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VCビジネスはアメリカの専売特許からグローバルトレンドへVol.26

ハイライト


世界各地でスタートアップ支援+投資をしているNPOのエンデバーの記事を読んだ。

その記事によると、約20年前の2003年、90%のVCマネーはアメリカに流れていた。その10年後、その割合は9:1から7:3になり、昨年その割合は4:6になった。

https://endeavor.org/stories/the-2024-midas-list/

ユニコーンという言葉が生まれた2013年、世界には39社のユニコーンがあり、そのすべてはアメリカの会社だったけれど、2024年の現在、世界のユニコーン数は1300社を超えていて、アメリカ比率は51%になっている。

ちなみに17%は中国、6%はインド。残りの26%が欧州、中東、アフリカ、残りのアジアという比率になっている。爆発的に増えている。

Midas listというForbesが毎年発表するハイテクとライフサイエンスにおけるベストディールメーカーであったVCのキャピタリストのランキングがあるのだけれど、

このトップ100にランクインしてる内の30%近くがアメリカ外のVCで、話題になるほどのデカいディールの30%がアメリカ以外にルーツを持つものだったようだ。

スタートアップといえばシリコンバレー、というのは長らく常識として君臨していて、人材や投資マネーが集まる地となっている。もちろん、今でもそうなんだけれど、上記の通り、ユニコーンが生まれる地は世界各地に散らばりつつある。シリコンバレー一強という図式は変わりつつあるのかもしれない。

一方で、日本の場合は、下のような記事が話題になった。

雑い要約をすると、「あれ、スタートアップ投資って全然儲からなくない?」って多くの人が気づき始めて、リスクマネーの流入が減ってると。

たまにCVCの中の人と話すことがあるのだけれど、目的がよくわからなくなってるとも聞く。そもそも専業でない人が多いし、リターンもでてないし。

これは期待値調整のミスなのか、CVCがかつて多くの会社がとりあえずオウンドメディアやってみた的な一過性のブームに過ぎなかったということなのかはよくわからない。

イグジット手段がIPOしかなくM&Aが少ないのが…とかいろいろ言われている。

難しい。


参考



読書記録


SFを読み始めた。生成AIが盛り上がっているこのタイミングで。
大規模言語モデルのちょっと先のことを書いてるらしいというので。
とても評判がよいようなので。

上下巻あるし、まだ上巻の3分の1も読めていないので作品自体の感想はまだそんなにない。ちょっと攻殻機動隊っぽいのと、ビッグデータのハック的なのがサイコパスっぽいなと思っている。

こういうSFって未来を考えるにはとても良いといろんな人が言っているし、イーロンマスクは銀河ヒッチハイクガイドが好き、的な話はよく見聞きする。

単純に思考実験としても面白い。ほんとに今の世界の延長線上のことっぽいので、たしかなぁー、そうなるよなーとストーリーを追いながら読んでる。

What I did in week26 (6/23-6/29.2024)


  • CPA:今年全科目合格!

    • 1月、2月、3月の目標未達

    • 4-5月全負け。事実上進捗なし。

    • 6月

      • やはり、週末にまとめて勉強的なことになりがち

      • 9月にFAR試験受けたい。受ける。それに向けてがんばる。

  • 読書: 月2冊は読む

    • 今年中にブルーバックスの大学生物学の本を3冊読みたいと思っている。もっというと、ファインマン物理学も今年読みたい。

    • 1月、2月に続き3月も目標達成!

    • 4月、5月それぞれ1冊ずつ読了

    • 10冊くらい少しずつ読んでる感じなので、読了数というKPIは正しくないのかもと思いつつ、かといって読書の時間が増えているわけではないのでどうしようかと思っている。

  • 英語

    • Blog: 英文ブログ週1回は更新

      • nope

      • ちょっと仕事が忙しくなると書けてない。意識の外にいく。

      • 一時的が暫時、暫時が日常になってしまっている。変える。

    • : 月1冊は洋書ないし英論文を読む

いろんなものをつまみ食いしながら読んでいるので、まとまってどーんと読めているわけではないけれど、着実に読んでいる。いま3~4割くらい。

起業家にもいろんなタイプがあって、カリスマ起業家と、インフルエンサー系の人は違うんだというのは印象的だった。

前者と後者の違いは、前者はイーロンマスクやスティーブ・ジョブズ的な人たち。ネガティブな記事が多少でようとも、テスラやスペースX、アップルの業績にはほぼ関係ない。

後者の場合は、そのインフルエンサーの知名度ありきのサービス(それがブランドになっている)だったりするので、そのインフルエンサーのスキャンダルがでると、サービスや取組みのブランドイメージも棄損するので、こける。昔、アームストロングという自転車ロードレースのスーパースターがいて、チャリティーの財団を組織したんだけれど、そのアームストロングのドーピングのニュースがでてからは寄付が集まらなくなって財団の名前を変えて、アームストロングのイメージから切り離してなんとかやってるのだそうだ。

ここでの教訓は、インフルエンサーの知名度でサービスを伸ばすのはいいが、できるだけ早く個人名とサービスを切り離す努力をしないといけない。

  • Workout / diet : 今年中に70kg代へ!

    • 1-5月。92kg→86.6kg

    • 6月86.6kg→86.5kg→85.8kg→85.6kg→85.2kg

      • Sun. 80 squats

      • Mon. 100squats

      • Tue. 60 squats

      • Wed. 50 squats

      • Thu. 40 squats

      • Fri. 0 squats

      • Sat. 0 squats

6月の1か月は-1.4kg。2kg落としたかった。ざんねん。とはいえ、毎月着実に落ちているので、こちらはペースが落ちてはいるものの順調で、唯一年始にたてた目標達成できそう。

ということで、こちらの労力は他へ振り分けるようにしたい。

余談:上半期おわった


上半期おわった。
相変わらず、できたことよりもできなかったことの方が多い。

この半期での最大の学びは「何事もマインドセット」「フィードバックループを回す」。これが自己啓発でも、ぼくが偉そうにしてるメンタリングでも有効なんじゃないかと気づいた。正確に言うと、腹落ちしたというか。

個人的にいま検証中なので、それがどれくらいの効果があるのかはこれから。できれば短期で何か結果を出したいのだけれど、どうだろう。

CPAの勉強をしてるのは、ファイナンスのアドバイスもできるようになりたいのとCPAの資格があれば箔がつく、つまりはポッと出のぼくのような人間のアドバイスも多少は聞いてくれるだろうと思ってのことなのだけれど、この6カ月、結局ほぼ進捗ない。やばい。いろんな言い訳に流されまくっている。

あと、専門性欲しいなと思ったのもあり、オンラインの学士か修士取ろうかなと思い始めている。CPAのあとに。

なんとなく、いまはぼくは0→10くらいまでのブランディングやマーケの人みたいになっていて、それはそれで多様なビジネスのサポートができる(できてると信じてるんだけれど…)、からそれにプラスでファイナンスもサポートできれば、インキュベーションマネージャーとしてはいいんじゃないかと思っている。

で、いろんな起業家の話を日々聞いていて、ぼくもなんかやりたいなという思いが小さいながらふつふつとでてきてる。

その「なんか」を探すリサーチを兼ねてお勉強したいなと、この上半期思った。それがなぜ学位なのか、本読むだけじゃだめなのかというのは、外部に専門性をアピールする際に学位がわかりやすいから。その外部というのはVCであったり、金融機関であったり人材の勧誘であったり。

ずっと、やりたいことはいっぱいあるんだけれど、だいたい中途半端になりがちなんだよな。


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