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実生活に生きるワクワクした学びを!(伊藤潤一さん(東大金融研究会・NPO法人PICCS)からの応援メッセージ)

 このコーナーでは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングである「戸田市未来の学び応援プロジェクト」への応援メッセージを掲載しています。
 第6回は、ゴールドマンサックスで日本株のポートフォリオ・マネージャーをされた後、20年程度ヘッジファンドにて日本株の運用を行い、現在は東大金融研究会を主宰されるとともに、NPO法人PICCSの代表やクラウドワークスCHRO(最高人事責任者)としても金融の学びのプラットフォームの構築に取り組んでおられている、伊藤潤一さんです!

伊藤潤一 氏

 ▼未来の学び応援プロジェクトについて


1.このプロジェクトに興味を持ったキッカケは?


 戸田市さんでは、4年前に、私が講師となり、小学校6年生を対象に、「経済とは何か?物の価値は何で決まるのか?」について話し合いを行って貨幣の意味を考えたり、ケーススタディーとして毎月のお小遣いの金額を自分で考えたりする活動を行う授業をさせていただきました。

 また、私が2019年に設立した「東大金融研究会(https://note.com/utfs_pr)」では、小中学校を対象とした金融教育の出前授業をさせていただいており、今年10月末にも、戸田市の小学校の学校公開で、大学生9名が講師となって3クラスに授業をさせていただきました。

 この他、金融以外の“その道のプロ”として、例えばフェンシング協会の太田雄貴会長や、柔道の五輪メダリストである羽賀龍之介選手、筑波大学准教授の落合陽一さん、そしてダンサーのFISHBOYなど、本物に触れる機会を子供達に提供するために連携させていただいているところです。

2.どんな提案が特に面白いなと思いましたか?


 笹目小学校の提案「自然体験を核とした学校づくり」です。
https://www.city.toda.saitama.jp/uploaded/attachment/55999.pdf

 私達が勧めている「金融教育」とは、実社会でのお金の役割や社会活動の仕組みを理解し、自己の生き方を考えるための資質・能力を育成することを目的としています。

 今回の提案は、「農業×酪農」をテーマに、日常的な飼育・栽培にとどまらず、収穫物等の製品化や、販売活動の実施、収益金の使い道の検討など、身近な課題から経済・金融について小学生の目線から考えることができる内容になっていると感じました。

3.このプロジェクトへの期待を教えてください!


 戸田市さんには、自分が受けてきたような授業の「当たり前」を是非壊して欲しいと思っています。

 失敗の反対語は成功ではありません。失敗からは失敗しないことしか学べないんです。ですから、どんどんチャレンジして、機会を取得して、成功体験をより多く作ることが今の時代には求められていると思います。

 子供達にとって、学校が単なる知識を詰め込むだけの「お勉強」ではなく、実社会につながるワクワクした学びを提供する場所、「チャレンジや失敗を歓迎する」場所になって欲しい。
 そんな新たな「学校」が、戸田市のこの取組から生まれることを期待しています!

 伊藤さん、大変心温まるメッセージをありがとうございました!
 今月もまた東大金融研究会さんに出前授業をしていただく予定ですので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

 今後とも引き続き、戸田市の教育改革への挑戦への御指導の程よろしくお願い致します!

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