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【要点】『「思考」が整う 東大ノート。』

突然ですが、みなさんは、もっと上手くノートを取りたいと思ったことはありませんか?

私は「ノートコンプレックス」があり、そう感じていました。ノートを取ると、発言メモのような無秩序な形で書いてしまうことが多かったのです。

そこで手に取った本が、本日紹介する『「思考」が整う 東大ノート。』です。

東大生は「見返さない」のに「頭に入る」

本記事では、そんな東大生のノートについて、私が学んだ3つのポイントをシェアします。

東大生は板書しない

東大生は記憶力がいいのではなく、整理をするのが上手いと著者の西岡さんは本書で書いています。

では、どのように整理しているのか?

1つは常に「頭を使って」います。頭を使わずに、板書を写すのではなく、自分の言葉で覚えやすいように、情報を整理して書くのです。

例えば、順番を並び替えたり、共通点を書き出したり、類義語や対比語を書いてみたり…タイトルをつけたり、そのタイトルも⚪︎⚪︎は?と問いの形式にしてみたり…

例えるなら、服をタンスにしまう時です。東大生は服を綺麗に畳んで、種類別にしまっている。服の色別にしまったりして、必要な時にすぐに取り出しやすいように服を畳んでいる…

服が情報で、タンスが自分の頭の中、服を畳む行為がノートをとる、になります。

白紙に書き出す習慣

東大生は学んだ内容を、何も見ずに白紙に書き出すことを習慣にしています。この方法は、記憶の定着に最も効果的だと先日読んだスタンフォード大学の星校長の本にも書かれていました。

さらに白紙で書き出すことを習慣化することによって、アウトプットするためにインプットするよう癖づくので、さらにアウトプットしやすくなると本書で書かれていました。

明確なルールでノートを整理

東大生はノートの見た目が美しいとされていますが、それは彼らが明確なルールに従って整理しているからです。本書では下記のようなルールが提唱されていました。

⚪︎(概要や論点)
 ⚫︎上記を分解して整理    
  ◉上記の具体例や中身     
   ・もっと具体的な内容や注釈内容

ルールを作ることが、ノートは美しく書く方法だと、本書の内容を何も見ずに白紙に整理して書く際に実感しました。

勉強のノートはもちろん、仕事のノートなど広く応用できる内容でした。

【編集後記】
先日、サウナの効果的な利用方法について書いた記事を実際に試してみました。結果は「効果絶大」でした。サウナウォッチを用いて、リアルタイムで心拍数をモニタリングすることで、ととのうために効果的な入り方が実践できました。こちらも継続したいと思います。

また来週更新します。

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