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240819-0822

240819

長期の休暇からいきなり現実に引き戻される。
しかし、部署そのものに仕事はほぼない。
引き継ぎ書をちまちまと書く。

上長から再度連絡をされて残留をして欲しいと言われる。
なんか若手が大人を困らせているんだろ的なニュアンスの言葉が多い。
だいぶ上の上長なので、バッサリと切り捨てるわけにもいかない。
狭い業界で顔の広い人間の不況は買わずに穏やかに波風立たずに止めるための言葉をその時には見出せず、辞めることは変わらないということをやんわりというに留まる。また話をしようと言われる。次は対面だそうだ。

240820

3社目の面接を明日に控え、スイッチを準備モードに切り替える。
色々と考えてみても、今の会社には愛着が持てない。

240821

面接のために東京へ。
新幹線内で少し体調が悪くなる。
お盆に食べすぎて、太りすぎだからだと思う。
体調を気にかけなければと痛感する。

今回の転職活動はここが終了すれば終わりだ。
ここは業務内容は魅力的なのだが、勤務地が遠方なので単身赴任になる。
現時点で最有力だった会社からの条件が勤務地は現状維持だったのだが、年収ダウンにも程があるという悲しい条件だったので、さまざまな部分を見て総合的に判断したい。

家庭をとるのか仕事をとるのか。
仕事のための人生なのか、人生のための仕事なのか。

人は皆何かしら自己実現の機会を求めるのだろうが、それが仕事や趣味なのだろうと思う。
一番に優先したいのは家庭だし家族だ。だけれども、数年後に後悔しないか、あの時チャレンジしておけば良かったなと思いたくない。

そんなことも考えながら、新幹線は東京に着いて、慌ただしく面接を受けて帰った。さらりとした面接だったのだが、これは不味ったかというくらい滑っていた気がする。

帰りの車内で、幼馴染に連絡した。
この話をすると間違いなく、彼は家庭だという。
彼は職業柄、単身赴任が家庭不和の原因になることを知っているから間違いないという。

一番は家庭だよ、家庭を大事にするべきだと。
そうだよなあと、迷いが全開のまま返信をした。

娘にはお土産を買って帰ると喜んでくれて嬉しかった。
妻に買ったボールペンも欲しいと奪い合いになっていた。
ごめん、もう一本買えば良かった。

240822

面接の時に早めに結果が欲しいということを言ったからか、合格の連絡がくる。ご丁寧に採用の背景や今後のビジョンも含めてである。

これで目標のところは全て内定をもらった。あとは色々と条件を整理して、妻と話していくことが必要だろう。

娘と一緒にいれる時間は思っているより少ないし、それを浪費してまで大切にするキャリアなのだろうかと思いながらも、今回の内定をもらった会社の仕事内容が魅力的に感じている自分がいる。

悩んでいる。
悩みながら食べるカレー。それでも妻のカレーは美味いのだから困る。

明日は金曜日である。
妻と話す時間を作らなければ。



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