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凄腕スパイは本当の愛の夢を見るか? 映画『007 カジノ・ロワイヤル』


 

私が初めて『007』シリーズを知ったのはおじいちゃんの書斎にあったDVDを見つけた時でした。もう何歳のころだったかも覚えていませんが、大人向けの映画というイメージだけは持っていました…
最近になって一旦アマプラに鞍替えしたので、このタイミングで観てみようと思ったらまさかの全24作品…(^-^; 多いのは知っていたもののここまでとは思っていませんでした笑

大好きなマッツ・ミケルセンが出ていてかつダニエル・クレイグ版の最初の作品ということで、とりあえずこの作品から観ていこうと思います。

あらすじ

英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。

神OP "You know my name"

序盤に流れるこのOP曲はスパイ映画っぽくない曲風に感じるんですが、聴けば聴くほどこの映画に似合っているように感じます… アクションやカジノの華やかさだけでなく、どこか悲しげな雰囲気も漂ってきて本作への期待値を爆上げしてくれました^^ 凝ったアニメーションにも注目です。

お酒!お金!ボンドガール!

こうして注目ポイントを並べると大人向けアクション映画としてコテコテですが、どれもダニエル・クレイグ版007のアイデンティティになっていた気がします^^

ヴェスパー

 

007がヴェスパー・リンド(ボンドガール)にちなんでバーテンダーに作らせたカクテル。「マティーニ ジン3にウォッカ1 キナ・リレ1/2 レモン・ピールのスライス」
完全再現するには入手困難な材料もあるらしいんですが、人生で一回は注文からしてみたいです…

カジノ

 

ル・シッフルとのポーカー対決は一生観ていたいぐらい画になっていました... ダニエル・クレイグとマッツ・ミケルセンの顔面に釘付けになるのことに加えて、ブラフや癖が絡んでくるので自然と登場人物に集中して観れると思います。

やっていることは国民の税金を使ったギャンブルという文字通りとんでもない賭けなんですが、007VSル・シッフルを観られるなら私の分の税金は是非使ってほしいです笑

ボンドガール

 

次作の『007 慰めの報酬』にもつながるヴェスパー(ボンドガール)との恋模様もアクションと同じぐらいかそれ以上に印象に残っています。
シャワールームで震えるヴェスパーを007が落ち着かせるシーンは、2人の表情とやりとりにドキドキしっぱなしでした…

最後に

やっと観れたという達成感から観た後に泣いてしまうぐらい楽しみにしていて実際面白い作品だったんですが、ネタバレせずに面白さを伝えるのはなかなか難しいです(^-^;

アクションだけじゃない、重厚な恋愛ドラマも楽しめる大人なスパイアクション映画でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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