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Tofu on fire
2022年7月7日 09:07
ずっと待っていた。わたしは哀しかった。ただそこにいたいだけなのに常に痛みを感じていた。いつもみんなをみていた。みんなはわたしから眼をそむけた。夏の雨に降られるようにこの世界から消えてゆくのがこわかったわたしは、夕暮れの境界に立ち尽くすようにして自分で自分を縛り付けていた。長いときが経った。ひとはわたしをじぶんの仲間でないなにかとして畏れた。脚がひきのばされ顔が横につぶれたわたしの姿をみたものはみん