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メダップ / 取締役CTO 技術 × 経営 という軸で Vertical SaaS に…

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メダップ / 取締役CTO 技術 × 経営 という軸で Vertical SaaS におけるプロダクト開発、開発組織とは?に日々向き合ってます。 TypeScript, Node.js, 病院向けプロダクトにご興味ある方は最寄りの私にDMください!

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メダップ開発組織のこれから

メダップでCTOをしている馬場です。 本日(2021.08.31)、シリーズAの資金調達を発表いたしました! 詳しい会社の説明は、下記スライドを御覧ください。 メダップの開発組織は2021年1月から内製化を行ってきたのですが、 今回は、これまでの軌跡に触れつつ今後の注力ポイントについてまとめました。 このnoteを機に、少しでも多くのエンジニアの方にメダップの開発組織にご興味を持っていただけばと思っています。 これまでの軌跡今年の1月に開発組織の内製化を始めて、いままでに

    • CTOとして見る医療DXとメダップ

      はじめに採用の宣伝です。(← このことわりを入れておくの大事) メダップで取締役CTOをしている馬場と申します。 約1年ぶりの投稿です。。。ここから心機一転!w 定期的に発信していきたいと思ってます。(いまのところ) 私なりに業界の動向や時代の流れ、そこに対してメダップという存在がなぜ面白いか?を語ってみたので、興味お持ちいただける方はぜひ一度最寄りの馬場までご連絡ください。 いま、医療DXがアツい医療DXとはなにか? いま医療DXの推進として、DX化に向けた様々な施

      • 開発組織のフロー/リソース効率性に向き合い続けた1年を振り返る

        メダップで取締役CTOをしている馬場です。 約1年前に「開発組織と効率性のマトリックス」というエントリーをあげたのですが、今回はその1年後について赤裸々に書き起こしてみました。 「フロー効率」「リソース効率」という概念に向き合い続けた結果、組織としてどういった学習が進んだかをまとめてみます。 (↑↑↑ 元の記事はこちらです) 概念のおさらい本題に入る前に、今回取り上げる概念について簡単に整理しておきます。 詳しくは、「This is Lean」 という書籍をご覧ください。

        • 権限移譲に取り組んで見えてきた勘所 ~ 後編 ~

          メダップで取締役CTOをしている馬場です。 今回の記事は、前回(権限移譲に取り組んで見えてきた勘所 ~ 前編 ~)の続編です。引き続き「権限移譲」をテーマに、立ち上げ期のCTOが開発組織をスケールさせていく初手としてどういった取り組みをしてきたかを書いていこうと思います。 前回は、開発業務の権限移譲を中心にまとめていきました。今回は、開発から一歩踏み出して、開発チームの権限移譲(リードエンジニア/エンジニアリングマネージャーの育成)を中心にお話できればと思っています。 ど

        • 固定された記事

        メダップ開発組織のこれから

          権限移譲に取り組んで見えてきた勘所 ~ 前編 ~

          メダップで取締役CTOをしている馬場です。 今回の記事では、私が最近特に力を入れて取り組んでいる「権限移譲」をテーマに、立ち上げ期のCTOが開発組織をスケールさせていく初手としてどういった取り組みをしてきたかを書き起こしてみました! 組織をスケールさせていく上で、適切な権限移譲を行っていくことは非常に重要だと思っています。「いま自分が持っているイシューをメンバーにパスしていく」と、テキストでは簡単に書けます。その一方で、いざ権限移譲を行うとなると、思っていた以上に難しいもの

          権限移譲に取り組んで見えてきた勘所 ~ 前編 ~

          MVVアップデートから語るメダップの開発組織

          メダップで取締役CTOをしている馬場です。 今回の記事では、弊社の開発組織について普段とは違った視点から私が日々考えていることを書き起こしてみました! ぜひ最後まで読んでくださいー。 先月、弊社では会社のMVV(Mission-Vision-Value)を大幅にアップデートしました。 (今回のアップデートでは、割石さんに全面サポートいただきました!) また、それに伴って会社のロゴなどVI全般もアップデートしています。 詳しくは、弊社代表柳内のnoteをぜひご覧ください!↓

          MVVアップデートから語るメダップの開発組織

          開発組織内製化をはじめて、1年経ったので振り返る

          メダップで取締役CTOをしている馬場です。 前回に続き、CTOアドベントカレンダーに乗っかって、書いていきたいと思います。(予定日より1日遅れてしまった、、すみません) CTOアドベントカレンダーはこちら↓↓↓ https://qiita.com/advent-calendar/2021/cto 2021年1月からメダップで行ってきた開発組織内製化がちょうど1年経ちます。今回は、その開発組織がどう変化していったのかを説明しつつ、その過程でCTOとして何を行ってきたのかを書

          開発組織内製化をはじめて、1年経ったので振り返る

          CTOとして技術視点でスタートアップの経営に向き合う

          メダップで取締役CTOをしている馬場です。 今日は、CTOアドベントカレンダーに乗っかって、普段CTOとして何を考えているのか?について書き起こしてみました! CTOアドベントカレンダーはこちら↓↓↓ https://qiita.com/advent-calendar/2021/cto どんな風に書こうかな?と悩んでいたのですが、 - アーリーフェーズのスタートアップでCTOとして奮闘している同志の方々 - スタートアップを経営している経営陣の方々 - キャリアとしてC

          CTOとして技術視点でスタートアップの経営に向き合う

          開発施策、「ゆとり」を取り入れた背景と施策に込めた想い

          メダップでCTOをしている馬場です。 メダップの開発組織では、スクラム開発を採用しており、1週間単位でスプリントを実施しています。 スピード感を持った開発, 機動力のある開発をモットーに日々の開発に取り組んでいますが、こうしたスクラム開発とは別軸で技術的な施策にも取り組んでいます。 今回は、今年(2021年)の10月より実施している「ゆとり」という取り組みについて紹介します。 「ゆとり」とは?メダップのスプリントは、水曜日を起点としています。 水曜日の午後から前回スプリ

          開発施策、「ゆとり」を取り入れた背景と施策に込めた想い

          スタートアップの開発組織が分科会を設置したワケ

          メダップの開発組織では、ケイパビリティモデルに基づいた組織構築を行っており、パフォーマンスの計測・可視化 → 目標指標との差分の把握 → 改善を日々行っています。 (ケイパビリティモデルに基づいた組織構築に関しては、 別でnoteを書いているのでこちらをご覧ください) こうした中で、技術軸で生産性の向上を行っていくための取り組みとして分科会なるものを設置してみました。 今月設置したばかりの分科会ではありますので、まだまだこれからどういった成果につながるのかは楽しみなところ

          スタートアップの開発組織が分科会を設置したワケ

          スタートアップにおけるエンジニア組織を語りたい

          メダップCTOの馬場です。 昨日、Meetyさんの特集「エンジニア組織談義」で錚々たる方々と並んで、リストアップをしていただきました! 組織・事業フェーズや事業内容、所属しているメンバー, 文化によって作るべきエンジニア組織は変わってくるため、一概にこうしたエンジニア組織を作るべきだ!という答えはないという前提で、 現在メダップではどういったエンジニア組織を作っているか, どういった価値観に基づいて施策を実行しているか, 失敗に終わった施策, 上手くいった施策, ...

          スタートアップにおけるエンジニア組織を語りたい

          スクラム開発で大切な成果・課題の捉え方

          メダップでCTOをしている馬場です。 メダップの開発組織では、いわゆるスクラム開発の思想を取り入れており、チームで開発を進めていくことを前提としたプロダクト開発を行っています。 スクラム開発をより効果的に取り入れるために、成果を出すことや課題と向き合う事に対してチームで大切にしている考え方があるので、今回はそのチーム開発哲学をまとめました。 成果が出る仕組みに焦点をあてる開発チームが出す成果は色々あると思いますが、基本的に誰か1人で成果を上げるという構図になることはない

          スクラム開発で大切な成果・課題の捉え方

          エンジニア採用を全力でやった振り返りと今後

          メダップでCTOをしている馬場です。 今回は、これまで私を中心に行っていたエンジニア採用について良かった点, 改善点がだいぶ溜まってきているので公開振り返りとしてまとめていきたいと思います。 8月末日にプレスリリースを出した資金調達以降でまた採用活動を強化しているのですが、今回は参画直後の1月 ~ 8月までのデータとします! なお、面談には開発メンバーや代表などに参加していただきましたが、候補者リストアップやスカウト文の作成, 自己応募対応, エージェントとのやり取りは全

          エンジニア採用を全力でやった振り返りと今後

          ケイパビリティに焦点を当てた開発組織の構築

          メダップの開発組織で大切にしている概念に「ケイパビリティに焦点を当てる」ことがあります。 このケイパビリティに焦点を当てるという考え方は、「[Accelerate] Lean と DevOps の科学」という書籍の中で紹介されているので、ぜひ読んでみてください! 今回は、このケイパビリティに焦点を当てるという考え方を基にメダップがこれまでどのように開発組織を構築してきたのか?またどういった成果があったのか?について書き起こしてみました! ケイパビリティに焦点を当てる詳し

          ケイパビリティに焦点を当てた開発組織の構築

          VerticalSaaSに立ち向かうメダップのプロダクト開発

          メダップでCTOをしている馬場です。 2021年8月31日にシリーズA調達完了のプレスリリースを出しました! (メダップについては、下記会社紹介資料を御覧ください) プロダクトとしては、ここから更にバリューアップしていきたいところですが、プロダクト開発においてはプロダクトを創っていく組織文化・オペレーションの設計も非常に重要だと考えており、今回はプロダクトやそのプロダクトに価値を生み出す組織文化・オペレーションを如何に構築していくかというテーマで書いていきます。 Vert

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          メダップ開発組織が今後注力する技術トピック

          メダップでCTOをしている馬場と申します。 2021年8月31日にシリーズA調達完了のプレスリリースを出しました! 開発組織としては、ここからギアを上げてプロダクト・技術ともにより一層チャレンジングな環境になってくるかなと考えています。 技術領域でどういったチャレンジが待っているのかを言語化する意味も込めて、 (普段は、もう少し開発組織や開発プロセスに寄った話が多いのですが...) 今回は、メダップでいま採用している技術を踏まえて今後どういった技術トピックに注力していこうと

          メダップ開発組織が今後注力する技術トピック