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パッとしない人生でも素敵なgood looserでありたい

こんにちは。『tobira.』店主のれいです。

気づけばnoteで書き連ねることの多くが「現実と理想のギャップ」みたいなことばかりになっていて、最近小さく反省していました。

都会暮らしの疲れやら、SNS疲れやら、きっと誰もが陥りがちな現代病に私も悩まされていることが原因かもしれません。

まぁ、都会暮らしは便利だし、楽しい。だけど結婚して子育てをする定住の地としてはお金がかかるし、そのためにあくせく働かねばならない。

多分、このあたりから私の矛盾やら葛藤が生まれているのかもしれません。

というのも、『tobira.』として発信していることは私の想いではあるけれど、現実世界では合理的に生きている方だと思います

時間やサービスをお金で買うこともたくさんあるし、お金で買えないものよりお金で買えるあらゆるもので私はずいぶんと助けられている側面は否めません。

それは忙しい夫ともに仕事をしながら子育てする私にとっては致し方ない決断だと割り切っているつもりです。

とはいえ、消耗する暮らしのなかで、「私の人生はこれでよいのだろうか?」「娘にとってよい環境といえるのだろうか?」とめちゃくちゃ悩みますよ……。

もうこれは毎日ね(笑)

悩むのは私自身の仕事についても。

仕事柄、原稿の締め切りに追われ、クライアントの言いなりになってあくせく働くことは消耗以外の何ものでもない。

頭を悩ましながらも、仕事も、子育ても、今の生活すべてをストップさせることができないわけです。そのことがとても苦しい。

ゆるりと移住暮らしを楽しむ誰かのSNSを見て羨ましくなったり、好きな仕事を楽しく取り組んでいる同じ属性の女性を見かけるたび心がチクリとしたり。

いつのまにかSNSを見ることもプレッシャーになり、私自身も投稿する気持ちになれなくなっていました。

もちろん物事には裏と表があることは理解しています。

それでもやっぱり、理想じゃない私にしょんぼりしちゃいます。しょんぼりね。

とはいえ、その”理想”とはきっと相対的なものなんでしょうけど。SNS疲れを起こす精神状態なんだもの。

絶対的な理想でもないのかもしれません。

絶対的な理想とは、私の場合、究極私自身でいられることですから、きっと。

そのことが叶わないから、苦しんでいるだけなんですよね。

最後に、仕事について先日夫に愚痴ったことがありした。

「私なんてクライアントの言いなりで、全然好きなことなんてできてない……。(以降グダグダグダ)」

そしたら普段全く人の話を聞きない夫がひと言。

「おまえは仕事のなんたるかをわかってないな〜(ここ余計!)仕事は選ばれてやるもの、報酬をもらってやるものでしょ。お金もらってちゃんと仕事できてんだからそれで十分じゃない?」

まぁ、そうね。

好きとか嫌いの前に、私たちは生活のために働いています。

「好きを仕事に」と言っても、お金を支払ってくれる人がいないと成立しないわけだから。

だからこそ、仕事をオファーしてくれること自体には感謝すべきだなとは思っております。(色々あるけど……)

まぁ、人生の理想と現実からはなかなか逃れられないもの。これは仕方なし。

だけど、理想通りに生きられないからこそ得られる学びや成長って結構大きいと思うのです。

人生はいつも勝てることばかりじゃない。

負けたときにどう行動できるのか、いかにグッドルーザーでいられるかが年齢を重ねたときに重要になるのだと、個人的に強く深く感じています。

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