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なぜ「辛いなら公務員を辞めろ」とひたすら言うのか。
はじめに
こんにちは、もっちゃんです!
この記事では、20代前半の若手公務員・会社員でこれからのキャリアに困っている。今の仕事が辛いと感じている人に、ヒントとなる考え方をお話しします。
ぜひ最後まで読んでみてください。
カフェでの体験
いきなりなんですけど、昨日代官山のカフェであったちょっとしたエピソードからお話しします。
先日、僕は代官山のいい感じのカフェで作業していたのですが、そのカフェを出ようとしたとき、なぜか扉の開け方をど忘れしたんですね。
実際わかりづらい見た目の扉になっていて。
普通、こういう場所では自動ドアが多いので、僕は横にスライドしようと必死に頑張っていました。
でも全然開かない。
色々試行錯誤して、横にひたすらスライドしようとするんですけど全然ダメ。
そしたら後ろから店員さんに「押してください」と一言。押したら普通に開いちゃいました。「なんだよ」と。他のお客さんもいてめちゃくちゃ恥ずかったですね。
バカだと思うでしょ?だけど、これ実際の生活でやってる人案外多いと思うんですよ。
辛いならやめるという選択肢は全然あり
石の上にも三年
っていう言葉があるせいか、「とにかく頑張る」と、辛くてもそこにとどまり続ける人がいます。
公務員の時ってまさにそういう人がたくさんいました。
もっと収入が欲しいな。もっと海外とか行って、新しい経験をたくさん積みたいな。
そう思っているのにも関わらず、公務員という枠にとどまり続けてその中でなんとかちまちま投資をして頑張ろうとする人。
でも僕からすればそれは、押すタイプの扉を横にスライドしようと踏ん張っているようなもので、いつまで経っても成果なんか出るわけないんです。
押せば簡単に開くのに。
力尽きるまでスライドしようとして、それで本当に力尽きてしまって人もいました。
Instagramでの成功体験
インスタグラムでも、似たようなことが言えますね。
僕はもともと日本人向けに英語の発信をしていました。だけど、半年経っても全くフォロワーは伸びないし、そこからの成果もほとんど上がらなかった。
そのまま頑張り続ける手だってあったと思います。だけど、もしかしたらそのまま頑張り続けてもそれは「スライドしても開かない扉」だったかもしれません。
だから僕は途中で押すことにした。
海外の人に向けて日本語の発信をするとこにしたんですね。
そしたら最初の1ヶ月でフォロワーが1万人を超えたわけです。その時に気がつきましたね。「これは押すタイプの扉だったんだ」って。
教育の問題点
でも、多くの人は一つの解決方法しか持っていない。
すなわち、いる場所で頑張り続ける。
仕事を誰かからもらってそれをひたすらこなし続ける。
それは会社員でも、下請けのフリーの人でも同じことです。僕は決してそれは悪くないと思っているけど、もし、それをやっていて、「辛い」と感じるなら、扉の開き方を変えればいいだけの話。
だって押すタイプの扉って、スライドしてもいくら頑張っても、絶対開かないじゃないですか。自分の体が壊れてしまう。
だけどそれをしない人が多いのはおそらく、扉の開き方を一つしか教わってこなかったからだと思います。
義務教育では基本的に「扉はこうすれば開く」というような単一の正解が与えられて、その一つの開け方をどれだけ極められるかの戦いになることがしばしば。
だけど、本当は扉の開け方って無限にあるわけです。それを知らずに社会人になると、辛いことがあった時、扉が開かなかった時、自分はもう終わりなんだって、絶望してしまう。
教育で教えなきゃいけないのって、そういう「選択肢」を増やすことだと思います。
会社員じゃないくても生きていける。下請けにならなくても生きていけるんだよ。って選択肢を子供にたくさん与えて社会に送り出す。
僕は幸にして、20代前半でそれを経験することができましたが、なかなか上手く行っていない人もたくさんいると思います。
特に20代前半の人ならまだ遅くないからぜひ新しい発想を携えて武器を増やしてほしい。僕も今、武器増やしの最中です。
一緒に武器集めをする仲間も増やせたらな、と願いつつ。この記事を書いています。
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