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RASの形成に基づいたInputの最適化

こんにちは、エンジニアをしております。田中です。現在本配属されたばかりで、プロダクトの理解に追われる毎日を送っております。そんな中、もっと早くプロダクト全体を理解して「最強の部下(別記事)」になれるのかという課題に直面しています。そこでこのInputを脳科学的に見て最適化できないかと考えこの記事を認めることとしました。

RASとは?

Reticular Activating Systemの略で、日本語では、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と言う。簡単にいうと情報のフィルターだ。人間が全ての情報を受け入れてしまうと、処理スピードが間に合わずにパンクする。エンジニア的にいうのであれば、全てのどんなリクエストであろうと処理をするということだ。人間はスケールアウトもスケールアップも難しいため、捌けずパンクしてしまう。パンクを防いでいるのがこのRASというフィルターなわけだ。RASは日々変化していく。自分が妊婦になった時に周りに妊婦が増えたように感じるように。新車を買ったら、同じ車に目が行くように。その時々の興味関心及び知識に応じてRASがはりめぐさられることがわかるだろう。

RASの網目を細かくする

漁業で使う網をイメージしてほしい。網目が細かければ細かいほど様々な魚をとれるように、RASも網目を細かくして情報を引っ掛けるようにできるはずだ。ただ、どのようにしてRASを形成し網目を細かくしていくのか。自分なりの答えはこうだ。「骨格を形成したのちに肉をつけていく」。いろいろなところで耳にするやつだ。文章を書く時によく先生にいわれたものだ。料理をするときでもそうだ。カレーを作りたいと思っていて、カレーの作り方の大枠を知らないのに、玉ねぎが上手くなる切り方を知っていてもカレーは作れない。全てにおいて大枠を知り詳細を知らなければ本当の意味で詳細を知ることはできないだろう。玉ねぎのその美味くなる切り方とやらは本当に美味しいカレーをつくるという目的に対しても有効な切り方なのか。これはカレーというものの概要を知らなければわからないことだ。大枠から詳細を捉えることが重要なのはなんとなく把握できたところで、RASの話に戻る。プロジェクトの全体を理解するという目的かにおいて、プロジェクトに関する情報全てにRASを張り巡らしたい。その上で、いろいろな情報を取りこぼしなく吸収したい。であれば、プロジェクトの大枠を見定めて網自体の大きさを決めなければならない。そこさえ決めれば後は吸収してRASの網目を細かくしていけばよい。

 Inputを最適化させるために行っていること 

前節で話した通り、全体を捉える必要がある。そのために、プロジェクトに関わるメンバーがたずさっているタスクを洗い出しざっと理解しマッピングしていく。マッピングしたら、それぞれの要素の関わり合いはどういう関係か線を引く。そのようにすると徐々にRASの形成がなされる。それを行ってからは、会議で話していることはわかり始めてきました。
網を作ることを意識して、知識と知識を繋げていきましょう!!

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