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妄想紙[vol.33] June

 長岡研究室(MELC)で開催する「カフェゼミ」が60回目を迎え、今年度初めてカフェゼミの準備をした学生にも、何回か準備したことがある学生にも、今回のカフェゼミは各自の「経験学習」につながっていました。この「経験学習」をする上で大事にすべきことを、長岡先生がエッセイで紹介しました。そのあと、ゼミ生が行った様々な「経験学習」を見てみてください。

自分自身のことに関するエスノグラフィーをオート・エスノグラフィーと呼ぶが、オート・エスノグラファーになったつもりで、自分自身の認知バイアスの状態をセルフチェックしてみるのはどうだろう。日々の自分を観察し、不快感や怒りを覚えた時の様子を注意深くモニタリングしていると、心と体の動きがなんとなく掴めてくる。

「健全じゃない自分に気づく」


カフェゼミ(マグカッププロジェクト)

◆ZERO WASTEのはじまり/まる

今回カフェチームでは紙コップの消費を減らす取り組みを始めた。今までのカフェゼミでは、マグカップを忘れてしまった方や、仕事帰りでマグカップを持ってくることができなかった方に、紙コップを渡し、お茶を出していた。今回からは、紙コップを使わずに、ゼミ生が家からマグカップを複数個持って行き、貸出用のマグカップを用意した。実際に、当日は14個の紙コップの消費を減らすことができた。

「ZERO WASTEのはじまり」


◆みんなで取り組む消費の問題/ペパーミント

カフェゼミの企画段階で「マグカップの貸し出し」の案が出たとき、私は少し不安だった。なぜならば、来場者から「衛生面から使いたくない」といった声が多く出るのではないかと思ったから。さらに、ゼミ生から「複数個マグカップを持ち歩くのは大変」といった声が上がっていた。だから、ゼミ生のみんながマグカップを持ってきてくれるという確証がなかった。

「みんなで取り組む消費の問題」


◆やってみよう/しょう

大切なのは結果じゃなくて、新しい取り組みにチームでチャレンジできたことだと思います。今回のカフェゼミも、ひとつひとつがオリジナルの名札をつくってみたり、お菓子のガチャガチャを出してみたり。マグカップ以外にも、これまでにないチャレンジができました。毎回ちがった取り組みがあることに『カフェゼミらしさ』をすごく感じます。

「やってみよう」


カフェゼミ(受付)

◆直感のままに。/タカラム

しかし、実際に机を動かしてみると「なんか違うな。」そんな気分になった。人は王道に寄せたがることがほとんど(実際に自分もそう)だけど、それが正しいとは限らなくて、「これは無いだろう。」と思っていたものでも実際にやってみることで意外とカチッとハマったりする。

「直感のままに。」


◆「なんかいいね」を積み重ねる/まめきち

今回この受付の机に長机を使ってもカフェゼミは無事に終わっていたと思う。しかし丸机に変えたことで受付の雰囲気が温かくなる感じがあった。これからも無事に終わらせようではなく、今回の受付の机のようにたくさん試しながら「なんかいい」という感覚を積み重ねてつくるカフェゼミが私はやりたい。

「なんかいいね」を積み重ねる」


カフェゼミ(ガチャガチャ)

◆やってみることの大切さ/さとしな

お菓子ガチャ玉というのはガチャガチャで使用するカプセルの中に内容の違うお菓子が詰められたものである。ガチャガチャの装置は段ボールとペットボトルで作られており、本物のガチャガチャのように回すとカプセルが出てくる仕組みとなっている。お菓子の内容をそれぞれ変えることで「カプセルの中のお菓子何だった?」「そのお菓子はどんな味がするの?」といった対話のきっかけになればと製作した。

「やってみることの大切さ」


カフェゼミ(ラジオ)

◆失敗して、また挑戦する。/こーたろー

失敗していいうちに多く打席にたつ。
その言葉を聞いたとき、改めて本当にその通りだと思った。

「失敗して、また挑戦する。」


カフェゼミ(ロールモデルなんていらない?)

◆だから魅力的なんですよ/クマノミミ

個人の話だとそうなるが、それこそまさにカフェゼミもそうではないかなと思った。カフェゼミ#〇〇がよかったからそれと同じカフェゼミにしようではなく、毎回変わって、成長して行くのが、カフェゼミの魅力ではないかなと思った。私が準備した6回のカフェゼミは毎回違ったし、毎回成長していた。だから安定と安心を探るのではなく、また新しいこと、長岡ゼミだからできることをやっていきたいと。

「だから魅力的なんですよ」


◆正解は自分の中に/みき

キャリアが人それぞれだけど、キャリアコンサルタントとして仕事で実際にやっていることって何だろう(正解を与えること?)という疑問を持ったので、直接打ち上げのタイミングで本人に聞いてみました。
すると、「問いを投げるんだよ。キャリアは色々だから本人にしか正解がない。コンサルタントとしても唯一の正解はないから問いを投げて答えを考えさせるんだよ」とおっしゃってくださいました。

「正解は自分の中に」


◆未知の自分に出会うためには?/ドュードル

物事の良い面を見つけ、それに対して行動することは、悪い面を見つけて行動することよりもはるかに難しい。しかし、自分の置かれた場所で踏ん張ることでその先には、今は予測できないワクワクがきっとある。

「未知の自分に出会うためには?」


◆成長するために必要なこととは?/プリン

確かに将来の心配をせずに周りの人が助けてくれる学生のうちに挑戦への怖さを克服しておくべきだ。まだ抱える責任の少ないうちに悔いのないように挑戦し、失敗し、考え、一歩ずつ自分を成長させていきたい。

「成長するために必要なこととは?」


「ザ・トゥルー・コスト」の鑑賞

◆考えを一歩進める/コウディー

今回自分が感じたことや考えたことをさらに考えることで、入ってきた情報以上のものを学ぶことが出来たと感じた。与えられたことをただ受け取るだけでなく、それについて疑問を持つこと、自分の頭で考えることを癖付けていこうと思う。

「考えを一歩進める」


越境活動からの気づき

◆「自分がなにかすることを自分で赦してあげる」ということ。/天野ケータ

だけど、いざ参加して感じたのは、「”始めちまったもんは仕方ねえ”って腹括れたら大抵未来の自分がどうにかしてくれる」ってこと。現在時点の自分は、「何かすることを自分に赦してあげる」だけでよかった。それだけだった。

「「自分がなにかすることを自分で赦してあげる」ということ。」


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