子どもはディズニーランドに連れていけば喜ぶと思っていたけど、そんな簡単ではなくて、それぞれタイプがあるんだなぁ〜
子どもにサプライズがヒットしなかった経験はありますか。
私は何度かあります。
「期待はずれ」の反応。
例えば、子どもを誕生日にディズニーランドと近くのホテルに連れて行きました。ディズニーランドは2回目で、以前行った時は普通の子どもと同じく楽しんでいました。ディズニーランドで思いっきり遊んで、近くのホテルで泊まる最高のプランでした。
今回も同じプラン同じホテルなのに、まさかこんな悲劇が起こるとは…
お誕生日の前々から
「お誕生日はディズニーランドに行こう!」
家族揃って楽しみにしていました。
そしてお誕生日当日。
おばあちゃんも招待して、家族みんなでお祝いムード。ディズニーランドに入場すると、どのアトラクションも大行列。大人にとってはディズニーのアトラクションは並んで当然ですが、子どもは段々と機嫌を損ねていきました。
並んでいても「つまらない…」と言い出し、長時間並んでも一瞬で終わるアトラクションに、お昼過ぎには「ホテルに行きたい」と泣き出します。
せっかく入園したのに、もう帰っちゃうの?
チェックインは3時からだからまだ空いてないよ?
そんなやりとりを何度かしましたが、子どもの気持ちは変わりません。結局、昼過ぎに退園し、ホテルで過ごしました。雨も降ってきてしまったので、ホテルから花火も見られず…ショーも中止なのかな?とか、もっと家族でディズニーランド楽しめると思ったのになと、ホテルのベットでこっそり涙が出てきました。
前に来た時はショーを見るまで園内で楽しんだのに、今回はどうしちゃったんだろう…と。
こんな失敗2度としたくないな…と思いつつ、それは予期出来ない。
子どもの気持ちはわからない。
次回、親側が落ち込まない為の覚書。
ふりかえり
1 親だけが盛り上がってなかったか
今回のプランはディズニーランドでしたが、ママがテンション高めにニコニコして「ディズニーランドでお誕生日お祝いしよう」と言ってきたら、なんだか楽しそうと思って「うん!」と賛成する子どもは多いと思います。ディズニーランドに行けば子どもはみんな喜ぶだろうと安易な考えで、親だけが盛り上がっていなかっただろうか。以前成功したプランであっても、子どもは成長しているから喜びのツボがかわっているかもしれない。
2 子どもに見返りを期待していないか
親側が時間とお金をかけて喜んでもらいたい一心で準備したものがヒットしなくて、この親の気持ちをどこへ持っていけば良いのかわからない。
まず忘れてはいけないのが、子どもも1人の人間であって、親の所有物ではない。子どもの感情や反応は決してコントロールできない。
「ここに連れてきてくれてありがとう!」なんて反応は期待してはいけないのだ。
①親側が準備してみたプランがダメなら、早々に子どもの反応は諦める。
②親側は子どもの期待はずれの反応についてクヨクヨせず、「なんで楽しんでくれないのよ」とか「この子は人の気持ちがわからないのかしら」なんて悩まずに、ホッと一息。気を逸らす。人の気持ちは変えられないんだからしょうがない。
③ホッとできる、コーヒーでもビールでも飲んで、自分の気持ちをまず鎮めよう。気を逸らそう。「まぁいっか、ミッキー みれたし」くらいな気持ちで、自分の心の気持ちを満たしてあげよう。何か自分のテンションが上がるものを。気を逸らしてからの、自分を満たす。
子どもが親側の努力を認めなくても、
自分で自分を認めちゃえば、気分も少しは晴れるかな。
3 子どものタイプを見極めよう
ディズニーランドが苦手だと気づいてから、我が子をじっくり観察しました。
その後、東武動物公園では遊園地エリアは並ばなくて空いていてもやっぱり半日が限界でした。動物園は臭いから行かないと足も踏み入れず。
西武園ゆうえんちはYouTubeのCMで見て「行きたい!」と子どもが言うから珍しいと思いながら連れて行ったら入園エントランスで「帰りたい」となって入園すらできませんでした。(遊園地が苦手と気づいていたのでギリギリまでチケット買わずにいた自分を褒めてあげたい)
そう、遊園地が苦手な子どもでした。
ただ、有料の遊び場(例えばキドキドやおもちゃ美術館 )は閉園まで遊びます。自分で遊びを見つけてどんどん遊びを広げて行きたいタイプみたいです。おもちゃとおもちゃを組み合わせたり、思いっきりジャンプしたり。思えば小さな頃から公園のジャングルジムが得意でグングン登っているような子どもでした。
遊園地のように、乗り物やショーなど、与えられたアトラクションでは楽しめない。すぐに飽きてしまう。大人が用意した枠にはうまくハマってくれない。
大人から大人へのサプライズやプレゼントであれば社交辞令や「喜んだフリ」をして相手を傷つけない方法をとってくれたりする。
子どもは、それがまだできない。だから親は傷つくことがある。
子どもも一個人。気持ちは変えられない。
子どもの気持ちを否定するのではなくて、
親側の気持ちの持っていきようなのかなと。
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