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【他己紹介】授業始めのアイスブレイク

今年度も新しいクラスでの授業がはじまりました。

毎年、初回の授業では、授業のルール,授業の内容,成績などについて説明し,コンピュータのログインなどで終了するのですが,今年は上記に加えて、「他己紹介」というアイスブレイクを実施してみました。ただのアイスブレイクとしてだけでなく,相手の情報を収集し上手に伝達できるか,また相手を惹く情報はどれなのかを選別するなど,情報の授業とも絡めて実施し、さまざまな効果があったので共有していきたいと思います。

他己紹介とは

他己紹介とは,「自分以外の他の人」を参加者に向けて紹介するアイスブレイクになります。2人〜3人でチームを組んでもらい,ペアの人と5分程度のインタビューを行います。

チーム全員がお互いにインタビューし終えたら、その内容をまとめてクラス全員に向けて紹介します。相手の良いところなどを示して、いかに紹介対象がどんな人物なのかをプレゼンをしていきます。紹介をした生徒には良い印象を、そして聴衆側には紹介した生徒に興味を抱いてもらう一石二鳥になるようなプレゼンをしていく必要があります。

やり方

30分という限られた時間の中でしたので,2人ペアで1分間ずつインタビューを行いました。インタビューの内容は,あらかじめこちらで用意することにしました。質問項目を生徒が考えると時間がたってしまうのと,クラスで自己紹介しているであろう内容と被ってしまって面白くないので,以下の10項目+フリーで考えるという方法にしました。

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インタビュー後,20秒〜30秒で相手を紹介してもらいます。もう少し時間がとれたら良かったのですが,30秒でも十分に相手のことを紹介することができました。

制限時間内に終わらせるためにはどの情報を提示するのか、また多くの質問をいただけるような相手を惹く情報はどれなのかを選別していきます。この選別の作業自体があなたの情報伝達力を試される場でもあります。しっかりと選別しましょう。

良かったところ

自己紹介では恥ずかしくて発表しないような,生徒の意外な一面が紹介されてとても盛り上がりました。生徒たちも,まだ良く知らない相手のことを知れたようで,とても好評でした。

制限時間内に終わらせるためには,どの情報を提示するのか、また相手を惹く情報はどれなのかを選別するなど,情報伝達力とも絡めて実施できたのは良かったと思います。

反省点

質問項目に書いている内容を順番に紹介する生徒が出てきてしまったのが反省点です。その人のエピソードを交えて紹介できるように工夫できると良かったと思います。

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