2024年1月の記事一覧
映画『黒い司法 0%からの奇跡』
理想を言えば、司法が正義と慈悲を持って裁くのであれば間違いは起こらないと信じたいだろう。現実には、司法が何かの偏見や利害関係に毒されていないとしてもなお、真偽を正しく決することは出来ない。いかなる証拠を集めようとも、反対側から見れば違って見えるものだ。もちろん、誰かが嘘をついていない前提だが。
社会に生きる以上、私たちは様々なバイアスから逃れることは出来ない。
肌の色だけで罪人と決めつける
映画『バッド・ランズ』
そうと知らずにNetflixで観始めて、途中で何となく気になって原作者を検索した。
この映画の原作となった『勁草』を私はまだ読んでいなかったから、そのまま続きを観るか迷ったが、結局最後まで止めることが出来なかった。
大阪弁を聴くだけで嫌だという人は知り合いにも複数いる。けれど私自身はそんなことはない。何なら、関東育ちのくせに大阪出身かと大阪出身者に聞かれたことがあるくらい、変な喋りをしてい