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スマホスタンドを作ってみた もっと、もっと改良版

しつこいようだが、先日来、「スマートフォンスタンドを作ってみた」「同 改良版」「同 さらに改良版?」という記事で、3Dプリンタで作った自作スマホスタンドを紹介した。そして「同 またまた改良版」「同 もっと改良版」でさらなる設計変更をした。
いい加減にしろ、というほど改造を繰り返して来たが、ここら辺で落ち着くことが出来るのだろうか。


 前回のこいつ(↑)が想像していたよりも巨大で、存在感が大きすぎるものになってしまった。巨大なおにぎりの型にも見えて、機能的には何ら問題ないものの、ちょっと邪魔くさい存在になってしまったことは否めない。

 見ているうちにまた改造魂に火が付いてしまった(実のところただの優柔不断なだけだ)。
 そこで、思い切って後部をぶった切ることにした。
 こんな感じで。

スマホスタンド改造

 予想はしていたが、重心の位置がだいぶ前に来ている。
 最初の頃に作ったモデルの重心位置は下図の場所だったから、今度のモデルの重心はスマホを置く部分との位置関係で見れば、言うほど前には来ていないと思われる。しかし、新しいモデルは重心位置がやや高い。

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重心が高いということは不安定ということだろう。
スマホをスタンドに載せてしまえば安定しそうだが、スマホを置いた瞬間はどうだろう。
そこで、モデル上にスマホに模した箱を置いて重心を検証してみた。

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 青い重心マークがスマホとスタンドを合算した重心だ。スタンドの重心よりも後ろに位置しているので前に転倒することはない、ということだろうか。
スマホを置いた瞬間は下図の矢印の位置に力が掛かる(?)が、スタンドの重心より前ではありながら、前にコロンと行ってしまいそうな位置のようには見えない。

重心位置



 ともかく、プリントしてみることにしよう。
 なお、脚の後部はわけあって下図のように結合してみた。

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 で、プリントして出来たのがこちら。
 加工時間は約3時間。

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 で、スマホを載せると・・・、

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 まぁ、いいんじゃないでしょうか。
 転倒することは無さそうです。

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 さてここで、これまでのモデルの変遷を並べて見てみよう。
 ここに掲載している以外にも失敗作があるので、実際にはもっとあるが、記事にしたのは今回を含め以下の6つ、7パターンだ。
 どれがお好みでしょうか。

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②          ③


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まあ、一番最後の⑦が一番シンプルではあるが、ぶっちゃけ、個人的にはどれでもいいかな。

おわり

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