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自己肯定感と承認欲求について色々考えたり調べたり。


ひとりごと。

いろいろため込んでいた仕事や課題が一段落(してたりしなかったり)したので、明日は『ゴールデンカムイ』と『君たちはどう生きるか』の映画2本を映画館で観てストレス解消してこようと思っています。

映画観るとその時間は何だか自分以外の映画の登場人物とか映画の世界にすっぽり浸ってしまえて観終わったあとに結構なスッキリ感があるんですよね、特に映画館で観るとそういう感じあります。
そして、同じ映画を同じ空間で見知らぬ誰かさんと一緒に共有して共感して(と勝手に思ってる)最後に劇場が明るくなって現実に引き戻された時のなんとなく感じるゆる~い一体感(を勝手に思い込みで感じている)は何とも言えない心地よさがあるので、映画館で観るという経験は特別なんですよね。

もしかしたら宮崎駿の作品を映画館で観るの初めてかもしれないので、そういう体験も楽しみです。(ラピュタを劇場で観たいなぁ・・・)

昨年末にNHKのプロフェッショナルで宮崎駿の特集ありましたけど、そのラストで意味ありげにナウシカが出てきたので、もしかしたらナウシカの原作版の三部作とか映画館で観れるかもしれませんね、期待しちゃってます。

※ナウシカ原作の映画化3部作の構想は、鈴木敏夫さんのラジオ番組で言及されていて、エヴァの庵野監督も原作7巻の映画化に意欲的という事でラストの3部作目を庵野監督に、という提案を宮崎監督にしたとかしないとか、という話があったので、そういう流れからのおおさわの勝手な連想(妄想)です。

今日の本題。

さて、そんな感じでみんな自分なりの自分へのご褒美の方法はあるとは思うのですが、最近ちょっと自己肯定感とか承認欲求というワードが耳に入る機会が増えてきたので、ちょっと自分なりに整理しようと思っていろいろ調べてみて自分なりの再確認をしようと思いました。

自己肯定感について。

「自己肯定感」とは端的に言えば、自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること。いわば私たちの人生の軸となるエネルギーです。ところが、自己肯定感には厄介な特徴があります。それは、状況によって高くなったり、低くなったりすることです。高くなる日もあれば、低くなったまましばらく停滞してしまうこともあります。

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自己肯定感という言葉で自分はあまり意識していなくて、自分に対して不満があったり自分のことがどのくらい好きでいられるのかだったり、そんなふわっとした感じで捉えていました。
僕なんて普通の人間ですし、ましてや聖人や悟りを開いたわけでもないので、日々感情が揺れ動いたり気分が上下したり自分を好きになったり嫌いになったりするのは当然だと思っていて、それ自体が人間らしさだと思っています。

ただ、若いころは自分の事はそこまで好きではありませんでしたが、今はそこまで嫌いじゃない、という言い方の方がしっくりくる感じですね。

なんだろう、いろいろあるけど好きも嫌いもあるけどそんなの全部含めて自分やん、って感じ。

そこで無理をする必要もないし背伸びする必要もないし、自分に対して謙遜する必要もないし低く見せる必要もないやん、という感じです。

なので、自己肯定感という言葉や感じであてはめて考えると、どんな自分でもとりあえず肯定しといたらええんとちゃう?という感じなので、そう考えると自己肯定感が高い傾向にあると言えるのかなぁ・・・なんて思ったり。

アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に6万回の思考を行っているそうですが、そのうちの約80%、約4万5000回は、ネガティブな思考になりがちであることがわかっています。

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僕も結構なネガティブ思考なので、そういう性格だからネガティブに考えちゃうのかなぁ・・・って思ってましたけど、結構みんなネガティブ思考だったんですね!ちょっと安心、みんな仲間!

だからといって、ネガティブな考えを持つことが悪いことではありません。「できるかな?」「疲れちゃうかな?」といった考えは、あなたを失敗や危険から遠ざけ、助けてくれる大切な信号です。問題は、その信号を受けたときに自己肯定感が低い場合です。

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ネガティブ思考は悪いことじゃない!
リスクを教えてくれる大事なアラーム!
気づきのヒントという事ですね。

あー・・・そうか、これ僕自身が自分が嫌いだったり自分に不満だった時の思考だと、どんどん自分を悪者にしたり自分が悪いという方向で自分を傷つける感じで考えてた気がします。

いまだとネガティブ思考であっても、それでもいいやん的な感じであまり気にしなくなっているのかも。

例えばあなたは、大切な企画を提出する会議に5分遅れて会議室に入ったとします。あなたが席に座ると、上司と目が合いました。自己肯定感が低いと「ヤバい、怒ってる?」と不安になり、この瞬間を苦痛に感じます。ところが自己肯定感が高ければ、「私の企画が期待されている?」と前向きに解釈し、積極的に行動することができるのです。

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すみません、この例だと僕は会議の30分前くらいから準備して15分くらい前には会議室の近くに居ますね。

遅刻なんかしたらさすがに自己肯定感高くても期待されてる!?って思えなくない????って正直思いました。

そこまで突き抜けないと自己肯定感高いと言えないのかしら・・・。

なんか思ってたのとちょっとちがう・・・けど面白い。

こうしたネガティブな感情を放ったらかしにしておくと、「自動思考の罠」という負のループに陥ってしまう可能性もあります。

自動思考の罠に陥ると、新しいことにチャレンジしようと思っても、「どうせまた失敗する」とすぐ行動にブレーキをかけてしまいます。後ろ向きな判断で行動が消極的になるとともに、自分や周囲に対するネガティブな感情が高まり、自己肯定感が低空飛行を続けてしまうのです。

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また遅刻したらアカンと思いますので、遅刻しないようにできればいいんじゃないかなぁ。
また遅刻したらどうしよう!?って不安になるのはありますよね。
だからこういう大事な予定がある時は余裕をもったスケジューリングするようにしています。

消極的になって守りに入るのって、いろんな場面であまりプラスに働いたケースを見た事ないんですよね。
なので、行動に移すのであれば守るよりは攻める感じがいいと思ってます。
失敗してもいいや、くらいの気持ちがちょうどいいと思いますけどね。
失敗して怒られたり責められたりしても、チャレンジした事を評価しないで怒ったり責めるような人の言う事を真に受ける方が勿体ないので話半分で心に落としたらいいと思いますし、話を聞いていて、納得できる内容があればそれは有難く頂いたらいいと思います。

自尊感情と自己受容感

自尊感情とは、自ら生きる価値を認識し、自分の生かされた命を大切にする感情。自己受容感とは、自分のポジティブな面もネガティブな面もあるがままに認められる感情です。それらが低いと、過去の失敗そのものは変えることができないにもかかわらず、「自分はダメだった」「もっとこうするべきだった」といつまでも思い悩んでしまうのです。

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なるほど、自己肯定感を低くしてしまうトリガーである自尊感情と自己受容感が低いと自己肯定感も低くなってしまうんですね。

僕はこの二つについては、ネガティブな面もあるがままに受け止める事ができるようになってきたので割と高めだと思いました。

他人との比較や劣等感

身近にいる人をライバルとして定め、競い合うことで力を伸ばすというのは、勉強や仕事で成果を出すために有効な方法です。しかし、それが正しく機能するのは、自己肯定感が高まっているときです。

自己肯定感が低い人は、自分がいくら頑張って営業成績を上げても、「でも、Aくんのほうが金額ベースでは上だから」と劣っている点を探して、自己否定しまうのです。これも根底には「自尊感情」の低さが要因としてあります。他人と比較することで、嫉妬心や劣等感から感情をすり減らしてしまうのです。

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これ良く聞くやつですね。

僕自身も他人と比較して自分はどうせダメだ、何やってもダメだ、ってなってた頃はありますが、これについては今では克服できています。

なんだろう、他人と比べるのやめたからなんですけど、これって簡単じゃなくて本当に考え方とか性格を変えないと難しいんですよね。

僕自身は、そもそも他人と自分を比べる事に意味がない事に気が付いたので、それからは比べる事はしてません・・・と言いつつ、ちょっと比べてる部分もあるなぁ。

・・・その比べてる部分っていうのが、自分が理想とする到達点に居る人の存在と自分を比べて、少しでも近づきたいとか、少しでも理想の自分になれるように頑張りたいから、その人と比較して今の自分に何が足りないのかを理解するために比較するんですけど、うーん、やっぱり根底にポジティブな思考がないとそうならないような気がしますね。

基本的に諦めてないからそうなるというか、自分ならできるとか、本気出せば出来るとか、そういう気分の持ちようになる事ができたのが大きいような気がします。

だって、世界に自分自身って自分だけですよ。
そして、自分の事をより理解できているのは自分ですし、何でも知ってるのも自分ですから、その自分を一番大事に思うのは当然ですし、その自分と何もわからない他人とを比べる事って、あまり意味がないというか、比べた上で自分はダメだ、ってネガティブになるような比較は全く無意味なような気がします。

いつも「できない」と思ってしまう

何かをはじめようとプランを立てても、すぐに「できない」と思ってしまう人がいます。それは「自己効力感」の低さが原因です。自己効力感とは、自分にはできると思える感覚であり、それが高ければ、自分は何かを成し遂げることができると信じられる状態になるのですが、低下すると行動する気力が湧いてきません。

加えて、自分を信頼して行動する「自己信頼感」が欠けていると、自分の価値観に従うこともできないから、何事に対しても消極的になり、挑戦していたことを途中で諦めてしまう傾向が強くなります。

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これも基本的に僕は、やれば出来る・・・というか、やるなら出来るまでやる、というスタンスなので、出来ないかもしれないけど俺なら出来る、・・・と思ってやります。

これは、僕の心の師匠であるマスターヨーダの教えです。

違う!試すのではない!やるかやらぬかだ。試しなどいらん!

周囲への依存度が強い

自分で主体的に物事を決め、実行する場面が減る。つまり、「自己決定感」が低下していくと、周囲への依存度が増します。上司や先輩、取引先の意向を優先するようになるのです。そうすると、人に決めてもらったことを実行するため、失敗しても上司や先輩のせいにするという、他責的な傾向が強まっていきます。依存的、他責的な態度が定着してしまうと、何かを決断しなければならない局面に向き合ったときに、足踏みを続けることになります。

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これ、もしかして介護現場で自己肯定感が低い職員が多くいる感じ(個人的な体感)がする原因の一つかも?って思いました。

介護現場って、ほとんど主体的に決めて実行する場面って少ないんですよね。既にやる事とかルールは決まっていて、そこから外れた行動はほとんど許されません。

そういう環境での仕事ですから、たしかに依存度が高くなり指示待ちの職員は多くなりそうです。

そっか、指示待ちの職員が多い=自己肯定感が低い職員が多い・・・⇒職場環境がそうさせてしまっている、という構図はあるのかもしれません。

そうそう、依存的・他責的な態度の職員が多い現象も同時に発生しているように感じました。

チーム作りで重要なポイントになりそうですね。

自己有用感

周囲の人や社会とのつながりのなかで、自分が役立っているという感覚を「自己有用感」といいます。私たちの先祖は、狩猟民族も農耕民族も集団生活を送ってきました。その頃の記憶は失われても、集団の中で役立つ喜びは本能に深く根ざしています。誰かの役に立っていると実感できる環境では、少々負荷が大きくても頑張れます。ところが自己有用感が低いと、それを実感できないために力を出すことができず、継続力も発揮できません。

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人の為に頑張る仕事の介護職が、人の為に頑張る事ができない環境に追い込まれている構図もありそうですね。

自己有用感というのは初耳でしたが、これも大事なポイントですね。

僕なんかいつの頃か忘れましたけど、結構年取ってからですが、どんな状況でも自分は役に立ってるな~って勝手に思えるようになりました。

そもそも、この世に存在する全ての存在が何かの役に立っているという考え方なので、そもそも役に立たない存在などありえないわけですから、この世にたった一人の自分自身が何かの役に立たないわけがないのですよ。

これら5つの要素は、自己肯定感が低い人の特徴という事で、自己肯定感を高めたい場合には意識しておきたいポイントですね。

承認欲求は誰もが持っている欲求ですが、自己肯定感が低いままでは、自分で自分を認められないから心が満たされず、欠乏感によって他者からの評価ばかりを求めてしまいます。すると、行動が依存的になってしまいます。

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承認欲求の前の段階で自己肯定感が低い状態をなんとかしておかないといかんようですね。

承認欲求については、記事が長くなりそうなので次回の記事でまとめようと思います。

まずは、自分の自己肯定感が下がっているということを認識することが大切です。下がっているということを知るだけで、心は楽になります。「なぜ、自分がこう感じているのか」を客観視し、自覚することを心理学の世界では「自己認知」と呼びます。私たちの感情はマイナスの状態から一気にプラスに転じることはなく、必ず一度、フラットな状態になってからプラス、ないしマイナスに転じていきます。

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自分がどういう精神的な常態かを自分で知っておくという事ですね。

あー、今はネガティブだわー・・・みたいな感じかな。
僕もそういう感覚あるし、そういう感覚の時は、しゃーないなぁという感じで無理にどうこうしようとはせずに、その状態を冷静に分析するような時間をつくっているような気がします。

で、そのうちキモチとかも落ち着いてくる感じ。

そこからプラスになっていくかは時々の状況で変わりますけど、あまりマイナスの状態で長くいる事は避けるようにしている気がします。

音楽聞いたり読書したり散歩したり走ったり・・・そう、何か別の事をしてリセットしている感じがしますね。自分で認知したマイナスの事から距離を取る感じ。

自己認知がうまくできていると、自己肯定感が落ちていることを客観視できるので、「自動思考の罠」に陥りにくくなり、「感情の主導権」を握ることができるのです。

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いわゆる感情コントロールというやつでしょうかね。

そっか、マイナスの感情で言動に繋がっている時ってマイナスの感情に支配されている感じですよね。

なるほど、感情を支配する、という視点は面白いですね。
実際、そうして自分自身を支配しているのは、やはり自分自身ですからね。

最後に

最後に、僕自身が自分自身と向き合ったり、考え方をポジティブにできるようになったり出来るようになれたきっかけをくれた漫画を紹介します。

全て、島本和彦先生の作品です。

逆境ナイン

燃えよペン

炎の転校生

島本和彦

最近は、アオイホノオとかでも有名ですね。

どの作品も面白いしポジティブシンキングになれる作品なのでお勧めです。
実際、僕はこれらの作品でポジティブな考え方になりました。

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