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ブロガーがYouTuberになる理由

トバログが5周年になりました。これまでとこれからのこと』でも書いたとおり、今年からブロガーとしてだけなく YouTuber としても活動をしている。

こう話すと「最近みんなブロガーが YouTuber になってない? あの流れなんで?」と聞かれるので、僕がブログだけじゃなくて YouTuber としても活動をスタートした理由を綴ってみよう。


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なぜ YouTuber になるのか

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1.コミュニティとして楽しそう
2.ブログ自体は楽しいけれど(僕にとって)業界的にはつまらない
3.映像コンテンツでもトバログの世界観を表現してみたい
4.伸び方もブログと違う

なぜ YouTuber になるのかというと、理由は大きくこの4つ。おそらく YouTube チャンネルを開設するブロガーの多くがこうした理由が主だと思うが、少なくとも僕にとってはこの4つ。


1.コミュニティとして楽しそう

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まずブログと YouTube はコミュニティとしての文化が異なり、よりユーザーと近い存在で楽しめる点。

ブログは一方的に発信する一方、YouTube はコメントによりユーザーとより近い環境での発信ができる点が魅力(まあ厳密にいうとブログでもはてブコメントやアメブロみたいなのはあるけど、独立系ブログのトバログにとっては関係ない)。

トバログは1記事あたり公開後3日程度で数千〜数万回は読まれるのだが、読者からのコメントは基本ない。あっても Twitter で数件シェアしてもらえる程度。前はコメント欄を付けていたが、コメントがつかないので削除したくらいだ。

一方の YouTube は、動画の再生回数が数百でも10件近いコメントがもらえる。これがけっこう面白いし、発信している側としてコメントがもらえるというのは本当に嬉しい。

先に YouTuber になったブロガーの友人らも、これが楽しいということで、YouTube での発信にハマっていった。僕らブロガーとっては「発信=趣味」なので、収益や規模に限らずユーザーからのレスポンスが最高のご褒美。


2.ブログ自体は楽しいけれど(僕にとっては)業界的につまらない

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まあこれに関しては人それぞれ考え方が違うし、どれだけ議論しても平行線だと思うので「トバログ的にはこう思うよ」的な感じで見てもらえれば嬉しい。

上記した YouTube のコミュニティ感とは異なり、ブログは業界的にギスギスした雰囲気があるのも、ブロガーがYoutuberになる理由の一つだと思っている。例えば最近だと「(レビュー提供の旨を記述しない)ステマ問題」や「(教材販売や高額サロンなどの)副業で稼ぐ系のストイックな雰囲気」など(詳しくは割愛)。わりと監視社会みを感じている。

よく「(広告収入の軸や時代の流れという意味で)ブログがオワコン」みたいな話はちらほら聞こえてくるが、本質的には「SNS上のギスギスした雰囲気」や「読者や自分の楽しいコト」を度外視していることが、読者や若い世代に伝わってしまうコトによる「(文化として)ブログがオワコン」になってる気がする。

例えば数年前なら「好きなブロガー」って居た人は多いかもしれないが、今は読者目線で好きなブロガーってワード自体、あんまり耳にしない(文化として衰退してる)。これは「動画が時代として来てる」だけじゃなく、この雰囲気も相俟っているはずだ。

以下の投稿は「ああ、これはブログ、オワコンだよな」と感じたため、上記の意味で投稿した。

まあ仕事と捉えるなら他ブロガーは競合関係にあるので、多少のいがみ合いは仕方ないのかもしれない。でも(それによって)人が居なくなったら広告費も別のところに流れるし、結果的に業界が衰退していくので、わりと自分で自分の首を絞めている感があると思う。

一応言っておくと、YouTube にもこういう雰囲気は一部あると思う。でも少なくともYouTuberトップ層はファンのために面白いコンテンツを日々作ってて、だからこそ視聴者の層も厚いし、まだまだ活性化すると思っている。

ブログを書くって超楽しいし、読むのも面白い。どちらかというと趣味の延長線でブログを運営しているトバログにとっては、この業界の雰囲気がけっこう苦痛だったりする(みんな楽しく自分の書きたいことだけ見て和気あいあいしようよ! )。


3.映像コンテンツでもトバログの世界観を表現してみたい

まあこれは上記の2つとは異なる理由だが、動画コンテンツが発信の軸として成り立つ今、ブロガーとしてテキストと写真で活動してきた僕も「動画で同じような表現ってできるのか? 」という点。トバログでは白を基調としたナチュラルな雰囲気の写真と、簡素なテキストで記事を書いている。

スキルとして、そして趣味として動画という媒体でもトバログの世界観を踏襲しつつコンテンツを作ってみたいというのも大きな理由。これがやってみたらとにかくハマってしまった。

撮影手法も機材も写真と動画ではまるで違うし、動画制作もテロップや音楽など考えるべきポイントがブログよりも複雑で三次元的。ブログも面白いけど動画も面白い。ブログを初めて開設したときのワクワク感や、悩みながら記事を書くあのときの気持ちに近く、わくわくしている。

1月4日からスタートした YouTube チャンネルだが、カバンの中身インタビューやガジェットレビューなど、この2週間で10本程度の動画をアップしている。朝から撮影、編集をして気づいたら夜になっているくらい楽しいので、今後も継続してできそうだ。

カバンの中身もテキストより動画の方が面白いかも(もう5本くらいアップした)。


4.伸び方もブログと違う(SEOとかじゃなく面白いか面白くないか)

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数字的な魅力でいうとこれで、バズるバズらないにテクニックや下積みがほとんど関係ないという点。これがブログと YouTube の大きな違いだと思う。この辺はプラットフォームの強みで、テキストでいうと note 的。

例えば駆け出しブロガーがある程度の規模までブログ育てたいとすると、通常はグーグルの検索順位を上げるために「SEO対策になるテクニカルな記事」「それを上げるためのロングテール記事」「SNSウケで被リンク獲得を狙うバズ記事」など、記事内容の知見だけでなくウェブマーケ的な基礎知識が必要となる。そして新しいブログを育てるには最低でも数ヶ月かけて数十記事が必要で、わりと下積み期間は長め。

一方で YouTube は SEO のようなテクニックは必ずしも必要ではない(というかテクニックの方向性が違う)。例えば数本しか動画を上げてない人でも数万人のチャンネル登録者数がいたり、動画の内容が面白ければすぐに万単位で登録者が増えていく(以下のくまクッキングとか、オベリスクなんかはコンテンツ力の勝利)。

まあそういう例は稀だが、ブログのように必ずしも(ドメインパワー的な意味での)古参・スキル有利な世界ではなく、比較的歴が浅く規模の小さなクリエイターにも十分人気になる要素があると感じる。

ブログの場合はアフィリエイト収入で大金を獲得できる可能性もあるので、収益性という軸ではどちらが良い悪いの判断は難しい。ただよりクリエイティブかつ自由な表現である程度規模を大きくしたいのならば、ブログよりも YouTube の方が楽しく色々な人に見てもらえると思う。本来ブログもこうあるべきだとは思うけれど……(まあブログ全盛期のように活性化するとも考えにくいけど、note はそういう流れがあって好き)。

規模などそういう意味でトバログはゼロスタートなので、動画コンテンツでも人に面白いと思ってもらえるのか? という挑戦でもある。


まとめ

完全主観ではあるが、なぜブロガーが YouTuber になるのかという視点で note を書いてみた。まあこの辺に関しては賛否あると思うけど、僕にとっては上記の4点が理由。

最初は「いや、俺はブログで頑張るんだ」と思っていたが、ちょっとやってみたらあっさりとハマってしまった(本当に新しいコトができるようになるのが楽しい)。ただ Youtube に完全に拠点を移すというわけではなく、もちろんブログも更新していく予定(だって書くのも面白いから)。

まだまだ映像のクオリティも内容も初心者だが、3日坊主にはならなさそうなので、気になったらチャンネルを見てもらえたら嬉しい。


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