急な夏日と体調
気温が急に上昇すると、それだけで身体の不調をうったえることがあるらしい。考えてみればそりゃそうだ。
人間の身体は、体温を維持するように作られていて、暑くなれば発汗して寒くなれば筋肉を収縮して対応する。しかしそういった瞬発的な反応だけではなくて、一定期間の気候に順応するような仕組みがあると思われる。
どういうことかというと、その時期の平均的な気温に対して反応するということだ。。同じ20℃でも冬の場合と夏の場合で感じ方がかなり違っていて、冬の20℃は熱くて汗をかくくらいだが、夏の20℃は寒くて震える。つまり温度の絶対値で身体の反応が決まるのではなく、相対的な変位に対して反応するということだ。
ということは、この5月のゴールデンウィークに急に夏日になったりすれば、身体は順応出来る訳がない。それでも人は昨日までの行動をそう簡単には変えられないから、不調にもなるというものだ。
こういう時は努めて静かにしているのが良い。
良い天気だからと言って運動をしてみたりすると、思いの外こたえたりしてもおかしくない。
何を隠そう今日の私がそうだ。
予想以上に疲れた。
天気の良さに調子に乗ってサイクリングときたもんだから、水分を補給しているのに妙に喉が渇くし、身体が火照るし、気怠い感じがつきまとう。
自覚的にセーブしていたつもりで、サイクリングは午前中には済ませたし、午後は特段運動をしなかった。それでも、普段と違う身体の感覚に戸惑っている。
熱中症には程遠いからと言って安心するのはまだ早い。
今日は飲み過ぎ無いように注意して早めに床に就くことにしよう。
おわり
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