都庁を退職しても全く後悔していない理由 *本当の安定とは何か
こんにちは、もっちゃんです!
このnoteでは、東京都庁を退職し、独立するまでの過程で考えたことを発信していきます。
今回のテーマは、「都庁を退職して考えた本当の安定」です。
特に今、公務員を辞めようと考えている人や、会社を辞めようと考えている人、今後のキャリアに悩んでいる25歳以下の第二新卒の方々に向けてお話しします。
軽く自己紹介
改めて、こんにちは!もっちゃんです!
都庁を2年で退職し、SNSマーケティングを中心にフリーランスとして活動しています。
また、自分自身でも、フォロワー7万8千人(2024年 7月24日現在)のアカウントを運用しています。
インスタから集客してオンラインで日本語のレッスンを行ったり、動画教材や書籍を販売しています。
スペインの方とレッスンの様子
最高評価をいただいた動画教材
出版した書籍
また、インスタグラムを通した事業構築のサポートを行っています。
では、自己紹介はこれくらいにして早速本題に移りましょう!
東京都庁を退職した理由
東京都庁を退職して独立して活動している私が、後悔しているかどうかについて結論を言うと、全く後悔していません。
元々都庁には安定を求めて入りました。だけど、側から見ると安定とは程遠い独立という選択肢をとった僕に対して、「どうして?」と疑問を抱く人もたくさんします。
しかし、僕は今も安定を求めています。安定を求めて都庁を退職しました。
それはなぜかというと、「安定の定義が変わった」からです。
都庁を退職して見えた本当の安定とは何か、この記事ではお話ししていきます。
東京都庁に入った理由
そもそも私が東京都庁に入った理由は、安定を求めてのことでした。僕が就職活動をしていた当時は、コロナ禍で民間企業に就職するのは非常に厳しい状況でした。そのため、以下の理由から公務員を選びました:
福利厚生の充実:安定した収入と良好な労働条件。
リストラの心配がない:公務員ならではの安定感。
将来像が見えなかった:民間企業でのキャリアパスが不透明だった。
公務員として働くことへの違和感
幼少期から働くことに対して強い違和感を持っていました。両親は中国からの移民で、私が3歳のときに日本に来たので、日本に来た当初苦労して働く姿を見て育ちました。そのため、働くことに対しての負のイメージが強く、社会人になることに大きな抵抗があったんですね。
公務員という選択肢
社会人になりたくない、でも食いっぱぐれないためには働かなくてはいけない。そこで、僕は以下の理由から公務員を選びました:
最小限の努力で最大の安定:努力を最小限に抑えつつ、安定した収入を得ることができる。→そこまで結果を出さなくてもリストラされない公務員
メンタル的な安定:働くことへの負のイメージを少しでも軽減するための選択。→ゆるい職場でぬくぬく働いてそこそこの給料をもらう。
独立を決意した背景
しかし、公務員としての安定が本当に求めていた安定ではなかったことに、新卒2年目の時に気がついたんですね。
安定の定義の変化
都庁に勤めていた時の安定は「都庁の傘の下にいることでえらるもの」に過ぎなかったことに気がつきました。
つまり、「都庁にいるから」福利厚生もいい。
「都庁にいるから」給料を安定してもらえる。
だけど、それだと一生都庁の傘のしたから出られない人間になってしまう。
都庁を抜けた後の僕には、何も残っていない。
それがめちゃくちゃ怖くなったんですね。だって、都庁で忙し過ぎて体調を崩してしまったとしても、他の選択肢が全くないと言うことですからね。
でもそれって大企業に勤めている人も、同じことだと思いませんか?組織が大きくなると、結局そこまで自分の能力がなくてもそこそこの給料を貰えてしまう。
それを考えていろんな本を読み、自分でもさまざまな活動をし、世間的にめちゃくちゃレベルの高い人に会いまくっていた結果
本当の安定は
「資産を持っているかどうか」
これに尽きるんだと気がつかされました。
資産は決してお金ではありません。お金は価値が減ってしまうし、使ったら当然なくなるからです。
それに対して、資産は価値が減らないもの。むしろ増えていくもののことを言います。
僕が考えた資産は以下の三つです。
自分の能力
人との繋がり
積み上げてきた仕事
自分の能力を資産とする
自分の能力は減ることはないですよね。むしろ年月を重ねるごとにどんどん向上していきます。
だけど、どんなスキルを身につけるのがいいのかわからない人も多いと思います。僕は、はっきり言って流行りのスキルはやめた方がいいと思っています。*炎上覚悟です
動画編集
webデザイン
ライター
プログラミング
あなたが本当にこれらのスキルを心から好きだと思ってやっているならいいと思うのですが、ただ単に副収入が欲しい。もしくは、会社員や公務員を辞めて独立したいと思うのならおすすめはしません。
その理由は簡単で「下請けになってしまうから」です。
すでに出来上がったビジネスモデルの一部の作業をするだけの人材になってしまいます。
ただの作業員ですね。これってせっかく会社の外で収入を得ようとしているのに、会社員と同じ働き方ではないでしょうか。
都庁から独立して気がついた、本当に身につけるべきスキルについては、別のブログ記事でも紹介しています。
人とのつながり
もう一つの資産は、人とのつながりです。
それは、都庁の同僚や、会社の同僚、というような繋がりではない。
「〇〇さんだから」仕事をしたい。
「〇〇さんから」から買いたい
というように、個人にくっついてくる「信頼」をもとにしてつながることのできる人のことですね。
仕事の関係ならビジネスパートナー
SNSのフォロワーや、サロンのメンバーなら「ファン」ということになります。
僕は独立する前から、「金本さんだから」一緒に何かをしたい。と言ってくれる人「金本だから」仕事を任せるよ。という関係を大切にしてきました。
今でもインスタグラムのフォロワーが7万8千人に達し、ファンがついてきてくれることでどれだけ心と生活が安定するのかを実感しています。
インスタの伸ばし方については以下の音声でも紹介しています。
https://note.com/tochoyameta/n/n5454dcb18924
そして、人との繋がりは年月と共に分厚くなり、さらに価値を発揮するもの。
どこかの組織にいると「都庁だから」が強くなってしまい、本当の信頼で結ばれた関係ってなかなか作りづらいです。
積み上げてきた仕事
そして、最後に積み上げてきた仕事です。
これだけインターネット環境が整い、クラウドのような盤石のインフラが整った世の中で、自分の制作物を世界に全く発信しないというのは、もはや自殺行為だと思います。
僕はインスタグラムで100投稿以上
Udemyで動画教材
Amazonで書籍
有料note
ラジオ放送
などさまざまなアウトプットを発信し、そこから収入を得たり、相談したいという方がきてくれることがあります。
そして何よりすごいのが、僕が寝ている間も、僕が特に何もしていなくても、僕が過去に行った仕事が勝手に働いてくれること。僕の稼働時間って、一度頑張ればそこからどんどん減っていくわけですね。
これは本当に、早いうちにやった方がいいです。なぜかといえば、世の中に発信した制作物は時間をかけるごとに複利のようにその効力を発揮していくからです。
僕の知っている方で、kindleに毎月本を出版した結果、月に50万円以上のロイヤリティが入ってきている人もいます。しかもそれは10年以上たった後も続くのです。
これが資産です。すなわち、自分が働かなくても、自分の代わりに利益やチャンスをもたらしてくれるもの。自分の代わりに働いてくれる、体力無尽蔵のマシーンです。
そういうのをたくさん積み上げた先に「本当の安定」ってあるんじゃないでしょうか?
公務員だとこれができない
すなわち、資産を作ること
副業とかが禁止されているんですよね。
これは結構やばいと思う。僕は公務員の仕事は立派だと思いますが、「安定」だけを求めて公務員になった人は少し考え直してください。
今あなたの手元にあるのは「お金」ですか?「資産」ですか?
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