破格のお値段でいただけるランチ。新橋のニューカマー。
新橋に春頃オープンされた「新橋 鮨 清新」さん。
オープン前からSNSなどで勢力的に活動され、その端正な握りのフォルムに惹かれ訪問する運びとなりました。
研究熱心な御主人は、大阪の鮨業界にもアンテナを張っておられ大阪の話に華が咲いた。
新橋の繁華街のビルの五階に位置し、エレベーターが開くといきなりお店が広がり少し驚いた。
丁寧な挨拶から、開始される。
春子から。海老朧が嚙まされ、甘味が重なる。柔らかく、香りも上品。
すっきりとした酸味のシャリ。温度は以外にも低く設定されマイルドでコクのある仕立て。江戸前らしい大振りなフォルムも好感を持てます。
剣先烏賊、細切りにされねっちり甘味が滲む。
鯵、ぷっくりとした身から旨味が弾け香りも力強く放つ。
平貝、豊かな風味。
鰹、酸味は穏やかでふわっと燻香が漂う。
間八、脂は軽やかで涼やかな甘味が滲む。
鮪のミルフィーユ、赤身とトロの剥がし身を重ねる。密度の濃い旨味。香りにも力があり蕩ける。
小鰭、皮目は柔らかく香り高い。
甘味と香りが高まる、車海老。
喉黒、炭の香りが香ばしく脂が溶ける。
ムラサキウニ。
玉。
追加で蝦蛄をいただく。漬け地は味わい深くみっしりと身が解けていく。
ランチが六千円也。
驚愕のコストパフォーマンス。お値段以上のクオリティーをいただける端正な握り。
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