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納棺師歴18年〜スタッフ紹介〜

皆様こんにちは。湯灌納棺・特殊修復の統美です。
いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。

今日は統美で18年間、 納棺師として勤続してくださっている三鷹営業所の小玉所長のインタビューをご紹介します。

遺体保全/納棺師歴18年の小玉さん

爽やかな笑顔で、統美の頼れるお兄さんの小玉さんです。

Q.なぜ納棺師になったのですか?

私は、高校の時に工業高校に通っておりまして、そこからのつながりではじめは溶接の仕事選びました。ですが、お仕事をやっているなかで【もっとたくさんの人と付き合いたいな】と思うようになり、以前から興味があった葬儀のお仕事をしてみよう!と転職を考えました。

統美との出会いは、その昔の職場の人に「知り合いに葬儀屋さんいるよ」と言うことで紹介していただき、当初葬儀屋さんだと思って統美に来たんですけれども….実は湯灌・メイクやさんだったと言うことで…笑

面接に来て初めて違うんだと言うことに気づいたのですが、当時面接官をしてくれた代表の染谷社長が私と同じ工業高校出身の野球部の先輩だったということで運命を感じ入社させていただくことになりました!

現場に向かう小玉さん

Q.入社した当時はどうでしたか?

最初がもう仕事を覚えることがたくさん多すぎて・・・宗派のことや所作などたくさんあったので先輩方にいろいろ注意を受けながら、やらさせていただいたんですけれども、そのことで1年間はもう必死で毎日過ごしてました。

Q.お客様との印象的なエピソードで印象的なシーンは?

これまでたくさんいろんな方と出会わせていただいてるんですけれども、何年も前に納棺させていただいたご遺族の方から「本当にあの時は感謝しております」というお手紙もらうのは、言葉以上に嬉しいなと思います。

今までの仕事では、手紙とかもらうことはなかなかなかったので、頂いたお手紙は今でも大切に取っております。

自分が落ち込んだときとか、お手紙を読んで気持ちを整えております。

Q.仕事の中で大切にしていることはなんですか?

常に冷静に、「その時に家族は何をしたいのか?」「なるべく触れていただくためにどうするべきか?」考えております。

どうしても納棺式の時には「触れていいんですか?」などと家族の方でも戸惑いがあると思いますので、そういったご家族の不安を少しでも解消できるように「今何を求めてるのかな?」ということを常に冷静に感じられるようにしております。

Q.お客様からどのような質問がありますか?

硬直について、「このままずっと硬い状態が続くんですか??」というご質問がよくあります。その場合でもストレッチのようにほぐすことで硬直した関節が柔らかくなりますので大丈夫ですよという旨をお伝えさせていただいております。

「日が経っても、お着せ替えできますか?」というご質問もありますが、お着せ替えもできますのでご安心いただければと思います。

Q.この仕事によって価値観は変わりましたか?

以前は、綺麗に葬儀、告別式、お通夜をしたらそれで終わりだと思っておりましたが、この仕事を通して、故人様との思い出は、その先でもずっと語り続けていけるものなのだと思うようになりました。

「あの時こうだったよね」とご遺族が語り継いでくれる、それがこの納棺やラストメイクのお仕事なのだなと感じるようになりました。

そのことが1番のやりがいですね。


おわりに

そんなご遺族の言葉にも冷静にお聞きしながら、丁寧にご対応することを大切にしている小玉所長。

小玉さんのその想いで、多くのご遺族の心が癒え、
いつまでも「納棺を頼んでよかったね」と
思える最期をお手伝いできたら
統美としても嬉しく思います。


小玉さんのお話は統美ラジオ配信中です。ここには書けなかった小玉所長の夢についてもお話ししてくださっています。

ぜひお聞きください。

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湯灌納棺・特殊修復の有限会社統美
https://toubi-tokyo.com/



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