難しいです。

トーハク(東京国立博物館)について

東京都台東区にある、日本や東洋の芸術作品を専門とする大規模な施設です。
ウェブサイトなどで公式がトーハクという略称を使用しています。

1日では回りきれないほど広く、沢山の作品の展示がされています。
広い敷地内にある建物たちも歴史があることでも有名です。

グッズにも力を入れており、ミュージアムショップでは円山応挙の犬の刺繍の入ったハンカチが販売されていたりします。

イベントも沢山開催されています。
お正月シーズンに獅子舞のイベントが開催されていて、ミュージアムショップをお獅子が練り歩いているのを見かけたことがあります。

この記事では
・なぜ私が令和6年度のトーハクのボランティアに応募したのか
・応募内容
・不採用通知

を、時系列で詳しくお話ししたいと思います。
応募を考えている方などの参考になれば幸いです。

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