第30話「パシフィック崩壊」1 小林昭人
前回のあらすじ
宇宙世紀0098年、一年戦争から十八年後の人類社会はバランス・オブ・パワーの時代であった。連邦と大戦を経て独立した数多くのスペースコロニー国家、そして女帝ハマーンにより力を取り戻したジオン公国。太陽圏の各地で繰り広げられた幾多のたたかいを経て、ソロモン共和国の青年士官マシュマー・セロは銀河の平和を守り、人類の愛と希望、そしてスペースノイドの明日のため、今日も戦っているのだ。
クロスボーンが投入したスペース・サブはサイド2を恐怖のどん底に叩き込む、ソロモン