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お前は今すぐワカモレを作らなければならない。

家で映画を見る者のおよそ73%が「ドリトスを食べながら映画を見る」と答えていることをお前は知っているはずだ(※個人想像調べ)。何故ならこの文章を読むお前もまた、映画を見ながらドリトスを食べる者だからだ。俺には分かる。

だが、お前はそのドリトスに真の意味で満足などしていない…心の何処かで気が付いているはずだ。
映画内で映画を観賞するシーンを思い浮かべてみるがいい、巨大なタッパー状容器に入ったアイスクリームをスプーン一本で食べるシーン(当然俺は本場でソレを経験済みだ)、そしてドリトスをディップしながら食べるシーン…そう、お前の人生に足りていないのは「ドリトスをディップする」という行為だ!

「ディップとか作るのなんか面倒だし…」
俺がこんなにもディップを作る事を薦めたにもかかわらず、最高の映画スナック体験をせずに「平成最後の夏」を終え、真の男のためのドリトスとはなにかを知るきっかけをひとつ失った状態で、年老い、やがて ...…死ぬ。
だが安心するがいい。これから紹介する「ワカモレ」はチョー簡単で有りながらお前の人生…ライフを豊かにしてくれるからだ。

ワカモレとはサルサソースやサワークリームと並んで世界三大ディップと呼ばれるモノだ(※個人の感想です)。
トランプが壁を作ろうとした時、メキシコが
「それならお前たちがスーパーボールの時に食べるワカモレのアボカドを輸出してやらない」(意訳)
と言った、それほどに社会的影響力のあるディップだ。つまりソウルフードだ。

おそらく細かい差は有るが(秘伝のレシピやお袋の味)このレシピさえ押さえておけばお前はワカモレにたどり着ける。

材料(ドリトス3~4袋はコレでいける):
アボカド:3個(良く熟してるのを選ぶと良い)
タマネギ:1/8個(好みで増やしても良い)
トマト:1個
水:大さじ2
レモン汁:大さじ1~2
塩:適量

1.アボカドの皮を剥き、賽の目状に切りボールへ。種は1つ残しておく。
2.ボールに水を大さじ2程入れ、手でアボカドがペースト状に成るくらいまで握り潰す。
3.みじん切りにしたタマネギと小さめの賽の目状に切ったトマトを混ぜ合わせ、レモン汁・塩を加えて味を調える。
4.アボカドの種を核にしてそれに盛る。
5.完成
※レモン汁をライムに変えたり、少量のワサビを加えても美味しいだろう。

後はドリトス、ワカモレ、コロナ、そしてお前の観たい映画を用意してテレビジヨン前のカウチに座るだけでお前は極上の映画体験が出来るって寸法だ。

ワカモレが余ったらリッツやクラッカーに着けるのも乙なものだ。
食パンに塗って(マヨネーズを混ぜると尚良い)トーストにしてみるのもチョー旨い!

ここまで読んだお前は既に財布を手に近所のスーパーマーケットへアボカドを買いに行こうと支度を始めているはずだ。さあ、交通安全に気を付けて走れ!ローラ走れ!

余談だがUnsplashでguacamole(ワカモレ)等のメキシカンなワードで検索するとなかなかクールな写真が出てくる。こちらもオススメしておく。

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