さぁ、夏仕舞いだ

　最近より空気から秋のエッセンスを数滴感じる。
　　残暑　なる月が始まっていくんだなぁ。

みなさんの今年の夏はどんな夏でしたか？
対面でうんうんって聞きたいところですが、今はみなさんに問うだけで我慢したいと思います。

ちなみに私の夏は、あのお店のブルスケッタを頬張りたい夏 でしたね。



私にしかわからない、あのお店のブルスケッタ。
外カリっの中フワっなフランスパンと、酸味の中にオリーブオイルのフルーティーさ、野菜の甘み、パンチの効いたブラックペッパーとバジル。

う〜んたまらない。　

夏の暑さと、日常の忙しさ。それを緩和するかの様に、酸味と素材の甘みが私を癒してくれる。

なんだか今年はいつもに増して夏がすぐに過ぎていってしまった。
夏らしいことなんて何もしていないのに。

くぅ〜、今年は浴衣着ようって決めていたのに…

っていうセリフを去年も言っていた。
悲しくなった。　また叶えられなかった。

叶えられなかった事、生きてきた中でたくさんある。
酸っぱい出来事、甘い出来事、辛い出来事。

なんだかブルスケッタの様。とか思ってしまう。

 
あー、何でこんなに色んなことが起こるのか。
何でこんなにも生きるってたいへんなのか。
と、悶々と1人で考えながらお店に入り、ブルスケッタを注文する。

ブルスケッタから
"色々あるよね。あなたの人生、色んな風味がする私と同じようなものよ。美味しいでしょ？私。"

なんて食べている時にブルスケッタが喋ったような喋ってないような。

確かに美味しい。 
そうか、私の人生今美味しい時期か。 なら何も出来ていない私を嫌わずに、今の私味わってあげないと自分が可哀想だな。

ブルスケッタが私の蒸し暑く、不安定な夏を建て直してくれたんですよね。

次は9月。これから残暑だ。
まだ蒸し暑い日が続く日もあるだろうな。

暑さと、自分にバテそうになったら

またあのブルスケッタ、食べにいこう。

ではっ