問題解決の考え方と情報収集
静岡県立掛川西高等学校さんでは、今年度より2年生対象の「総合的な探求の時間」において、地域の人々と連携しながら、まちの課題について研究するPBL(Project Based Learning)に取り組まれています。
その一環として、ゲスト講師として「問題解決の考え方と情報収集」という講義をさせていただきました。
講義スライド
本講義は2年生全員が対象で、本来であれば体育館で集合して行う予定でした。が、三密回避のため、各クラスにZoomを使って配信する、という形式で行われました。
そのため、講義のレコーディングもできましたので、YouTubeにアップロードして公開しています(欠席した生徒さんには後日録画を視聴いただくそうです)。
講義動画
「データサイエンス」というお題をいただいていたので、当初はRESAS(地域経済分析システム)の活用方法について紹介しようかと思ったのですが、まずはその前段階として問題解決の基本的な考え方を学んでいただく方がよいだろう、と考え、今回の講義テーマを設定しました。
本講義のポイント
・イシューから考えるくせをつけよう
・情報を集める方法を知ろう
イシュー(論点・問題)の質が低ければ、どれほど解の質が高かったとしても、価値ある仕事はできないので、まずはイシューを見極めることからはじめましょう、という話をしています。
その上で、イシューを見極める上では、基本的な知識や既存の研究結果、現場の現状を知ることが必要になるため、その第一歩として、主にインターネットを活用した情報収集方法について紹介しました(時間の都合、代表例としてGoogle ScholarとRESASのみ実際の画面を見てもらいました)。
Zoom配信のため生徒さんたちのリアクションが見えない、という制約があったので、どれくらいハラオチしてくれているかは正直わからないのですが、これからの問題解決に役立ててもらえればなあ、と思います。
参考文献紹介
講義のおわりに、問題解決、調査研究、まちづくり、政策立案などの観点から選んだ参考文献を推薦しました。
リンクを以下に掲載しますので、興味のある方はぜひご覧ください。
Blog
書籍
※上記のリンクから書籍を購入してもらうと戸田にお小遣いが入る……とかは特にないので、急ぎじゃない方は地元の書店で買いましょう。
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