予想された通り、自炊に苦労しております#DAY32
旅行する分には良いんだけれど、生活するなら大変というのがいくつかあると思う。そのうちのひとつが食事。一時的な非日常だからOKでも日常ならダメでしょってやつ。
毎食外食なんてわけにはいかないので自炊しないといけない。もともと1人暮らしだったから大したことではないだろうと思っていたけど、やっぱり大したことだった。
肉は骨付きが基本だし、高い!
ぼく良いところの子だから、骨付き肉食べるの抵抗があるんですね。手が汚れるじゃない?イヤじゃん。ラムチョップは良いけど、スペアリブは抵抗ある。BBQの手羽先も結構いや。おいしいけどね、手が汚れるじゃん。そこがね、イヤ。
あと、写真はターキーなんだけど、ブツ切りなのね、これ。そうするともう砕けた骨だあちこちにあるわけ。いちいち口の中からださないといけないわけ。めんどくさいよね、手汚れるし。安心して勢いよくがっつけないじゃん。骨あるんじゃない?って恐る恐る噛むわけ。ぼくが肉に求めているのはそういう食事体験じゃない。かぶりついて、歯で引き裂くようなね、そういう荒々しい野性味溢れる食事がしたいわけ、肉を食べるときはね。
それで、スーパーで肉の値段とか見てると高い。鶏ムネ肉なんて日本じゃ100gでせいぜい60円くらいじゃない。けどここじゃ倍くらいする。それもちょっと良いとこのスーパーで買わないと臭みがえぐかったり、鮮度に疑問がでてきちゃう。
ある程度の目利きできるようになるには試行錯誤の回数が必要なんだろうが、ちょっと怖くて手が出せない。良いとこのスーパーもその値段じゃ手が出ない。卵が先か鶏が先かみたいな話なのかもしれない。
卵で思い出したが、卵も高い。1ダースで360円くらい。単純に日本の倍。Lサイズではない。むしろSくらいの小ささ。市場競争とか生産性とかに思いを巡らせてしまう。小さい島国だから諦めざるを得ないと思って買ってるけど。
それでもきちんとしたのスーパーで買うようにしている。野外の青空市場みたいなところでは買わない。理由は単純。地元の人が、たまにサルモネラ菌がいるからねと言ったから。たかだか数十円の差のためにそんなリスクを負いたくはない。
肉の話にもどると、圧倒的に冷凍の肉が多い。それにたぶんそっちの方がいくらか安心。鮮度的にも産地的にも。でも骨付き。
調理がめんどくさいじゃん。で、先輩隊員によるとクサいのだそうで、臭みを消すためにいろいろ調味料をぶっこんで煮込んでる、煮込まざるを得ないのではないか説を提唱していて、真偽のほどはともかく妙な説得力があった。だって、ポークだろうがビーフだろうが、ターキーだろうが基本的に同じ味がするのだ。
煮込んだ方が骨取れやすいしね。
食べる分には全然良い。ぼくは十分楽しめている。好きとまではいえないかもしれないが、全然嫌いではない。問題ない。ちょっと飽きてきたけど。
が、自分で調理するとなると話は別だ。
ぼくはものぐさで、それほどマメではないし、料理が好きと言うわけでもない。
煮込むほど時間をかけて料理したいとはどうしても思えないのだ。
というわけで、肉は基本的に外食だけ。家で取るたんぱく質は卵のみとなっている。腹筋バッキバキに割りたいぼくとしては困っている。
見慣れた野菜が軒並み高い!
かぼちゃの8分の1カット程度のが400円くらい。キャベツは小さし、4分の1カットでも300円くらいする。パプリカにいたっては1個800円オーバーだ。
たまねぎもにんじんもびっくりするくらい小さいのに結構な値段がする。日本以上の値段。
あとは、見たことない野菜があるけどまず調理法がわからないからまだ手を出していない。たぶん、レストランで食べたことあるものばかりだろうけれど、ヤムとか、わざわざ自宅でも食べようとはまだ思わない。
米炊いたところでどうするよ問題
米は売ってる。長いやつが。日本米っぽいのも金をつめば手に入る。
けど、炊飯器なんてないし、電子レンジもない(少なくとも我が家には)。となると、米を炊いたところで、初回はよいけど、2回目以降どうするの問題がでてくる。どうやって温めるよ?
チャーハンか?そうだな、そうしよう。
※この問題はたった今解決したので明日以降、安心して米を買おうと思います。
結果、ぼくの主食はパスタになる
他の男性隊員がそうであるように、ぼくの主食はパスタ(1袋250円から400円程度)になった。ピーマンやにんじん、にんにくなんかを炒めてナポリタンっぽいのを食べてる。
さっと簡単に作れて、後片付けも楽。
ここからどうレパートリーを増やしていけるかどうか、それが課題だ。
最近はバナナもナポリタンに入れるようになった。
バナナはフルーツと野菜を兼任とぼくの中でカテゴライズされたわけだ。
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