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2拠点生活について ~準備編パート2~

前回は準備のために森林管理事務所に問い合わせをしたところまで書きました。
今回は、その森林管理事務所の失敗を踏まえて、次に取った行動について話します。

行政サービス

森林管理事務所等の行政機関は、情報の更新が逐次行われずに、過去に決まった環境保全などのシステムを引継ぎ等も無く運営(?)しており、結果としてサービス自体が放置されてしまっている気がしたので、行政関連のサービスは使わずに探そうと思いました。
※あくまでも行政のサービスの話、僕が感じた感想なのであしからず。。
各担当者の方々は非常に素晴らしい働きをしていただいていると思います。

では、次に何をしたらいいのか…
僕は、過去に森林保全系のNPO法人の方々と仕事をしたことがあって、その時に実際の保全活動も積極的に行っているのを見たことを思い出し、関東近県の環境系NPO法人で、しかも森林保全の活動を定期的にしている団体を調べることにしました。
そこに参加すれば、地元の方々とも繋がりが深いメンバーもいるのでは??
という淡い期待とともに…
でもこの行動が奇跡的な連鎖を生んだんです。

環境保護活動NPO

前回自分の中で、自宅からの移動時間や子供のとの関わりをいくつか設定していたので、今回もその基準を元に選定していきました。
すると、候補が3か所ほど見つかりました。
直観でその中から一番家に近い団体に電話をかけて、実際に活動に参加してみることにしました。
もちろん、最初から入ろうとするのではなく、お試し的にという事を先方にも伝えて。。

その団体には4回ほど参加させていただいたんですが、結果としては、僕が求めている活動内容ではありませんでした。
というのも、活動自体は確かに森林保全なのですが、バリバリ森林保全作業して解散!みたいな団体だったんです。もちろん、子供の世話なんて誰も見てくれませんから、最後の方は子供が参加を拒否したほど。

これはイカンと思い、僕は別の団体の参加を考えました。
失礼を承知で、団体の理事さんにそれとなく別の団体も見学したい旨を話し、お試し参加をしてくると説明。
快く了解をしてもらえたものの、たまたまなのか、近隣で活動しているNPO法人同士の情報はお互い知っている様で、どこも子供が楽しく参加できるような団体ではないという事は釘ををさされました。

理事長の提案

そこで、NPOの理事さんが僕に一つの提案をしてくれます。
それは、一応その森林保全NPOのメインメンバーなのですが、事務的な事を主に担当していて、今まで作業に参加することがなかった人で、自給自足に近い生活をしながら、別のNPO団体で理事もしている。「小畑さん」という方がいる。もし他の森林保全NPOへ行くのであれば、まずは小畑さんに会ってみては?という事。。
僕は心の中で、「もしかしたら、この地の人のコミュニティに入ることができる第一歩ができたかもしれない!」とわくわくしながら、その提案を快諾。

そして、やはりその小畑さんとの出会いが、僕が目指していた田舎暮らしができるようになる、運命的な出会いになったのです。

パート3へ!

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