見出し画像

素晴らしき良店「鮨 いち伍」さん。

千歳烏山、住宅街を抜けると見えてくる「鮨 いち伍」さん。

店内はスマートに整えられ、端正な空間が広がる。実に清らかな空気が流れております。

樋口達也親方の人情味溢れた接客も素晴らしい。

静かにコースが開始されます。

ビールを一杯、初夏の水茄子といただく。

盛り合わせが運ばれる。


湯葉と蓴菜、鰈、蝦蛄、蛸の柔らか煮が配置される。

函館の真ほっけとザーサイの浅漬け。

道明寺蒸し、もち米に海蘊の温かい餡が掛かる。

岩牡蠣。

剣先烏賊、とろっと甘味が滲む。直ぐ様、シャリの旨味が追い掛ける。

ふっくら力強く炊き上げられ、ぱらぱらと解ける。穏やかな印象乍ら、一本筋の通った端正なシャリ。

春子、優しい食感。旨味が凝縮され、華やかな香りが膨らむ。

鰹、酸味が心地良い。噛まされた葱が爽やかさを重ねる。

中とろ、さらっと溶け甘味を滲ませる。

鳥貝、艶っと香りを絡めシャリと解けていく。

浅蜊、軍艦では海苔が邪魔をするからと握りでいただく。旨味が繊細で香りが爆ぜる。

鯵、香り高く脂にキレがある。

小鰭、酸は穏やかで旨味を湛える。清々しい印象を受ける小鰭だ。

海胆。

お味噌汁。

穴子、ふっくらと香り高い。

玉子。

追加でいただく。

鰈、品のある香り。

赤貝、オーダーが通ってから剥かれる。実に香り高くフルーティな甘味が溢れる。

紐までいただけるのは幸せだ。

煮牡蠣、濃厚で木目細かく蕩けていく。クリーミーで火入れが抜群だ。

干瓢。

青梅のワイン煮、味わいに酔い痴れる。

御馳走様でした。

・Instagramhttps://www.instagram.com/toaru_osushino_index/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?